貴族の館 ケドルストン・ホール③ロバート・アダムの建築:外観

 ナショナル・トラストが管理するダービーの貴族の館、ケドルストン・ホール見学記その③です。

 昔の給仕場をレストランにしてある場所から、このような廊下を通って館内やギフトショップに行くことができます。狩猟は今でもヨーロッパの上流階級の方々に人気の趣味のひとつかもしれませんが、その昔は今よりもおそらくもっと盛んだったのではないでしょうか。後ほどの回でご覧頂く別の部屋にも狩猟をモチーフにした絵画がかけられていたり、ここはけっこう狭いスペース(お屋敷全体から見れば…という比較です、念のため)ですが、ここにもところ狭しと昔の剥製が…。こういう歴史あっての現在の動物愛護運動の盛んさなのかも?!などと思ったり。

 
 しかしここはいったいなんの部屋なんでしょうね?…と思って調べてみましたら、ここはTrophy Corridor(トロフィー・コリドー)と呼ばれる場所で、つまりは狩猟などの成果を展示してある廊下…という場所のようです。やっぱり部屋じゃなくて廊下なんだ、ここ。この廊下の広さを覚えておいてくださいね。後日の部屋の広さがよくよく分かると思いますから…(笑)。

 で、ここから館内へ入れるのかと思ったのですが、どうにも迷ってしまいまして(^^;ギフトショップの方にエントランスの場所を教えてもらい、外の大きな入り口から、改めて中に入ることにしました。

 ファサードの写真…と思ったのですが、なんと、まともに撮っているものがなかった…!ガーン!!ごめんなさい~。意味ないじゃん、これじゃ。

 この写真はその②でご紹介したレストランのある建物なんです。このように外にもテーブルが出ていて、そこでもお茶をしたり食事をしたり出来ます。この日は8月の終わりでも珍しく暑い日だったので、建物の影に出ているテーブルは涼しくて良さそう。おそらくこの建物の2階3階は使用人の方々のお部屋だったのではないでしょうか。

 それでもって、肝心のケドルストン・ホールはどこかと言いますと、中央よりやや左よりの奥に、立派なギリシャ風の柱が数本立っている建物が見えますよね、あれがケドルストン・ホールのメインエントランスです。


 仕方がないのでウィキペディアから正面エントランスの画像をお借りしました。こんな感じの建物です。これは18世紀のスコットランド出身の建築家ロバート・アダムの作品のひとつなのだとか。1759年から1765年にかけて造られたもののようです。

 さて、そもそもこのケドルストン・ホールというのは誰の家なのか?と申しますと、1297年ごろにはすでにこの土地に暮らしていたという、カーゾン家の人々のための家なのです。カーゾン家というのは、もともとはフランスのノルマンディー地方の家柄なのだそうで、アングロ・ノルマン人ファミリーとウィキでは書かれておりました。

  ついでに裏側の様子も見てみましょう。こちらは建物の南側だそうです。壁にもいろいろなレリーフがあったり、柱の上には彫像があったりと豪華。

 ちょっと写真が曲がっちゃっているんですが、もう1枚。こんな風に両脇に階段のあるバルコニーになっています。なんだかロミオとジュリエットのお話を思い出してしまいますね~。

 建物の中からここにどうつながっているのかは、残念ながら見られなくて分からないのですが、舞踏会の会場に使われていたお部屋というのももちろんあったので、そこからここにつながっていたのではないかと想像しています。

 それでは、次回からようやく、建物の中に入ってみましょう~!お楽しみに~♪

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Hans A. Rosbach

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