ヨークのウーズ川クルーズ

 パブでサンデーランチを食べた後は、少し散歩をしてから、ウーズ川の遊覧船に乗ることにしました。船に乗るのは大好きで、こういう観光クルーズがあるとすぐに乗りたくなる私たちです。

 写真は降りるときに撮ったものなのですが、こんな感じの船に乗って、ウーズ川を45分かけてクルーズします。その間は操縦してくれる男の子が、”息をつく間もないほどに”ウーズ川沿いの建物や橋、周辺のガイドをしてくれます。英語でかなり早口なので全部は聞き取れませんでしたが、「あの屋根の上に黒猫の彫刻があるよ」とか、「この建物はいついつのもので、最近までレストランやクラブとして使われていたけど売りに出され、先週買い手が決まったよ」などなど、いろんなことを教えてくれます。

 ヨークはキャットトレイルという猫の彫刻を巡る散策コースの地図なども用意されており、クルーズではそのうちのひとつを見ることができます。(残念ながら写真はタイミングを逃して撮れませんでした。)キャット・トレイルの地図はこちらです。

 船室は二階に分かれていて、もちろん景色を見るなら天井のない二階が良いけれど、階下にはバーやお手洗いがあり、そちらにもたくさんの座席があります。料金はひとり£7.50で、現金のみの支払いでした。いくつか乗り場はあるようでしたが、私たちはLendal Bridgeという橋の袂から乗りました。

 こちらにYork Boatのサイトにリンクをしておきますね。チケットは予約も出来るそうです。また、クルーズの種類もたくさんあります。私たちの乗ったのはYCC(York City Cruise)というものです。

 ウーズ川には、クルーズ船以外にもたくさんの船が停泊しています。中には写真のような面白い船も。船のカフェです。と言ってもお客さんが中に入るわけではなく、店舗が船になっていて、客席は河岸にあります。

 河岸側から見るとご覧のとおり。Sticklebacks River Cafeという名前がついています。コーヒーや紅茶だけでなく、ケーキやパイ、ジャケットポテトやスープ、キッシュなんかも食べられるみたいです。ビールもあるみたいでした。こういうカフェも面白いですね!

 川の途中でUターンします。他にもたくさんの船が走っていますね~。小型のボートを少人数で借りることも出来るみたいでしたよ。家族で乗っている人々を見かけました。そちらは自分達で操縦するタイプです。同じくYork Boatのサイトから詳細を見ることが出来ます。(Red Boatという名前のようです。)船の上でピクニックというのもいいですね!

 私たちの泊まったクイーンズホテルの前もクルーズ船が通ります。こちらはQueen Staithという地域。クイーンズホテルのあるエリアは、河岸と言ってもかなり夜は静かでした。反対に対岸はパブなどがあって賑やか。お店の多くもこのホテルの対岸の方にあります。川を一本隔てただけで、立地としてはとても観光に便利なのにとっても静か。部屋数も多いホテルですが、ホテルの中も豪華ではありませんけど静かで落ち着いた感じで、良いホテルだと思います。朝食や部屋の様子はまた後ほどご紹介しますね。

 そうそう、アーチになった壁の内側がホテルの駐車場です。台数に限りがあり有料ですが、建物の中なので安心です。ここに停めきれなかった車でも、河岸のスペースがホテルや隣のレストランの駐車スペースになっているようで、そこを利用することも出来るようです。写真でも一台車が停まっているあたりです。でも公共の駐車場ではないので、ホテルを利用しない場合はパーキングマークを目印に別のところへ・・・。城壁の外側に24時間駐車場がたくさんあるようでしたよ。城壁の内側は5時間までなどのショートパーキングがメインのようです。

 さて、Queen Staithの対岸は、賑やかなKing Staithです。河岸にずらりとテーブルと椅子を並べたパブやレストランがあり、昼も夜も賑わっていました。

 このKing Staithの裏側がずっと繁華街になっています。朝も早くから市が立ち、夜はライブハウスのように生演奏を聞けるパブがいくつもあったり、ヨークミンスターや他の教会がライトアップされていたりと、遅くまで楽しめます。夜はお店はパブ以外は早く閉まってしまいますが、ウィンドーショッピングもまた楽しいものです。幽霊ウォッチング用の監視カメラのあるお店なんてのもありましたよ!夜の街の様子もまた後ほどご紹介しますね!

 橋のこともちょっとご紹介しましょう。ヨークにあるウーズ川(River Ouse)には3本の橋が架かっています。クイーンズホテルは真ん中にあるウーズ橋(Ouse Bridge)の袂にあります。そして今回私たちがヨークボートのクルーズに参加したのが写真のレンダル橋(Lendal Bridge)の袂から。

 レンダル橋は1863年に開通された2番目にできた橋で(1番目はウーズ橋)、そのデザインは同じくヨークのウーズ川に架かるスケルダーゲイト橋や、ロンドンのビッグベンの横にあるウエストミンスター橋をデザインしたThomas Pageという人によるものだそうです。イギリスの代表的なヴィクトリアン・ゴシックの橋なのだとか。この橋はもともとは有料だったそうで、その徴収は1894年まで続いたそうです。内訳としては歩行者はハーフペニー(現在は1ペニーが最小単位なので該当する通貨はありません。)、動物が1ペニー、馬車が2ペンスだったということです。

 ヨークは中世の街の様子の残る場所として有名なところです。その歴史についてはHistory of Yorkというサイトを参考にさせていただいています。橋の歴史なども、より詳しく知りたい方はそちらのサイトを参照してみて下さい。

 こちらは3番目に出来たスケルダーゲイト橋(Skeldergate Bridge)です。1881年に開通したそうです。こちらも最初は有料橋だったそうで、料金所は現在もそのまま残っています。(カフェなどになっていたようでした。)料金の徴収は1914年まで続いたそうです。

 こちらはスケルダーゲイト橋の装飾です。星や白いバラなどで飾られており、可愛らしいです。白いバラはヨークの花だということです。

 橋の袂にはこのような建物があります。おそらくこれが昔の料金所の跡地なのではないでしょうかね。現在は写真のようにカフェやティールームになっているようでした。

 え?カフェの看板が見えないって?そ、、、そうですね。こちらThe Perky Peacock Coffee Shopという看板が出てまして、私たちがこの写真を撮った時にはもう営業時間が終っていたんですが、このカフェを紹介しているブログを見つけたので、ここにリンクさせてもらいますね。英語ですけれど、写真は楽しめると思います。なんだかとっても素敵なカフェですよ~。もしまたヨークに行くことがあれば、是非行ってみたくなりました。

 ウーズ川には他にもいろいろな大きさの船が停泊しています。同じような遊覧船もあれば、個人の家のようなものも。

 家のような船の船主たちは、船を岸につないで屋根の上にテレビのアンテナを立てたり、植物の鉢植えを置いたりしています。そして本人達は岸にテーブルと椅子を出して寛いでいたり。本当にここにそのまま住んでいるのかな?という人もいれば、船の横に派手な文字でHireの文字が書かれてあり、賃貸の船だと分かるものも。

 こういった賃貸の船ナローボートと呼ばれ、動くコンドミニアムとして貸し出され、船に滞在しながら、川を伝ってイギリス国内を旅することが出来るのだそうです。イギリスを車で走っていてもキャンピングカーをよく見かけますが、ボートでも同じようなことが出来るのですね~。面白いです。

 というわけで、ウーズ川クルーズは、人の住んでいる船まで見ることができる面白い遊覧船でした。

コメント

LiLA管理人 さんの投稿…
夏の観光地っぽいですね.
冬はやっぱり凍ってしまうんですかね.
橇ツアーになったりして.
Sana さんの投稿…
★LiLAさん、おはようございます~。川とか湖ってどのくらいの寒さで凍るんですかね?試しに「River Ouse」と「Winter」で検索してみたら、まわりは雪の積もる中、カヌーをこぐ人々の写真が出てきました!このクルーズも2月や11月はやっているみたいです。12月と1月は休みのようなので、やっぱりその辺りは凍ったりするんですかね~???言われて見るとすごく気になります。橇ツアーも面白そう(笑)。
chiblits さんのコメント…
流石にイギリスですね~どこを見ても写真になる景色ですね。 カリフォルニアと雲泥の差! 行ってみたいです。
Sana さんの投稿…
★Chiblitsさん、こんばんは!
ヨークは中世の建物の多く残る街なんだそうです。独特の雰囲気でとても面白い街でしたよ~。

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