ロンドンの自然史博物館①恐竜など

 しばらく滞っておりましたけれども、本日は久しぶりに昨年のイギリス滞在記に戻ります。本日ご紹介するのはロンドンの自然史博物館です。Natural History Museum(ナチュラル・ヒストリー・ミュージアム)です。こちらはもーりーさんが行きたいと候補に挙げていたところ。

 2011年8月6日(土)、この日と同じように電車でロンドンまで出かけました。午前中は日系美容室のJ.MORIYAMAさんで髪の毛を切っていただき、その後に地下鉄に乗って移動。・・・ただし、この日は動いていない地下鉄路線があったりで、ルートはちょっと七面倒くさいことになっておりましたが。なんとか無事到着。

 以下、ティールームの写真以外は、すべてもーりーがリコーCX1を使って撮影したものです♪(美術館、博物館の写真はもーりーの方が得意。私は「あれ撮って~!」「これ撮って!」とお願いする係です・笑)

The Natural History Museum
Cromwell Road London,
United Kingdom SW7 5BD

 最寄の地下鉄の駅はサウス・ケンジントンです。他にも科学博物館やヴィクトリア&アルバート美術館などのあるエリア。しかし・・・これらのミュージアムを、いっぺんにすべて巡ろうというのはかなり難しいです。それぞれ展示点数が多いので。ま、それは上野でも同じことですね。そこで、私たちはこの自然史博物館のみをじっくりと見ることにしました。(夕方閉まるものわりと早いのよ・・・。)

 おそらくガイドブックなどにも書かれているとは思いますがウィキぺディアでざっとおさらいしてみますと、こちらの自然史博物館はもともとは大英博物館の一部としての位置づけだったそうです。18,19世紀のお話。それが手狭になったということで、1881年にこの地へ移動。展示品の移動には、実際は3年もかかったのだそうです。ちなみにこの場所は、1862年のロンドン万国博覧会の跡地なのだとか。建物は博覧会当時のものとは同じではなさそうです。

 私たちがここを訪れた日は夏の週末とあって、入場までに少々時間を要するほどの賑わいでした。キチンとシステマティックにロープが張られ、入場まではロープに沿って移動するという感じ。子供の姿が多かったのもあり、なんだかディズニーランドにでも来ている気分になってしまいました(笑)。ま、それよりは待ち時間は短めでしたが。入場料は無料ですが、有料のプログラムもある・・・という感じだったと記憶します。恐竜のコーナーは子供にも大人にも大人気でした。もーりーさんの目当ても、それ(笑)。

 このように、高~い天井、広~い空間に、でか~い恐竜の骨などが展示されております。迫力満点!美しい建物も見ごたえ充分。

 現在見ることの出来る自然史博物館の美しい建物は、アルフレッド・ウォーターハウス(Alfred Waterhouse)という建築家の手によるものだそうで、ジャーマン・ロマネスクというスタイルなのだそうです。1883年に展示品がこちらの建物に移動されてきました。

 ちなみに、万国博覧会跡地の最初の建物はキャプテン・フランシス・フォーク(Captain Francis Fowke)という建築家の手によるルネッサンス様式だったそうですが、自然史博物館サイトの解説を読むと、当時「ロンドンで1番醜い建物」と”皮肉を込めて(ironically)”呼ばれていたと書かれています。皮肉を込めて?!・・・つまりは、それだけ美しかった・・・という意味かな?!コンペで選ばれた建築デザインだったそうです。うーむ。イギリス人の誉め言葉はややこしいな(苦笑)。

 こちらはシロナガスクジラの模型と、マンモスの骨と複製。マンモスや象、カバなどの、大きさの比較も出来るようになっていたりと面白いです。 シロナガスクジラは今も海にいるクジラ。

 こちらは・・・そうとう大きいコウモリ。これ、本当に動いていたらちょっと怖いかも。こういう大きさなら、ドラキュラとか想像されるのもうなずける・・・。

 コウモリって本物もなんどか野生のものを見たことがあります。1回はある夏の日に、実家の網戸に張り付いてて「ウッカリ朝になっちゃったよ~^^;」と固まっていた小さいコウモリ。日陰だったからよかったけどね。網戸越しにティッシュにお水を含ませて飲ませてやりました(笑)。しばらくしたら飛んでいったみたい。もう1回は世田谷に住んでいたときに、近所の駐車場に転がってた(!)コウモリ。これも手のひらにのるほどに小さいもの。まだ生きていたので、日陰のたくさんある畑の方へ移動して放してやりました。これまた飛んで行ったみたい。コウモリってちょっとおっちょこちょいなんじゃないかしら?

 しかし、こちらの、イギリスの(?)コウモリは、そんなユーモラスな感じとは違うなぁ・・・。日本猿くらいの大きさはあるでしょうか・・・。デカッ!なんという種類だったのかは見るのを忘れてしまいました。オオコウモリというものの仲間なんでしょうね。

 これまたユーモラスな生き物。亀の仲間かな?そうとう丸っこい甲羅を身につけております。もーりーさんが熱心にいろんな角度から写真を撮っていましたが、ガラスケースに入っていると難しいみたいで、こちらが唯一反射がなくてまぁ見やすかったものです。手足を引っ込めていたら、漬物石かと思っちゃうよね、これじゃ(笑)。面白い。

 こちらは恐竜の骨かな。模型なのか化石なのか。Extinct Mammalと書かれております。意味は「絶滅した哺乳類」。やっぱ、恐竜ですかね。人の大きさに近い感じなので、恐竜にしたら小型なのかも。

 え?もっとデカイよって?!そ・・・そうかも(^^; 大きなものばかり見ていたから、これ、小さく見えてしまいました(笑)。
 
 博物館の中は色別にゾーン分けがされており、展示内容が違っています。全部まわるのは半日ではちょっと大変。途中ティールームへ行ってひと休み。何かをボーっと見つめるもーりーさん。

 ティールームはカフェテリア式になっていて、好きなものをトレイに取ってから、レジへ持って行ってお会計。温かい飲み物はお会計の時に注文します。たしかこの日はアールグレイティーとオレンジケーキ、もーりーさんはファンタオレンジのような炭酸飲料を買いました。

 博物館の中だけでも相当広いので、歩き回ってお腹ぺこぺこ!程よい甘さのオレンジケーキ、とっても美味しかったです♪ クリームなどが何もついていないシンプルな焼き菓子は、イギリスのもの美味しいです。ここにもクリームティーもあったような気がしますが、別なものも試してみたくて、オレンジケーキにしてみましたよ。いい香り☆アールグレイのベルガモットの香りとピッタリでした。

 あれ?何これ?クッキーやケーキではありません(笑)。これ、なんだろう?貝殻とか珊瑚とかなのかな?ウェディングケーキヴィーナスという名前がつけられていましたよ。

 貝殻のようですね~。面白い形とネーミング。オーストラリア南部とタスマニア、と書かれています。自然の造形は本当に面白くて美しいですね。色もきれい。

本日の最後を飾るのはこちら。不思議な姿形をした鳥さん。ドードーです。「不思議な国のアリス」に登場する飛べない鳥で、ハトの仲間らしい。

 本物の剥製ではありませんが、複製模型なのだとか。昔はオックスフォードに剥製があったようですが、今は1体も剥製はないようです。ドードーはモーリシャス島に生息していた鳥なのですが、人間の無知によって絶滅に追いやられてしまった悲劇の鳥です。17世紀のお話。

 飛べない鳥は現在もニュージーランドにも固有種がたくさんいるようですが、やはり人間の移動とともに船にまぎれてやってきた小動物たちの餌食になってしまっている・・・というのをテレビで見たことがあります。天敵の登場が自然によるものでない場合、それに対する進化の過程が追いつかず、一方的に死に追いやられてしまう・・・ということなのですね。モーリシャス島に飛べない鳥がいたということは、ニュージーランド同様に、以前は鳥たちの楽園だったのかもしれませんね~。

 恐竜やマンモス以外にも絶滅してしまった生き物はたくさんいそうですよね。剥製や模型になっていると後世の私たちもこうして見られるのだけれど、生きたまま見られるなら本当はそっちの方が良かったねというような、人間が原因で絶滅してしまった種もまだまだ沢山あるのだろうな~と、そんなことをふと考えてしまいます。

 日本も世界的に見ると、ホットスポットと呼ばれる絶滅危惧種に指定された固有種の豊富な、とっても貴重な地域なんだそうですよ。「あの動物は剥製でしか見られない」なんてことがないように、大切にしていきたいものです。(もちろん動物だけでなく、植物も、ね。)

 次回は自然史博物館②鉱物編を予定しています。お楽しみに~♪



コメント

lce2 さんの投稿…
標本が古い建物とマッチして実にカッコイイです。
亀さんの顔?が、白髪に顎髭の古代ローマの賢人の横顔みたいに見えます。
ポージィ さんの投稿…
こんにちは。
トップのお写真に、映画「ナイトミュージアム」を思い出しました。確か今夜2の方がTV放映されるんではなかったかしら。1も2も未見ですが~ って、博物館が違いましたね。

この大きなコウモリはどのくらいの大きさがあるんですか?猫くらい??さすがにそこまで大きくないかしらん。コウモリって私はちゃんとは見た事がありません。夕暮れ時にひらひら飛んでいるのは何回か目撃しましたが。Sanaeさんはずいぶんおっちょこちょいなお間抜けコウモリさんと遭遇されたんですね(^^)
Sana さんの投稿…
★lce2さん、こんにちは!
本当に、建物も古けりゃ展示品も古いで、なんだかタイムスリップしたみたいな気持ちになりますよね~。

この亀さん、いったいいつの時代のものなのか・・・見るのを忘れてしまったのですが、古代ローマ時代だったりして・・・?!
Sana さんの投稿…
★ポージィさん、こんにちは!
ふふふ^^ 私も写真を選びながら「ナイトミュージアム」を思い出していました。今夜やるのですか?!見ようかな♪ 1も2も大好きで、実はなんどか見ています(笑)。ベン・スティラーのお馬鹿映画、けっこう好きなんです。

このコウモリ、本当に猫くらいの大きさだったような気がします。コウモリって小さいものとばかり思っていたので、これにはとても驚きました。
アン さんの投稿…
Sanaeちゃん、こんばんは~☆
私もお写真拝見して、「ナイトミュージアム」を
思い出していたんです。
フフッ、若いでしょ!? ←自分で言う?(笑)

私もコウモリを見た事があります。中学生の頃、
教室の床に転がって(笑)雀くらいの大きさでした。
あの時、こんな大きなコウモリだったら、きっと
トラウマになっていたでしょうね。
Sana さんの投稿…
★アンさん、こんにちは!
ナイトミュージアム、昨夜やっぱり見ちゃいました(笑)。記事のアップが我ながらタイムリーでしたね~♪

私の見たコウモリもスズメ位の大きさでした。本当に、こんな大きいのだったら…トラウマかも(笑)。

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