コッツウォルズの自動車&おもちゃ博物館③

 本日は予約投稿でございます。コメント欄は開けてありますが、お返事が少し遅れるかも知れません。

 さて、ボートン・オン・ザ・ウォーターのMortoring Museum & Toy Collectionの記事も3回目を迎えました。上の写真はなんだかお分かりになりますか?そう、これは、昔のキャラバンです。キャラバンというのは何かと申しますと、今で言うところのキャンピングカーですね。車につなげて牽引して走るタイプ。日本では一体型のものをよく見かけますが、アメリカやここイギリスでは車は車として普通に毎日通勤や買い物に使い、休日は車の何倍もの大きさの(あるいはもう少し小さい)キャラバンをひっぱって出かける姿を目にします。(もちろん一体型もあり。)

 数年前に幕張メッセにRVカーの展示会を見に行ったことがあるのですが、海外物のキャンピングカーやキャラバンは本当に多種多様でとても面白かったという記憶があります。(日本のメーカーのもコンパクトな中に工夫がされていて面白かったです。)

 そのキャラバンの、すごく昔のもの。木製でなんだか可愛らしい色や形、装飾までついています。この写真では分かりにくいのですが、なんと窓はステンドグラスにまでなっているんですね、これが。(写っている窓以外のところには色つきの装飾ガラスがはまっていました。)当時のものとしてのグレードがどのくらいなのか分かりませんが、大きさも相当広々と大きく、設備も充実しています。本当にちょっとした部屋という感じ。

 こちらは上のキャラバンの内部の様子。オイルバーナーが二口も備え付けられています。その隣にはシンクもあるのだとか。展示としては、キャラバンの中はその他いろいろの同時代の雑貨がごちゃっと飾られ、ロープが張られた外側から見るようになっていました。キャラバンとしての道具だけが入っているという感じではなかったので、内部の写真の掲載はこの1枚だけにしますが、旧ガイドブックを読むと折りたたみ式のディバイダーまであり、内部の部屋を仕切ることまでできるようになっているのだそうです。

 こちらのキャラバンはアンジェラと呼ばれる1923年のものなのだとか。アンジェラというのはメーカー名かシリーズ名かな?現在でもイギリスにはクラシック・キャラバン・クラブというものがあるようで、こういった古いキャラバンを手入れをしながら使っていたりする人々がいるようです(驚)。

 キャラバニング(と書かれている)は第一次世界大戦後に流行し始めたそうで、その頃はキャンプサイトも少なかったため、農場や荒野の中で人々はキャンプを楽しんだのだのだそうです。

 古いキャラバンをもっと見たいという人、こんなサイトを見つけましたので、どうぞご覧になってみてくださいませ~。【The Period & Classic Caravan Club

 キャンピングカーとかキャンプというとワイルドな遊びというイメージですけど、このキャラバン見ると可愛らしくって、ワイルドライフからはかなりイメージ遠ざかりますよね~(笑)。ピクニックに木製のクラシックキャラバン。平地の牧草地の続くイギリスならではの自然との親しみ方という気がしてしまいます。ほほえましい感じ。

 さて、キャラバンが流行るまでの時代は、馬車が人を運んだり、野外の生活(ジプシーなど)や旅の手段の主流でした。この写真は商売用ってな感じのものですが、このようないわゆる「車」以前の乗り物もたくさん展示されております。面白い形の自転車なども。

 なにしろこの自動車&おもちゃ博物館は7つのコーナーに分かれて展示がされており、思いがけない広さなのです。もちろんサラ~ッと見ることもできますけど、ひとつひとつじっくり見ようものなら、いくら時間があっても足りないくらい。まぁ、本当に、イギリスの方々はものを集めるのが得意ですね。

 最後に車と一緒に記念撮影~☆こちら、ワタクシめと同じ年に生まれたミニ・クラブマンでございます~。(え?隣の変なおばはん邪魔やて?)クリーム色がかった黄色がかわいい。ミニ・クラブマンは1969年に登場したそうで、ブリティッシュ・レイランド(後のBMC)で作られていたのだとか。ミニは現在はドイツのBMWの車になってしまいましたね~。ここのガイドブックでも、"Goodbye to old friends"と題されて、【偉大なるイギリスの自動車会社車の名前の多くは、現在では外国の会社のものとなってしまった】・・・と書かれております。ちょい切ないね、、、。

 ところで、「イギリス人の選ぶ車の色はほんとに地味やね~」ともーりーさんが日々つぶやくように、現在のところ、あまりこのような黄色い車が走っているところは見かけません・・・。カラフルな車も作られてはいるんでしょうけど、あまり売れないのかな~?日本の道路に走っている車は本当にカラーバリエーションが豊かだと、ここに来てあらためて思います。

 こちらはほかの車ですけど、車の中の展示の様子もおひとつ。おそらく車と同時代のピクニックバスケットに、なんと後部座席にはチャイルドシートまで!

 もーりーさんは外で写真を撮って欲しいというので、最後に入り口で。満喫できましたでしょうか~。

 博物館入り口のショップも、きっと大人も子供もたのしめると思いますよ~。コレクション癖のあるダンナ様をお持ち&車好きのお子さんをお持ちの奥様お母様は、財布の紐をキツメに締めないと・・・かもしれません(笑)。

 初回に書いたかもですが、もーりーさんはここでトップギアの水陸両用車チャレンジの3人分(ジェレミー、ジェームス、リチャード)の模型を買いました(笑)。1個£12弱。おかげで旧ガイドブックとBrumのポスターまでいただいて、「トップギアのこの回見たのかい?」と博物館の方と話が盛り上がったりと楽しかったです。日本で見たと言ったら、とっても驚いていましたよ(笑)。私は現在のガイドブックと、第2回でご紹介したヘスケスのくまさんのピンバッチを買いました。

 というわけで、3回に分けてお送りいたしましたコッツウォルズの自動車&おもちゃ博物館はおしまい。本当はまだまだ車の写真もたくさん撮ってきておりますが、とてもご紹介しきれません。もっとたくさん見たいという方は、どうぞぜひボートン・オン・ザ・ウォーターまで足を運んで見て下さい。(ちなみに、この手のモーターミュージアムは、イギリス国内にまだまだいくつもあります。)お付き合いありがとうございました~。

コメント

lce2 さんの投稿…
いやー、盛り沢山のレポートでした!
やはり、お二人とも、車が好きなんですねぇ。それプラス、観察力が凄いです。

茶目っ気のある博物館で楽しそうですね。エゲレスに持ってる印象が少し変わりました。
アン さんの投稿…
Sanaeちゃん、こんばんは~☆
このキャラバン、凄く趣がありますね。私は、
「今度家を建てるなら古民家風!」と思って
いるくらいですから(思うだけね。笑)全てが
気になります。
ミニ・クラブマン、可愛い~♪ 昔、日本にも
こんな色の車がありましたね。そっ、Be-1。
欲しくって欲しくって、息子が呆れていましたよ。

最近、キャンピングカーに関心があるんです。
もし、東海沖地震が来たら…絶対便利でしょうね。
でも、駐車スペースが無いのと、メンテが大変と
聞いて諦めかけています。
Sana さんの投稿…
★lce2さん、こんにちは!
長いものをお読みいただきありがとうございます~。嬉しいです。私はもともとは車の「ク」の字も知らない人だったんですが、一緒にこういう博物館を見たりしているうちに面白いな~と思うようになりました(笑)。

イギリス人の物集めと保存にかける情熱(?)は筋金入りなのかもしれません・・・。
Sana さんの投稿…
★アンさん、こんにちは!
キャンピングカー、私も一度体験してみたいものの1つです。以前展示会を見に行ったのですが、それもすっごく面白かったです。大きいのはもちろん驚くほど豪華で大きいのですが、小さいのは本当に機能的にコンパクトに出来ていて、それもまた魅力的でした。憧れますよね~。

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