NHK きょうの料理&タカラ酒造 日本料理教室(講師:瓢亭 高橋英一先生)


12月11日(土)は朝から南武線に乗って、谷保駅にあるエコール辻東京まで出かけてきました。NHKのきょうの料理タカラ酒造さんの主催する日本料理教室へ参加。登録していたメールでお知らせをいただき、応募したら当たったのです♪ わ~い☆嬉しい☆☆☆同伴者1名OKとのことでしたので、興味があるというお友達を誘って参加しました。


谷保駅には初めて降り立ったので、会場は駅から近かったのにも関わらず、少々迷ってしまいました(笑)。道中、私たちと同じ地図を広げた方をおふたりお見かけし、「あ、同じイベントですね!」と四人で会場入り。結局その方々と調理台も試食のテーブルもご一緒させていただきました。(テーブル番号などはあらかじめ決められていたので、一緒になったのは偶然です。)


10時過ぎに始まり、終ったのは14時近く。たっぷり4時間弱のイベントでした。講師の先生は京都の有名な老舗料亭の、瓢亭14代目高橋英一先生。撮影は試食の時のみOKでしたので、イベントの様子や先生のお写真はないのですが、こちらは「きょうの料理4月号」に詳しく掲載される予定だそうなので、気になる方は是非チェックしてみてください。おそらく3月中ごろに発売ではないでしょうか。

今回の料理教室のテーマは酒とみりんでしたので、講義の最初はそのふたつのお話がありました。テイスティング(試飲)などもしてみたり。料理酒もみりんもそのまま試飲したのは初めてで、なかなかカルチャーショックな出来事でした(笑)。やってみるものですね~。ふむふむ。

その後、高橋先生のデモンストレーションがあり、いよいよエプロンをして実習。調理場に行くと、下処理の必要なものは事前に準備されており、半分を自分達で作るという格好になっていました。それでも肉や野菜を切ったり、煮たり、焼いたり。出汁は先生の用意してくださった美味し~い出汁を使わせていただきました。出汁だけでも感動の美味しさ!


上の完成三品と、以下の一品、一品は、私と友人の実習作です。まずは大根と鶏肉の炊き合わせ。大根と鶏肉と言えば我が家でも大好物の組合せです。それを丁寧に教えていただき、新しい作り方を知ったと大喜び。しかもやっぱり上品な仕上がり。

家庭料理なら、大根は下茹でしなくてもOKと高橋先生。大根独特のくさみも旨さのうち、とのこと。なのでそのまま直接出汁で煮ていきましたが、くさみなんてとんでもない。柚子の香りも手伝って、下茹でなしでもとっても上品な香りと味で、美味しかったです。少しとろみがかっているのは、鶏肉の皮を焼いた後、片栗粉をまぶしてから煮たので。こうすると見た目のつやが出て美味しそうになりますね!

盛り付けは、先生のなさったのを丁寧にメモっていたお友達がしてくれました。褒められていましたよ♪


こちらの盛り付けは私。甘鯛とおこわ(白蒸し)を重ねてから蒸し、その上に彩りの華やかな具の入った葛餡をかけていただきます。飯蒸し(いいむし)というお料理だそうで、関東出身の私たちふたりはなじみがなかったのですが、先生に聞くと、京都や関西では良く食べられているものだそうです。白蒸しは自宅で用意せずとも餅屋で買えるとおっしゃっていたので、そのことからも、よく食べられているお料理なのだなぁと思いました。だって、餅屋自体がピンと来ない私です(笑)。

ご飯の代わりにもなる、と先生がおっしゃっていたように、このお椀だけでもなかなかボリュームがあり、とっても美味しかったです。雑炊でもない、お雑煮でもない、なんとも新食感!(私にとって、ですが。)カニ、菊菜、銀杏、しめじという具も豪華です。

小さい銀杏を縦3つに切ろうというとき、先生が私の横に立たれ…。内心、「このタイミングで来るんですか~、ここに!」とドッキドキ。不慣れなプロ仕様の研ぎ澄まされた包丁もドキドキなのに(笑)。思わず手が震えそうでしたが、本当に震えたら危ないので、こらえて頑張りました(笑)。縦3つでなくとも、好きなように切ればよろしい、とのことでした。

菊菜とは春菊の仲間だそうで、京野菜をわざわざ用意してくださったとのこと。香りは春菊より穏やか。茎の部分が短く、葉の部分の大きい形をしていました。


こちらは鰆の南蛮焼きと舞茸の山葵よごし。南蛮というのは甘酸っぱい味つけのことかと思っていたら、どうやらそれは違う様子。南蛮地とは葱の入った漬けだれのことで、葱の代わりに柚子の輪切りを入れると幽庵。幽庵に味噌を足すと味噌幽庵…といろいろ教えてくださいました。今回は南蛮焼き。この下味はすでにつけてありました。串を刺して網焼きを。(お友達がしてくれた。)串は下火から焼く焼き網の場合はするとよいが、上下から火がくる家庭用の魚焼きグリルなら、特別しなくても大丈夫とのことでした。

舞茸の山葵よごしも舞茸を網焼きに。香りが立っておいしくなる。他のきのこでも良いようです。山葵よごしとは、先々代の裏千家の家元さんが好んで使った言葉だと教えてくださいました。口に入れてすぐにツーンとくるほどの量でなしに、口に入れてちょっと後に鼻に抜けるくらいの加減にしなさい、と教えていただきました。とても美味しかったです。


こちらの南蛮焼きは、お隣さんの作ったものを撮らせていただきました。というのも、先生が盛り付けのデモンストレーションをしてくださったから。あぁ、やっぱり、皮面を上にするべきだったなぁ…(反省)。

切り身の焼き魚は皿の左上に空間を開けて、左下から右上に斜めに盛るのだそうです。そして添え物は右下から中央に向けて。なるほど~!ちなみに、炊き合わせも飯蒸しも蓋付きの器に盛り付けました。蓋付きの器、わが家も欲しいな~。和食器を見に行きたくなりました。

実習中は高橋先生以外にもたくさんの先生方にお世話になり、大変勉強になりました。それに出来上がったお料理は、どれも本当に感動的な美味しさでした☆試食後の質疑応答でも惜しみなくたくさんのことを教えてくださり、夢のような一日でした。習うって素晴らしいことだな~と改めて実感。とても素晴らしい機会を与えてくださり、NHKさん、タカラ酒造さん、辻調さん、そして高橋先生とそのお弟子さんの方々、すべての皆様、ありがとうございました(^^)。一緒に行ってくれたお友達にも感謝です。

そうそう全然関係ないのですが、高橋英一先生にお目にかかり、なんだかデ・ニーロにみたいだな~なんて思ってしまった私です。参加した小学生の男の子が「お父さんと弟にも食べさせてあげたい」とコメントしたら、先生、感極まってうるうる…。その様子に不謹慎にも私は心の中で、「アナライズ・ミー」のロバート・デ・ニーロ様を思い出しておりました(笑)。終ってからお友達には話したら、「似てるかも~!」って言ってくれましたよ。高橋先生、素敵です。

----------------------------------------------------------------------------------------

ここからはおまけです。
帰ろうと1階に降りていくと、エコール辻東京の方が「クリスマスツリーご覧になりましたか?パンとパスタで出来ているんですよ。どうぞ見て行ってください♪」と声をかけてくださいました。

近づいて見てみると…。本当だ~!オーナメントがプレッツェルとかペンネとかで出来ている!かわいい~。さすがはお料理学校。

入り口に飾られたリースも、パンとパスタの飾り。それにバターナイフまで!こういうアイデアも楽しいですね☆パン屋さんとかレストランとかもこんな風に飾ってあったら、遊び心と余裕のあるお店って感じで、なんだか入ってみたくなるかもしれません。素敵☆

他にもロビーをじっくり見てみると。お友達が「見て!これ、飴細工だよ~!!」うひゃ~~~、本当だ。テレビチャンピオンとかで見たことあるけど、本物を真近で見たのは初めて。す、、、凄い。これって力がものすごく要る作業だと聞きますよね。伸ばしてツヤを出すのとか。

写真を撮っておいてどなたの作品だかメモって来るのを忘れてしまうという失礼な私ですが、男性の方の作品でした。(たしか、そう。)在学中の方なのでしょうか?卒業生なのでしょうか??それとも学校の先生の作品なのでしょうか???(尋ねればよかったな、、、。)

なんだかお料理学校って面白いところだなぁ♪


ふと後ろを振り返ると、朝は急いで通り過ぎた受付の壁に、気がつかなかったけれど辻静雄さんの写真が。わぁ~♡ 今日は日本料理教室だったけど、辻静雄さんの本、大好き。

なんだか、「ようこそ!」って言ってくれてるような気分になりました。帰り際の出会いだったのに、ね?!最高に楽しくハッピーな一日でした。


 

人気の投稿