サロマ湖ワッカ原生花園(5月末の様子)


北海道旅行記の続きです。5月30日は北見市の【ワッカ原生花園】に行きました(Map Code: 525 789 329*58)。

道すがら前日の食事のことなどを思い出し「なんだかまるで龍宮城に遊びに来ちゃったみたいだよね~^^」などと話していましたら、なんとワッカ原生花園のある砂州は、その名もそのまま龍宮街道!これにはもーりーさんも私もビックリ(笑)。日本最大の原生花園であり、北海道遺産に指定されてもいるようです。

さて、写真の建物がワッカネイチャーセンターです。ここから先の砂州のほうへは車の乗り入れは出来ません。ネイチャーセンターの駐車場に車を止めて、歩いてお花を見に行きます。私たちはもともと花の写真を撮りたいという目的もあったので、歩いていくつもりではありましたが、通常であればレンタサイクルや観光馬車なども利用できるということでした。

”通常であれば”と書いたのにはわけがあり、ちょうど訪れたこの時期はなにやら工事をしている最中でして、したがってレンタサイクルや馬車はお休み。また徒歩であっても通常の見学可能範囲よりだいぶ狭い範囲に限られての見学となりました。レンタサイクルや馬車は有料ですが、徒歩の場合の見学は無料です。(金額等の詳細はこちら⇒北見観光協会

もっとも、ワッカ原生花園のある砂州は全長約20キロもあるそうですので、工事中でなくっても、徒歩で散策の場合はネイチャーセンターの近くを時間と体力と相談の上で歩く…という感じになるのだと思います。地形的には非常に平坦です。

それではまず、ネイチャーセンターでお手洗いをお借りして、それから係りの方に現在咲いているお花などを教えていただき、いざ出発~♪


全体の雰囲気としてはご覧のとおり。ただし私たちの訪れた日には、この道は工事中で立ち入り禁止の範囲。ここを行き来するのはトラックのみでした。

お花も残念ながら、華やかなハマナスやエゾスカシユリにはまだ早すぎました…。ホームページの花図鑑を見るとハマナスは5月でもいけるかな~と思ったのですが、一輪も咲いておらず^^;


この時期1番目立って咲いていたのは、センダイハギという黄色いお花。漢字だと先代萩と書き、日本原産のマメ科の植物だそうです。

Thermopsis lupinoides

Arabis stelleri var. japonica

その次がハマハタザオ(浜旗竿)というお花。これも日本原産の植物だそうです。全部咲くと真っ白なお花ですが、よく見ると外側の花から咲いていくんですね。中央に紫色のまだ咲かない蕾が残っていて、2色使いになっているのが綺麗でした。それを選んで撮影。

 
おや?この人はもーりーさんではありませんか?

  
あはは(笑)。遊歩道のど真ん中にはみ出して咲いている、このハマハタザオを撮っていたみたいです。私も同じお花を撮影。寝っころがってはおりませんが…。


とは言え、寝っころがっても気持ち良さそう♪

Taraxacum hondoense

北海道にはセイヨウタンポポとエゾタンポポがあるそうで、こちらはそのエゾタンポポを撮ったもの。と言っても、このように花だけ見たのではどちらがどちらかわかりません。花の下の萼を見ると分かります。広がっていないのが在来種。


手入れをされた「庭」ではなく、自然のままの原生花園。こんな風に枯れた植物もまた面白い。葉も花もないのだけれど、フェンネルに似たセリ科の植物なのかなぁなんて思ってみたり。シシウドとかエゾニュウというものが花図鑑に載っていたので、そういう植物なのかもしれないな。枯れてもけっこう大型です。


花のついていたであろう部分をマクロコンバーターで撮ってみました。枯れた姿もますます面白い。種もまだ残ってる。知っている方なら種の形で分かるのかも。ふーむ。

 
工事用トラックが時折通りますが、それ以外はとても静か。聞こえるのは風の音くらい。


ワッカ原生花園には300種類以上の植物が生え、そして野鳥の生息地でもあるそうです。地域的にはオオワシなどを見てもおかしくないらしいのですが、私たちが出会ったのはトビばかりだったような…。


草原にポツンとある1本の大きな木。こういうのが小鳥達の隠れ場所になっているのかな?


砂州の片側はオホーツク海。


もう片側はサロマ湖。奥の山は幌岩山というそうです。サロマ湖は日本最大の氷結湖なんだとか。この広さが凍ってしまうなんて、北国知らずの私達には、ちょっと想像できませんでした ^^;

あ、そうそう、ワッカ原生花園のネイチャーセンターは、4月末から10月前半くらいまでの営業だそうです。原生花園はその後も見学可能だそうですが、きっと雪だらけですよね???

Gentiana zollingeri

こちらはフデリンドウ(筆竜胆)です。咲いている数は少なかったのですが、開花時期は4~5月とあったので、もう終わりの頃だったのかも。とっても小さいかわいいリンドウです。


小さいと言えば、こ~んな小さな白いお花もありました。なんのお花か分かりません。背丈も低く、葉には毛が生えている感じ。



これはツルキジムシロというお花のようです。この手の黄色い花は本当に種類がたくさんありますね。

Potentilla stolonifera

Viola mandshurica

スミレはまだ蕾でした。

 
小さい花が多かったので、
ザックを投げ出して、しゃがみこんで撮っていました(笑)。


振り向けば、あら、ネイチャーセンターがあんなに遠く!一部のみの公開と言っても、こんなに広いんですよね~。すごい!草原と青空、海と湖、鳥と草花をすっかり満喫しました~♪ なんて贅沢な時間。

この後は再び網走に戻り、港の道の駅でお昼ご飯を食べました。その様子は次回お送りいたします。どうぞお楽しみに~^^

コメント

アン さんの投稿…
Sanaeちゃん、こんばんは~☆
↓北海道と言えば蟹ですね。私達、函館へも行ったのですが、
市場ではお店の人が蟹の足を折って「食べてごらん!」
それまでTVで同じ光景を何度か見ていて、あれはタレント
だから特別食べさせているんだ…と思っていたの。
ところが観光客にもでしょう!? 驚くやら感動するやらでした。

うっかりしていると見過ごしてしまいそうな小さな花。
今もこうして自然が残っているのは、管理されている方々の
ご尽力のお陰なんですね。感謝。
Sana さんの投稿…
★アンさん、こんにちは!
私たちは今回はほとんど宿が食事付だったので、結局市場には行きませんでした。次回は市場にもぜひ行ってみたいです^^試食させてもらえるなら尚更(笑)!

自然のままに咲く花の規則正さってとても面白いものだなぁと思いました。びっしりいろいろな植物が生えているのに、ちゃんと季節ごとに順番に咲いては枯れてとサイクルがあって。草原を歩くのも今や普段はなかなか出来ないことのひとつなので、とても楽しかったです。

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