コルチェスター・キャッスル・ミュージアム

 ベス・チャトー・ガーデンを後にした私たちは、コルチェスターの街へ行ってみることにしました。コルチェスターはイギリスの中で最も古い記録の残っている町なのだそうです。町の紹介にはBritain's Oldest Recorded Townと書かれています。

 イギリスの最も初期の人類の記録は500,000年前の石器として残っているそうで、このコルチェスターのあるエセックス州からも何百という数が発掘されたいるのだとか。

 写真はコルチェスター城というもので、こちらは1076年にデューク・ウィリアムというノルマン人によって建設が開始されました。城は主にローマ人の遺跡の廃墟から持ってきた石材を用いて建てられたとのことです。数年の歳月を経て建てられ、最終的には1125年に3~4階建ての形に仕上がったそうです。

 城は何百年もの間に様々な人の手に渡り、時には牢屋として使われた時期があったり、天井が崩れ落ちたりと、多くの時を経て今もこのような形で残っています。その間もちろん修復や改築なども繰り返され、1860年にはすでにミュージアムとして一般市民にも公開されていたそうです。

 現在のコルチェスター・キャッスル・ミュージアムは、中は大きな吹き抜けの形になっており、鉄筋などで多少手が加えられ、回廊のような感じでフロアーが上下に分けられています。このスタイルになったのは1934年から1935年とのこと。通常は大人一人£6の入場料が必要ですが、私たちの訪れた日は何やらお祭りの日だったようで、ひとり£2の入場料で見学することが出来ました。

 このコルチェスター・キャッスルは、現存するノルマン人の建てた城のうちで最も大きく、そのミュージアムとしてのローマ人に関する考古学的なコレクションは、イギリス国内で最も優れた展示と言われているそうです。

 ミュージアムの展示は時代ごとにコーナー分けがされており、石器時代⇒鉄器時代⇒ローマ人の侵入⇒ローマ人の暮らし⇒サクソン人とノルマン人の町⇒中世とチューダー朝時代などなどといったテーマの展示を見ることができます。

 こちらの暖炉は15~16世紀のテューダー朝の頃のものなのだとか。相当に大きいです。中に大人が何人も入れるくらい・・・と言ったらその大きさが分かりますでしょうか。

 と、ここまではミュージアムで買ってきたガイドブックを参照しながら書いたのですが、以下の展示品の詳細は申し訳ありません、メモってこなかったので分からなくなってしまいました^^;

 ここから写真4枚は同じコーナーにあったので、18世紀頃のほかのヨーロッパ諸国(フランスなど)との貿易でやり取りした品物だと思います。ワイン用のピッチャーや壺、コップなどの焼き物が現在でも使えそうなデザインで可愛らしいなと思い、写真を撮りました。

 ウールのブランケットも、とても保存状態よく残っていますね。ほとんど虫食いなどもなく、いろも綺麗なままです。細い糸で薄手に織ってあり、柔らかくて温かそうですよね。

 もっと古い時代のコーナーには、日本の縄文土器に似たような模様のついた素朴なものもたくさんありました。

 こちらは18世紀頃のものとあり、かなり現代のデザインに近いですよね。今でも十分に使えそうな感じです。

 割れてしまっていますが、模様も色も素敵な陶器のピッチャーです。

 こちらは時代が分かりませんが、革製品に模様をつけるための道具のようです。

 同じく時代が分かりませんが、ブラス(?)で出来た装飾付のカップです。もち手の部分に赤い石がはめ込まれています。かなり傷んでいますが、最初はおそらくかなり豪華なものだったのではないでしょうか?何を飲むためのものだったのか・・・気になりますね!

 と書いておきながら、ちゃんと解説を読んでメモって来なかったことが今さら悔やまれます~^^;ミュージアムのサイトではコインなども見られますので、興味のある方はそちらもぜひぜひ見てみて下さい。小さい博物館でしたが、その内容はかなり濃く、とても面白かったです。

 

コメント

人気の投稿