フル・スコティッシュ・ブレックファスト

 再びエジンバラ観光記の続きです。8月2日(火)の朝、Aヘヴン・タウンハウス・ホテルのダイニングルームで、朝8時半に朝食をいただきました。2階の部屋から階段を降りてダイニングルームへ行くと、前日の夜に街へ出かけるときに見送ってくれたデイヴィッドさんが「グッド・モーニング!」と笑顔で迎えてくれました。デイヴィッドさんはここのホテルのオーナーさんです。ダイニングルームにはすでに私たち以外の宿泊客の方々が席についていました。

 席につくと、インド系のボーイさんが飲み物や朝食の種類を聞きにやってきました。朝食はフル・スコティッシュ・ブレックファスト以外にも、パンと飲み物だけのコンチネンタルや、パンと卵とベーコンだけの簡単なもの、反対にフル・スコティッシュ・ブレックファストに魚料理をプラスするボリューム満点のものといろいろ。飲み物はもーりーが珈琲を、私が紅茶をお願いしました。

 ジュースとシリアルはバフェ・カウンターに置かれており、自分の好きなだけテーブルへ持ってきて食べるようになっています。

 テーブルにはこのように、エジンバラの旧市街のハイストリートを描いたランチョンマットが敷かれていました。

 もーりーさんの前にはまた別の絵柄のものが。カルトン・ヒルというところから見たエジンバラの街の風景のようです。

 有名な人の絵なのかも知れないのですが、ちょっとこの写真では名前が判読できず分かりません。尋ねてみればよかったな~。こういうの、お土産にも良さそうですよね。でも、サイズは日本でランチョンマットとしてよく売っているものより、かなり小さめです。本当にお皿の下にちょこっと敷くってな大きさ。

 まずはトーストが運ばれてきます。薄型の食パンが三角形に切ってあるところがイギリス流。

 トーストも白いパンまたは茶色いパンかを選べます。もーりーさんは白いパン、私は茶色のパンが好き。と言っても、それほど正確にピッタリと白・茶色半々で出てくるわけではありません(笑)。白2枚分に茶色1枚分でした。バターやジャムも好みのものをバフェ・カウンターからもらってきます。

 トーストスタンドに出てくるもの良いですよね。トーストスタンドは古道具屋(アンティークショップ)などでもわりと良いお値段で売られているのを見かけます。人気の商品なのかも。イギリスらしい食卓の小道具なので、私も良いのがあったら欲しいなと思いましたが、手頃なお値段のものに出合わず、今回は手に入れることができませんでした。これもまたいつかのお楽しみですね~。

 ジャーン!こちらが運ばれてきた朝ごはんです。別々のものを注文しても、同じテーブルなら同じタイミングで運ばれてきます。奥がもーりーさんの注文したスクランブルド・エッグとベーコンのお皿。卵はかなりたっぷり。いくつぶんあるのでしょうね。味つけはテーブルの塩・胡椒で各自好みにするのですが、隣にあるベーコンがけっこうな塩辛さなので、卵には何もかけずにベーコンと一緒に食べるとちょうど良いかもしれません。

 そしてこちらが私の注文したフル・スコティッシュ・ブレックファストです。中央下から、ハギス、ベーコン2枚、目玉焼き、ソーセージ、ブラックプディング、ジャガイモのパンケーキ(?)、焼きトマト。ドキドキですよ~。本当に(味的に)自分に食べ切れるのだろうかと。何しろ生まれて初めて食べるものが二つもあるんですもの。

 ハギスはスコットランドの郷土料理。羊の内臓のミンチをオーツや玉ねぎ、ハーブなどと混ぜてから羊の胃袋につめて蒸すという手の込んだ食べ物。こうして文字にするとギョギョっとしますが、これがどうして、なかなか美味しいのです。かなり好きな味。もっと食べたいな、というくらいの感じで、いつかまたスコットランドに来る機会があったら、是非パブなどでハギス料理を注文してみたい私です。

 ブラックプディングは豚の血入りのソーセージ。同じようなものはスペインでも食べられている(モルシージャといいます)のですが、ブラックプディングの場合はソーセージというよりもパテのような舌触りで、パンなどにつけて食べるとこれまたなかなかの美味。

 スコットランド名物がサンプラー的に食べられるお得なメニューがこのフル・スコティッシュ・ブレックファストという感じでした。やはりこちらを注文するとホテルの人も喜びます。ハギスなどはご覧の通りちょっと独特な食べ物なので、ホテルの人もお客さんの反応が気になる様子。食べ終わったのを見計らって「いかがでしたか?」と尋ねられました。

 ”予想に反して”すっかり気に入ってしまった私は、思わず"I love it!"(私これ、大好きです!)と言ってしまいました(笑)。フル・スコティッシュ・ブレックファストを注文するだけでもニコニコだったのに、さすがにこれは喜ばれましたよ~。でも本当に、ハギス、もう一度食べたいなぁ!

 ふぁ~!朝からお腹一杯!!本当はキッパーなどのお魚にも非常に興味があったのですが、さすがにいくら大食いの私でも、まだ朝からそこまでは食べられません(笑)。(まだ、って、いつかは食べられるようになるつもりでいるのでしょうか・・・?)

 オーナーさんのデイヴィッドさんには「たった1泊じゃエジンバラはとても足りないよ!」と言われたのですが、本当にその通りです!朝食だけだって1泊じゃ食べ切れませんわ!2~3泊していたら、魚料理まで試すことが出来たのに!<え?残念がっているのって、そこ?!(苦笑)

 そうそう、余談ですけれど、最後にこの紅茶の飲み方についてひとつ。今この写真の私は右手でカップだけを持って飲んでおりますが、イギリス人(のおばさま達)をじーっと観察してみると、紅茶を飲むときは右手でカップを持ち、その下に左手で受け皿を持ち、それをカップの下にかざして飲む・・・という方が多いです。(手の左右は人によってさまざま。)

 これ、真似してみようと思っても、やりつけないのでなかなか出来るもんでもありません。というわけで、私はカップだけを持って、ごくごくとミルクティーを飲んでいるところでございます。ご馳走様でした!

 

コメント

LiLA管理人 さんの投稿…
そう言われると,不思議の国のアリスでも,ちゃんとお皿を持ち上げていたような.
Sana さんの投稿…
★LiLAさん、こんにちは!
え~!本当に~(笑)。それって映画ですか?!そういう細かい描写がされているなんて面白い!私が観察したのは上品なティールームなどではなく、けっこう重たいカップ&ソーサーで出すようなカフェだったりするんですけど、そういうところでも皆さん(比較的年配の方かな?)そのように飲んでおられます(笑)。日本茶飲むとき、湯飲みの下に手を添える・・・みたいな感じ?!
lce2 さんの投稿…
その2品。魚の血合いも内臓系も駄目な私には、かなりハードルが高そうです・・・。

私も居酒屋で冷酒を飲む時はイギリス流ですよ。グラスの下の升とか、升の下の小皿をちゃんと持ちますからね。
Sana さんの投稿…
★lce2さん、こんにちは!
lce2さんはモツ系はNGですか~。すると、この名物料理はなかなか手が出にくいかもしれませんね・・・。と言いつつ、実際ハギスはあまりモツ系お料理を感じさせない味わいではありましたが。(ハーブ効果かな?)そうそう、ベジタリアン・ハギスなるものもあるそうです。ブラックプディングはレバーパテなどがOKでしたら大丈夫な味わいと思われます。

そういえば、お酒にも受け皿ついている時ありますね~。紅茶もその歴史などの書かれている本を読むと、その昔はなみなみ注いだり、受け皿から飲んだなんて記述まで出てきたりします・・・(汗)。それって猫舌?!

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