コッツウォルズの自動車&おもちゃ博物館①


もうかれこれひと月以上経ってしまいましたが、7月23日(土)に、コッツウォルズのボートン・オン・ザ・ウォーターにある、Cotswold Motoring Museum & Toy Collectionという自動車とおもちゃの博物館へ行って来ました。これはもちろん車大好き男の、もーりーさんのお楽しみの場所。そう、コッテージパイを食べたのと同じ日にちの同じ場所です。

コッツウォルズまでは日帰り圏内なのですが、ナビで「最速ルート」検索をすると、高速利用でやや遠回りをする指示(直線距離では最短ルートではない道)が出ます。高速に乗ると道幅も広く信号もありませんし、速度も基本的には一定で、地図上で多少遠回りでも時間としては短いというわけでしょう。イギリスの高速は料金もかかりませんし、途中にはサービス(トイレ、レストラン、小売店)もあるので、何かと便利です。

が、コッツウォルズまでの道のりは、それでは面白くないのです!あえて、ここはカントリーロードを走ります!というのがもーりーさん(笑)。山道大好き男でもあるのです。平坦といわれるイギリスだって、それなりにアップダウンもあり、トンネルのほとんどないイギリスだって、木々の作るうっそうとしたトンネルはならあったりして、涼しい風がとても気持ちが良いのです。干草を積んだのんびり走行のトラックに行く手を阻まれても、高速道路からは見ることのできない、素晴らしい景色が堪能できます。

それにこの日はとてもお天気の良い日で、どこかでクラシックカーのレースかなにかあったのか、反対車線では、人生の何回分くらい見たかしらね?というほどの、ジャガー E-Type が次々と走って来るのでありました。「もう今日でEタイプは人生4回分くらい見たね」ともーりー(笑)。自動車博物館に行く前に、もうジャガーは充分見ちゃった・・・という感じ?!いやいや、そんなことはございません。


入り口にもジャガー、ジャガー、ジャガー(笑)。そういえばトップギアなどを見ていると、ジャガーの英語での発音って、ほとんど「ジャッグァー」とか「ジャッギュアー」とか聞こえます。司会のジェレミーの言い方だと、後者の方が近いかな・・・。言いにくいです。

それから、本日の写真は8割方もーりーさんの撮ったものです。中には(車じゃないものなど)私の撮ったのもあるけれど。それから「あ、あれ、撮って!」と言って撮って貰ったものも。というわけで、本日の写真の解説は、本当はもーりーさんに書いてもらうのが一番いいんですけれど、本人は当然お仕事に行っていてそんな暇はありませんので、博物館のショップで買ったカタログ(というかガイドブック)からひろい読みいたしまして、書けるだけのことを書いてみたいと思います。どうぞよろしく。

ちなみにカタログは、現在新しくなったというものが£2.50で売っておりまして、それ以外に、ショップの商品を£30以上買うと、以前のものを1冊オマケでつけてくれます。もーりーさんがTOP GEARの水陸両用車チャレンジの模型を3点買ったので、私たちは以前の古いカタログもオマケでいただくことが出来ました。以前のカタログにも一応£1.99と値札が付いておりましたので、ひょとしたらこれも買うことも出来るのかも。内容が異なるので、両方欲しい方は聞いてみると良いかもしれません。

あ、そうそう、入場料は大人一人£4.35でした。
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Cotswold Mortoring Museum & Toy Collection
The Old Mill, Bourton-on-the-water,
Gloucetershire GL54 2BY
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それでは、その2冊を参考に、ジャガーの項を見てみましょうか。(以下【 】内の文章は、博物館のガイドブックを読みつつ私が勝手に翻訳したものでございます。間違っている箇所がありましたらごめんなさ~い。)

それでは上の写真から。こちら、もーりーさん撮影の1956年のジャガーXK140というもの。この車、この博物館のハイライトのひとつのようで、新旧両方のカタログに出ております。新しいものでは表紙を飾っておりますよ。この【ジャガーのXKシリーズは1948年に登場し、1961年にEタイプが登場するまで作られていた車】だそうです。

カタログには【ジャガーは今ではワールドクラスとの評価をされていますが、その始まりはとても質素なものでした。】とあります。そして古いほうのカタログには、この1956年のXK140の価格が次のように書かれています。【他のライバル会社のものと比較すると、ジャガーの価格は驚くほど安く、XK140は、1956年には£1720で売られていました。】


【William LyonsとWilliam Walmesleyは1922年に、バイクのサイドカーを作るスワロー・サイドカーズ・カンパニーを設立しました。そして次第にそのビジネスを、刺激的な自動車のボディの製作に拡げていきます。やがてスワロー・サイドカーズはSS Car Ltd.に発展しますが、第二次世界大戦に伴いその名前が使えなくなり、SSの名を捨てジャガーの名を選ぶことになります。】

そのスワロー・サイドカーズ時代に、William Lyonsさんのデザインしたのがこちらのオースチン・セブン・スワローという車だそうです。こちらは旧ガイドブックに解説が載っています。

【この車は、William Lyons卿が決して醜い車を作らなかったことを物語っています。】とガイドブックには書かれています。【ジャガーの創設者のひとりであるウィリアム・ライオンズ卿は、自分の自動車工場を持つ前には他のメーカーの車を改良することに専念していました。スワローはその初期ものの1つで、オースチン・セブン・クラシックスという車をベースにし、£185で売られていたものです。顧客は上品で威厳あるカスタムカーを手に入れましたが、その価格は慎ましいものでした。Vスクリーンやラウンドルーフにつながる美しいラインは、25年後のXK140でも見られるものです。】(Sir Lyonsの日本語表記は、ほかのジャガーに関するものを参考にしました。)

ほい、お次はBMWです。

【モーターサイクルと航空エンジンで知られるBayerische Motoren Werke(BMW)は、1928年にThe Dixi Motor Companyを獲得し、自動車市場に参入しました。The Dixiはドイツでオースチン・セブンをライセンス製造し、The Dixi 3/15として販売していた会社ですが、1928年の後半にはThe Dixiの名前を改め、BMWの名を冠した最初の車が登場しています。】


【1930年代にはいくつかのとても興味深い車が製造されましたが、中でも1938年の6気筒2リッターエンジンの327カブリオレは、全ての無駄を省いた最も美しいものでしょう。】

ガイドブックには"Did you know?"(知ってた?)と書かれたマンガの吹き出しもあって、例えば、【BMWの丸い形の中に白とブルーが二色ずつ描かれたマークは、プロペラの隙間から見える、空と雲の色を表現したものなのだそうですよ。】という豆知識も知ることが出来ます。


こちら、奥にある赤い車は【1922年製のローヴァーのヴァンです。空冷エンジンというものを採用している車】だそうです。そして【乗り降りするドアーが助手席側に1枚あるきり、という今までにない面白いものでした。】OXOというのは食品メーカーで、現在もいろいろな商品を販売しています。


さて、ここはおもちゃ博物館でもあるのです。本物の自動車だけでなく、このようなミニチュアもたくさん飾られています。このショーケースはひとつ上でご紹介したような、商用のヴァンのミニチュアのコレクションです。ノベルティグッズかなにかなんでしょうかね?たくさん集まると見ごたえがあります。


この博物館は、【イギリス国内でもっとも充実したエナメルサインボードのコレクションが見られる場所のひとつ】なのだそうです。【エナメル製の看板は1880年代に登場し、1950年代頃まで建物の壁を賑わし、車を運転しながら通り過ぎる人々に商品を宣伝することが出来たので、整備場やガソリンスタンドのオーナーに人気がありました。これらの看板は、自動車に乗る生活が確立し始めた20世紀前半のイギリスの暮らしと商業の魅力的な様子を、今の私たちに伝えてくれます。】


こちらはジャック・レイクさんの整備場を再現したコーナーです。ジャック・レイクさんというのは、ボートン・オン・ザ・ウォーターで自転車屋さんを開き、その後60年間自動車整備場を営んでいた方なのだそうです。ここにあるものはほとんどが実際の整備場にあったものだそうです。

整備場のあった場所は現在、コッツウォルズ・パフューメリー(香水屋さん)になっています。その建物の裏側に、たしかに自動車の整備でも出来そうなひろい空間があり、そちらは現在アンティーク屋さんになっています。


ジャックさんと電話?!備え付けの懐かしき黒電話の受話器を持ち上げると、このコーナーの解説が聞けるようになっています。なかなか雰囲気のある話し声をしていましたよ。


もーりーさんもジャックさんと電話?!「これこれここをこうしてほしいんやけど・・・。出来る?」おや?!あなた様は整備をする側ではないんですか?なんちゃって(笑)


ジャック・レイクさんは車の整備をするだけでなくガソリンも提供し、また車そのものの販売もしていたのだそうです。

こちらの博物館には写真のものの他にも、たくさんのガソリン用の手動ポンプや電気式のポンプがあるそうです。

さて、本日はここまで。②に続きます。お楽しみに~♪


 

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