イギリスの水車で挽いた粉でスコーンを作る


今年のイギリス滞在中に、ケンブリッジの近くにあるHoughton Millという水車小屋に二度も行きました。(二度目の水車訪問もまたいづれ書きたいと思っております。)

一度目は夕方に行ったので水車は動いていませんでしたが、二度目は動いている日時を狙って出かけました。写真のものは、二度目に行った時に買い求めた全粒粉。動いていた水車で挽いたばかりの粉です。そして隣に写っているのは、その粉を使って作るレシピのあれこれ。

粉は封を開けずに持って帰って来たので、これでスコーンを焼いてみました。ただしレシピは写真のものは使わず。材料に日本では揃わないものなどがあったので。なので、自分勝手に決めた分量で下記のように作りました。スコーンは作るの久しぶり。結婚前に何度かトライしたのですけど、なかなかその時は旨うまくできなかったんですよね~・・・。コツもわかっていなかったし、第一オーブンも持っていなかったんだよね。実家じゃなかったから。

さてさて、そんな昔話は置いておいて、と。この日の材料はこんな感じです。全粒粉200g、強力粉(これもイギリスから持って帰ったもの)100g、ベーキングパウダー大匙1、きび砂糖45g、塩少々、バター70g、卵2個、牛乳60ml。


スコーンを焼く時に1番肝心なのはバターと粉の混ぜ方です。(ここをいつも失敗していたんだよ・・・私は・・・。)この写真は粉だけのように見えるかもしれませんが、実は既にバターを混ぜ込んだ後の状態です。これでポイントはお分かりになりますでしょうか?

まず、粉2種類とベーキングパウダー、塩、砂糖を全部合わせてふるいにかけ、よく混ぜ合わせます。そこへ冷たいバターを小さく切ったものを、粉にすり合わせるように混ぜていきます。バターが溶けないように素早く。粉っぽくなるように混ぜます。練ってはいけません。ポロポロになるように。

そうしてバターが粉に混ざったら、次は卵を溶き、照り用に少し取り分けてから残りのものに牛乳を混ぜ合わせます。その卵と牛乳の混ざったものを写真の状態の粉へ加えて、フォークなどでサクサクッと手早く混ぜ合わせます。なるべく手を使わないほうが◎。手の熱でバターが溶けてきてしまうので。

全体がなんとなく混ざったら、今度は手でかるく丸めてまとめ、ラップをして冷蔵庫で15分程度休ませます。まとめる際に柔らかすぎるな~と思う場合は少し粉を足してみて調節します。生地は多少粉っぽくても、けっして練り合わせてはいけません。


生地を15分休ませている間にオーブンを200度に予熱します。

生地を冷蔵庫から出したら、やや厚めの板状にのばし、スコーン型で抜いていきます。スコーンの型の大きさは、写真のものは6センチ、5.5センチ、5センチの3種類。今回は5.5センチと、生地のあまり部分には5センチを使いました。こちらの型はストーニー・ストラトフォードという町の商店街で買いました。(今見返したら、お店の方は1番大きい型をスコーンにおすすめしてくれていました、、、。ははは、、、忘れてた!)


型から抜いたものは天板に写真のように並べ、最初に取り分けておいた溶き卵を表面に塗って照りを出します。(照り出しに塗るものは卵ではなく牛乳でもOKです。)

これ、写真のものはちょっとスコーンにしては厚みが足りませんでした(苦笑)。薄く伸ばしすぎちゃった。これで2センチないくらいなんですが、3センチとか4センチくらいの厚さにしたほうが、焼きあがったときにスコーンらしさが出るのではないかなと思います。あまりプク~ッとは膨らみませんから、最初から厚めに型抜きします、本当は。(トホホ)


200度のオーブンで15分焼きます。焼いている間は中の様子を時々見て、時間を調節して下さいね。こちらが焼きあがり。

ふーむ。なんかやっぱり、スコーンにしては気立てが良過ぎるんだよねぇ~、表面。もっとごつごつした感じに焼き上げたいのですけどね。ま、いいか。


さっそく紅茶をいれて、焼きたてスコーンでクリームティーと行きましょう。スコーンはナイフや手で”真横に”二つに割って食べます。

焼き上がりの表面のつるりんとした様子に反して、割った中身は上出来の素朴さ!!粉の味わいも感じられて美味しい~。全粒粉がいい味出してる。これなら大成功と言ってもいいかも♪(隣でもーりーさんが、厚みを間違えたんだからそういうのは失敗って言うんだと意地悪いことを言っていますが、無視じゃ。)

Houghton Millのティールームでも同じ粉をつかったスコーンが食べられるんですが、なんだかそれを思い出す味に出来て感激です。Wilkin & Sons の Tiptree のジャム(← 美味しいのですよ~。)も成城石井さんで手に入りますし、この日はありませんでしたけど、クロテッドクリームも中沢さんというメーカーが美味しいものを出しています。


あった、あった、この写真のものが中沢さんというメーカーの出しているクロテッドクリームを添えて食べたスコーンです。素朴な味わいのスコーンに、好みのジャムとクロテッドクリームの組合せが美味しいのです。どこかで見つけたら、ぜひ試してみて下さいね♪

そうそう、スコーンは薄型で作ってしまったので今回は13個も出来てしまいました(笑)。粗熱を取ってから2個セットにしてラップに包み、冷凍保存しております。食べるときはオーブンかトースターで焼きなおして食べます。そうするといつでも焼きたての美味しさが味わえます。

日本にも水車で挽いた小麦粉を扱っているところはないかな~と調べてみましたら、あった、あった、熊本の百草園さんというところを見つけましたよ。全粒粉は扱っているか分かりませんが、強・中・薄力粉と3種類あるようです。リンクしてみますね。全国探せば、ほかにもあるかもしれませんね。


【後日談】
おととい編み物と英語の勉強に来たちえちゃん、いつも彼女自身もお菓子を焼いてきてくれるのですが、この時に冷凍しておいたスコーンを食べるかと聞くと「食べる!」と。そこで2つお茶の時にお出ししたら「美味しい!美味しい!」と言って、あっという間に食べてくれました(笑)。あまりにあっという間だったので、私の分ももう少し分けてあげたりなんかして(笑)。こうして美味しそうに食べてくれるのを見るのは嬉しいものですね。また作ろうという気持ちになります。



コメント

アン さんの投稿…
今夜、だご汁を作りました。
で、昼間、小麦粉を捏ねている時、ふと実家に
水車があったな・・・と思い出していたんです。
だからSanaeちゃんのタイトルを見た時は驚き!
小学校1年生の時に、今の家に建て直したから、
それ以前の話です。
今の様な精米機がない時代だったから、それで
お米を脱穀・精米していたのね。
Sana さんの投稿…
★アンさん、こんばんは!
だご汁作りましたか~♪あとで見に伺います~って、ブログへですが(笑)。

え~!!ご実家に水車があったんですか(驚)!帰省された時の風景の写真、とっても素敵でしたものね。水車の似合いそうな感じです。そういう自然の動力を生かしたものがどんどん復活するといいですね~。
LiLAくま さんの投稿…
さーて紅茶でも飲もうっと.
あと,お茶菓子は...おせんべいでいいか.
Sana さんの投稿…
★LiLAくまさん、おはようございます~。
その煎餅って、とうもろこしの煎餅じゃないでしょうね?

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