ベス・チャトー・ガーデンのティールームにて

 7月16日(土)に、エセックス州のコルチェスターという町にあるベス・チャトー・ガーデン(Beth Chatto Gardens)に出かけてきました。コルチェスターと私たちの滞在している町の距離は車で3時間程度。ケンブリッジを過ぎて、さらに東の海の方まで行きます。

 この週末の天気予報は土日とも終日雨でしたが、「実際は1日中ずーっと雨ということもないんじゃない?」とかなんとか言いつつ、例のごとく雨&寒さ対策をバッチリして、けっこうな雨量の中を出発したのでありました。

 案の定、雨は降ったり止んだりの繰り返し。しばらくすると雲は厚くかかっていても、雨粒は落ちてこなくなりました。

 途中こんな素敵なボリジ畑を発見!運よくこの時は雨も降っておらず、ボリジ畑のすぐ近くに一時駐車の出来るスペースがあったので、車を降りて写真を撮りました。ボリジだと分かったのは帰り道にもう一度ここを通った時でしたが・・・。

 ベス・チャトー・ガーデンの駐車場に到着すると、とたんにドシャ降り!しばし車の中で待機。駐車場にはそれでも何台も車が停まっており、私たちと同じようにしばらく雨の様子を見ている人も。反対にナーサリーでの買い物を済ませ、苗を持って車まで雨の中をダッシュで戻ってくる人の姿もありました。

 時間もちょうどお昼時。雨の様子を見ながら、まずはお昼ご飯でも食べましょうと、敷地内にあるティールームに入りました。

 入り口で食べ物や飲み物を買ってから好きな席に座るカフェテリアスタイル。けっこうな広さがあり、すでにたくさんの方がお昼を食べたりお茶を飲んだりしていました。お庭を見ずに、このティールームとナーサリーだけ利用する地元のお客さんもいるのかもしれませんね。

 それぞれのテーブルには、こんな風にかわいく小さなお花が活けてありました。使っているフラワーベースがなんだか和風な感じですね~。これ、地元の陶芸家の方の作品のようで、ショップで購入することもできるようでした。

 また、季節ごとにいろいろなイベントもやっているようで、テーブルの上には9月にある花のスケッチのワークショップの案内が出ていました。ガイドツアーなどもあるようで、なかなか面白そう!ここが家から近かったら、スケッチなどはぜひ参加してみたかったなぁ~と思いました。

 壁にはベス・チャトー・ガーデンの50周年を記念したパネルの展示がありました。この土地が初めはどのような状態だったのかや、それをどのように庭に仕立てていったのかなど、また、今までどんな活動をしているのかということや、様々な賞を受賞した時の様子などが紹介されていました。ベス・チャトーさんは今年で御年88歳になるイギリスの有名なプランツウーマンです。

 雨はまだやむ気配がありませんが、ティールームの中はとても静かで暖かいです。寒い日だったので私は【本日のスープ】と紅茶を注文しました。もーりーはBLTサンドとエスプレッソのダブルを。

 スープはいろいろな野菜がたっぷりと入ったものに、茶色の雑穀パンがついてきます。茶色のパンとはいってもよくある固めのパンではなくふっわふわ。とっても美味しかったです。サンドイッチはボリュームたっぷり。買うときに「お皿を使いますか?」と聞いてくれるので、お皿に移し変えて食べたほうが安全。もーりーさん、美味しいと言いながらも、何度もトマトがポロリとお皿へ・・・(笑)。

 お値段は、スープが£4.20でサンドイッチが£3.30、飲み物はそれぞれ£1.50と£1.60で、2人分の合計は£10.60です。

 ちなみに、こちらのティールームに限らないんですが、コーヒーはレギュラーだとかなり薄いことが多いので、もーりーさんは最近エスプレッソがメニューにあれば、エスプレッソのダブルを好んで注文しています。これでわりとしっかり目のコーヒーという濃さのものが出てきます。つまり、いわゆるエスプレッソよりは薄めなのだとか(笑)。この傾向はコーヒー専門店でないかぎり、わりとどこでも同様のようです。

 ティールームからはこちらのお庭の目玉のひとつであるグラベル・ガーデン(砂利の庭)を眺めることが出来ます。写真は帰り際に雨が上がってから外で撮ったものですが、これとほとんど同じような景色がカフェから見えるんです。

 エセックス州は本来、イギリスで最も雨の少ない土地なのだそうです。風も強く乾燥の激しい土地で、このベス・チャトー・ガーデンのある地域ではそれほどでもないそうですが、場所によっては夏場に節水の指示の出るところもあるほどなのだとか。

 グラベル・ガーデンはもともと石と砂利ばかりの不毛の土地で、最初は駐車場として使っていたのだそうですが、今は底に乾燥に強い植物が植えられています。このコーナーはちょっとした実験的な庭として地元の大学などからも注目されており、授業で見学などに訪れる様子が日本のテレビでも紹介されていました。私たちが訪れた日はたまたま雨の降る日でしたが、実はこのグラベルガーデンは雨以外には水遣りをしないというコーナーなんです。

 もちろんそれでうまく育たない植物も中にはあるそうなのですが、そういうものはこの環境にあっていないものとして、別の場所で育てるのだとか。おなじグラベル・ガーデンの中でも「新しく植えて様子を見ているコーナーです。こちらは根付くか分かるまで水遣りをしています。」と書かれた一角もあり、段階的に様子を見ながら庭を作り上げているようでした。

 それでは、次回はいよいよベス・チャトー・ガーデンの中へと一緒に入ってみましょう!

 

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