イングランドからスコットランドへ②境界地点とジェドバラ


”イングランド最後のカフェ”を通りすぎてしばらく行くと、とうとうスコットランドとの境界地点までやってきました。

スコットランドとイングランドは今でこそグレート・ブリテンとしてひとつの国になっておりますが、かつては戦の絶えなかった別々の国。「ようこそスコットランドへ」と書かれた下にはゲール語での表記かな。スコットランドはゲール語ではAlba(アルバ)と言うのだそうです。ゲール語は英語とともに、現在でもスコットランドの公用語なのだとか。

立て看板のデザインも聖アンデレの十字(St.Andrew's Cross)と呼ばれるスコットランドの国旗を表しています。Wikiによると、この国旗は9世紀頃から使われていたという言い伝えもあるそうで、そうなると世界最古のもの・・・となるそうです。


こんな岩もありました。こちら側には【SCOTLAND】の文字。裏側には【ENGLAND】の文字が刻まれています。


もーりーさん、ヨークからここまで、長距離運転お疲れ様!

じつはこの岩の前では、キルトを履きバグパイプを抱えたおじさんが演奏を行なっておりました。ちょうど車を降りたときに終ってしまったのですが、「スコットランドに来た~!!」という気持ちを盛り上げてくれる演出。写真を撮りたかったのですが、演奏が終ると休憩に入っちゃったみたいでどこかに消えてしまいました・・・。残念!


境界地点の風景はこんな感じ。今までと突然変わるというわけではありませんが、気温はかなり低くなってきており、8月1日と言えども半そでのTシャツではちょっと寒いくらいでした。


スコットランドへ入って10マイルばかり先へ進むと、ジェドバラ(Jedburgh)という町へ到着。こちらはとくに目的地というわけではありませんでしたが、インフォメーションセンターがあったので、トイレ休憩も兼ねて車を降りてみることに。駐車場の近くの道の上に、こんな素敵な道しるべがありましたよ。町にはちょっとした観光スポットがあるようです。


インフォメーションセンターの裏手にはなにやら重厚な建物が。こちらは現在はジェドバラ・アビー(Jedburgh Abbey)と呼ばれているもので、いつもの通りWikiの説明を見てみると、こちらは12世紀に建てられた聖オーガスティン修道院の廃墟なのだそうです。


800年もの長い間聖母マリアを奉っていたこの修道院は、20世紀初めに修復の計画もあったようですが、現在では歴史的建造物のひとつとしてこのままの状態で保存されているのだそうです。廃墟となった理由のひとつとしては、16世紀の宗教改革があります。その頃、安全上の理由から別の場所に新たな修道院が建設され、修道士達はここを離れたとのこと。

ジェドバラはスコットランドとイングランドの国境の町で、イングランドのニューキャッスル・アポン・タインと、スコットランドの首都であるエジンバラの中間地点にあります。グレートブリテンというひとつの国に統合するまでの長い期間、ここはたびたび戦の舞台となった場所でもあるのだそうです。

21世紀の現在はそのようなことを想像するのも難しいほど、ひっそりと静かなたたずまいの場所だったのですが・・・。


こちらがインフォメーションセンターです。ここではエジンバラやスコットランドの無料ガイドブックが手に入るので、それを1部ずついただきました。ついでに、エジンバラまではもう少しドライブせねばならないので、スコットランド民謡を集めたCDも1枚、旅のお供に購入しました。


遠くに風力発電の設備が見えました。相変わらず雨は降ったり止んだりです。


 

コメント

lce2 さんの投稿…
イギリスの歴史は奥が深そうですね。
同じ島国でも、日本は一つの国で本当に良かったですよね。
Sana さんの投稿…
★lce2さん、こんばんは!
旅をした後で訪れたところのことを調べると、どうしても歴史にぶつかりますね。背景の出来事を知らないとただの廃墟になりますし、知ればまた違った世界が生き生きと広がってくる・・・という気がします。日本も戦国時代などの戦の時代があったのは、少々似ているような気もします。

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