ピーターラビットのふるさとへ:ビアトリクス・ポター・トレイル(ヒル・トップへ)Ⅰ

ヒルトップの駐車場にあるチケットオフィス

湖水地方滞在の一番の目的は、やはりなんと言ってもピーターラビットのふるさとであるヒルトップです。

ヒルトップは私たちの宿泊していたメイ・コテージのあるボウネスからは、ちょうどウィンダミア湖を挟んだ向こう岸の地域。1日目に遊覧船に乗った船着場からカーフェリーも出ていましたが、湖をぐるりと周ってドライブしてもそれほどの距離ではないと分かり、景色を楽しみながら陸路を行くことにしました。

ボウネスから南のレイクサイドを目指して時計回りに半周。ずっと湖畔を走るという道ではなく湖はほとんど見えなかったのですが、山道のような雰囲気のところを走り、とても気持ちが良かったです。

目的地付近へ来ると案内が出ており、ヒルトップの駐車場はすぐに見つかりました。やはり人気の観光スポット。混んでいて駐車場にはすんなりとは入れませんでしたが、ナショナルトラストの方が誘導してくれ、「駐車場に車を停めるまでの間に、お一人はチケットオフィスに並んでいてください。」と言われ、私は車を降りて入場券を買うための列へ並びました。

見学時間や人数がキチンと割り振られているらしく、誘導係の人のアドバイス通り、もーりーさんが車を停める場所が確保できるのと、私が入場券を買うことのできるタイミングは気持ちの良いほどピッタリでした。上の写真はその駐車場内にあるチケットオフィスの入り口です。

ヒルトップへの入場料は大人ひとり£7でしたが、これはナショナルトラストのメンバーになると無料。駐在などで長く滞在するような時は、入会しておくと、イギリス国内に300箇所と言われるナショナルトラストの管理している観光スポットを、お得にいろいろ見ることができます。たとえば夫婦で£70くらいなので、入場料£7の施設を2人で5つも巡れば元がとれる計算です。

【ひげのサムエルのお話】に出てくる
Anvil Cottage

さて、チケットオフィスで入場券と【ビアトリクス・ポター・トレイル】の地図をもらい、いざ出発!入場券の裏にはポターの暮らしたヒルトップの家の中の見学が出来る時刻が書かれ、その時刻になったら家の入り口に来て下さいとのこと。

それまでは地図を頼りに、ピーターラビット所縁のスポットを、歩いて探してみようという趣向。まわりにはそれ以外にも広々とした景色が広がり、ゆっくりと散策するのにとてもちょうどいい場所です。見学時間までは1時間以上あることもあるので、途中で近くのパブやカフェに入って、お昼ご飯を食べるのもいいかもしれません。

地図には①~⑥までの番号が打ってあり、それぞれピーターラビットのどのお話に登場した場所かが書かれています。地図は日本語のものも用意されているので、私たちは日本語のものと英語のものをそれぞれ1部いただきました。

上の写真のアンヴィル・コテージがひとつ目の場所。「ひげのサムエルのおはなし」に登場するのだそうです。このお話、残念ながらわたくし読んだことのないものでした。今度書店で探してみたいと思います。


そのアンヴィル・コテージですが、現在は貸し別荘になっております。6人が泊まれるだけの数のベッドがあり、ペットもオーケーなのだとか。

ビアトリクス・ポター・トレイルでは、家の中までは見ることは出来ませんが、ホームページを見るとインテリアもとっても素敵です。ご興味ある方はこちらをどうぞ☆玄関の上にはこんな可愛らしい子達もいましたよ♪


②番目のスポットはこの赤い郵便ポスト。こちらは"Peter Rabbit's Almanac for 1929"という作品に登場したもののようで、日本語のトレイルマップには「ピーターラビットのこよみ 2月」とありますが、どんな本だったのかは調べてみても分かりませんでした。

表紙だけはDavid Brass Rare Booksという古本屋さんのサイトで見つけたので、もうすでに売れてしまっておりますけれども、リンクしてみますね。こちらです☆


私たちが写真を撮り終わってしばらくすると、ペンキ塗りの方が登場しました!どこのポストでもこのように塗りなおしを定期的にしているのでしょうか?それともこの”大切な観光資源”としてのポストならでは?!

丁寧に汚れと錆を拭き取ってから、何度も何度も新しい赤い色に塗りなおしをしておりました。

一見するとこのポスト、個人の家のゲートにあるようにも見えますし、誰かの家のポストなのかなと思いますけど、正面に集荷時刻などが明記されたれっきとした公共の郵便ポストのようです。もしかしたら、ポターもこのポストから、手紙を出したのかも知れませんね。


本日の最後の写真は、こちらの若きフルート奏者です。近くの家の前で、女の子がフルートの演奏をしておりました。

気がついたときにはちょうど1曲終ってしまったばかりでしたが、私たちが近くを通りかかると再びフルートを構え、"A Whole New World"を吹いてくれましたよ。

写真を撮っても良いとの許可をいただきました。どうもありがとう!彼女、なかなか稼いでおりましたよ(笑)。私たちもお礼のチップを少々。とっても可愛らしかったです。

それでは、Ⅱもお楽しみに~。

 

コメント

LiLA管理人 さんの投稿…
6人が泊まれるベッドって....どんだけでかいベッドやねん.
という話はさておき,ピーターラビットのふるさとは人気観光スポットのようですね.僕の知り合いにも,そこまで行ったというのがおります.
駐車場に入るのを待つ間にチケットを買うというのは,なんとも合理的.駐車場で待たされ,さらにチケットの行列で待たされたら,ウンザリしてしまいますよね.もしかして,観光客を逃さないようにする作戦?
Sana さんの投稿…
★LiLAさん、こんにちは~!
6 sleepsというのを私が変な書き方をしてしまいましたね(苦笑)。写真を見た感じですと3 bed roomsというところではないかと。失礼いたしました。

ナショナルトラストはボランティアで運営されているようなんですが、ヒルトップ以外にも数ヶ所訪ねましたが、どこも丁寧かつシステマチックに観光客の相手をしており、見学はとてもスムーズでしたよ。待ち時間が少なくなるように、またその間も楽しめるようにと、うまく運営されてると思います。

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