イギリスで手巻き寿司を作って食べる

日本への帰国前は、それまでに買い込んだ食材を整理しつつの食事でした。実際は私たちの出て行ったその数日後に、入れ替わりで再び別の方が同じ仕事で入居するということで、調味料や冷凍食品、日持ちのする食材などはそのままでOKでしたので助かりました。(私たちも同じようにして引継ぎました。)

この日は欧州産こしひかりの「夢にしき」の食べ納めということで、それなら海苔もそろそろ湿気ってしまうとよろしくないのでと、手巻き寿司に挑戦することにしました。用意した具は下から時計周りに

 ・ツナマヨ
 ・きゅうり
 ・納豆(アジア食材店にて)
 ・梅干しペースト(Waitroseにて)
 ・スモークドサーモン

といったところ。アボカドも使いたかったのですが、熟れ加減の満足のいくものがなかったので、それは断念。

寿司飯を作るときの寿司酢は手作り。フィッシュ&チップスを食べる時につかうモルトビネガーと、珈琲を飲むときにもーりーさんの使っているブラウンシュガー(私はこれを他のお料理にも使用。日本でもきび砂糖を使ってます。)、それから塩を合わせて作りました。分量はお米3合分で

 ・モルトビネガー 大匙4
 ・ブラウンシュガー 大匙3
 ・塩 小匙半分

という感じです。ただし、この大匙小匙は計量スプーンがないので、大匙=カレー用スプーン、小匙=ひとつまみかふたつまみ、というようなあんばい。あとは味を見つつ調節しました。(とくに砂糖は一度に全部入れずに味見をしつつ加えます。)

寿司桶ももちろんありませんが、£1で以前買っておいた木製のサラダボウルが役立ちました。これに炊き上がったご飯を移し変え、そこに上記で作った寿司酢を加えてさっくりとよく混ぜ合わせます。そうそう、ご飯を炊くときの水加減はいつもよりやや少なめに。寿司酢の水分がありますので。モルトビネガーとブラウンシュガーを使ったので、出来上がった寿司酢はかなり色の濃いものになりましたが、それもご飯に混ぜてしまえばそれほど気にはなりません。

そうして、食卓で各自好きな具を好きなように巻いていただきます。手巻き寿司なんて久しぶり。ちょっぴりワサビをきかせたスモークドサーモンときゅうりの手巻き寿司は最高!

ワサビはテスコで調達しましたが、香りもよく、ツーンとくる加減も程よい感じで、なかなかいけるものでした。スモークドサーモンもテスコで調達。スコットランドのものだそうで、おそらくサンドイッチなどのためだと思いますが、すぐに使えるようにと、四角く切ってある一番小さいパッケージのものを選びました。このスモークドサーモンもとっても美味しかったです。(パッケージの写真は撮り忘れてしまったので、なんというメーカーのものだったか、それともテスコブランドのものだったか、残念ながら覚えておりません。)きゅうりはイギリスの太くて大きいきゅうりを、真ん中の柔らかい種の部分を取り除いて使いました。

日本にいる時には、わが家は小さい子供もおりませんし、手巻き寿司などほとんどまったく食卓に上がることはないのですが、海外暮らしをしている時にはこんなものでも「お寿司を食べた~!」という満足感が得られ嬉しいものです。それにやっぱり大人2人の食卓でも、たまにはこんなお遊び的なお食事も楽しいもの。

ほかに海外暮らしでも比較的簡単に出来るお寿司は、チラシ寿司やオイルサーディンを使った押し寿司(よく油を切ってから作ります)などがあります。(それぞれアメリカ、スペインで作って時々食べました。)両方とも海苔さえ必要ないので、チャレンジするのにハードルは低目かも。寿司酢は手作りしなくても、探してみるとイギリス系スーパーでも置いてあったりします。

私はもともとただの旅行で外国に行っていた時でも、現地のものはもちろんですが、どうしても海外での日本料理に興味があり、「恋しい」というのとは別の理由で食べに行きたくなってしまいます。献立に誤解がある場合でさえ面白いと思ってしまうし、外国人がやっていても美味しければなんとなく嬉しい。

今回はほとんど毎日自炊していましたので、じつは1回も日本料理屋には行っておらずそれがちと残念。(よく考えたら、イギリスでは旅行の時も行っていないので今だ体験ゼロ!いつか行ってみたいです。)その代わりスーパーマーケットの日本食材やそれに変わりそうなものはいろいろと見て周り、なかなか充実しているな~と驚きました。そういうのもとても面白かったです。(おそらく皆さん毎日いろいろ工夫しておられることと思います。)

というわけで、イギリス料理ネタよりも和食もどきネタが多くなったわけですが、非常に限られた時間の中ではありましたが、なかなかそれなりに料理を楽しめたような気がして、自分的にはかなり満足しております。失敗だったとあえてひとつ言うならば、昼の社食の様子がかわいそうだったもーりーさんに気兼ねしてしまって、和食ばかり作りすぎてしまい(焼そばばかり・・・?!)、結局ワインをあまり飲まなかったことが悔やまれます(笑)。

食事が残念だったというお話は、やはり誰からどんなタイミングで聞いてもいたたまれないものです。もし次回イギリスに来ることがあったら、弁当でも持たせて(今回は「いらない」とのことでしたので)、食事が楽しみになるような1日を過ごしてもらいたいな~。そうすれば、夕飯に楽しめるものの幅も広がりますからね!


 

コメント

lce2 さんの投稿…
「苦労してますねぇ」

「苦労してましたねぇ」
に変わってしまったのが寂しい・・・。
Sana さんの投稿…
★lce2さん、こんにちは~。
苦労と言うよりは、半分以上遊びの感覚なので、あぁ面白かったなぁ!というのが、本人の感想です(笑)。日本で外国の料理を作ろうと思うのと同じかも・・・。

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