物について考える②(ウール100%)

DVDで、
ウール100%
という日本の映画を見た。
岸田今日子さんと吉行和子さんが、
拾い物が趣味の奇妙な姉妹を演じている。

梅さんと亀さん。

二人は大きなお屋敷に暮らしているけれど、
そこは二人の拾ってきたゴミでいっぱい。
でも、部屋のなかはゴミという感じでもなく、
拾われてきた物たちは大事に大事にされている。

二人は毎日毎日拾い物を探しに行くが、
ある日真っ赤な毛糸だまを沢山拾う。
その夜から、
今までおとなしいと思っていた
「物」たちの本当の姿が見えてくる…。

かなり奇妙なお話だった。

どの映画館で公開していたのかと思ったら、
東京ではユーロスペース。
納得。

赤い毛糸玉は、
「アミナオシ」という女の子になった。

彼女は、
今まで拾われてきた物たちの姿を、
どんどんどんどん暴いていく。
モノノケ達がいっぱい。

梅さんと亀さんの忘れられた記憶も、
どんどんどんどん蘇ってくる。
モノノケとなった物たちとともに。

モノノケって、
化け物のように思っていたけれど、
ひょっとして「物の気」なのか?!

持ち主のさまざまな気持ちを吸い込んだ、
「モノノケ=物の気」?!
ならば、良いも悪いもあるのではないかしらん?
作り手のさまざまな気持ちを吸い込んだ、
「物の気」?!だってあるかも知れぬ。

そんなことを思いつつ、
物との出会いも一期一会なら、
気持ちの良いものと出会いたいもの。
やっぱり真剣勝負なのだな、きっと。

 

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