スペイン語と英語のまぜこぜで焼肉屋さんを楽しんだ夕べ

先週のある平日のこと。スペインから日本にお仕事に来ている人たちと、一緒にお食事をすることになりました。数年前にもーりーがバルセロナで一緒に働いていた方お二人。夜8時過ぎに滞在先のホテルのロビーで待ち合わせをしました。お会いしたのはカスティージャさんとドミンゴさん。もーりー達は8年ぶりの再会でしたが、お互いに「変わってない」と言い合っていました。(私は実際にお会いするのは初めてでした。話にはいっぱい聞いていましたが。)

 会ってさっそくお二人に何を食べたいかと尋ねると、BBQが良いとのこと。じゃぁ、焼肉でいいのかな?と思いましたが、私達の暮らしている厚木というと、シロコロなどのホルモン焼が有名。なので、ホルモンは食べられるのかを聞いてみなければと、さっそく電子辞書の出番です。会って最初に辞書を引く言葉が、まさか「臓物」とは…^^; 

 もーりーの赤い電子辞書を見て、「その辞書も覚えてるよ!」とカスティージャさん。当時、スペイン語をひとつも知らずに現地入りしたもーりー。電子辞書を片時も離さずに持っていたんですよねぇ。

 さて、「臓物」はスペイン語でTripas(トリパス)というようです。イタリア語のトリッパと似てますね。んで、これを見せると、お二人ともtripasには「う~ん」という返事だったので、ホルモン焼は却下。しかし、駅前でホルモン焼以外のリーズナブルな焼肉屋さんが私達にはすぐには思い浮かばなかったので、4人でタクシーに乗り、やや郊外にあるファミリー系焼肉屋さんに行くことにしました。

 着いたお店は広~いお座敷スタイル。靴は脱がなくちゃならないけれど、そこは抵抗がないみたいでOKでしたし、掘りごたつ式のテーブルも椅子と同じように足が下ろせるので、座りにくくはなさそうでした。もっとも、最初に通された4人がけテーブルでは、体の大きいスペイン人お二人には狭すぎましたが(笑)。でも、幸い平日の夜で空いていたので、6人がけのテーブルに移動させていただくことができました。

 それに、駅前の狭い店のように他のお客さんがすぐ隣にいるということもなく、ハチャメチャなスペイン語と英語のちゃんぽん会話も気兼ねなくできたので、私達自身もリラックスできました(笑)。


お二人は室内での網焼きBBQ(=焼肉)は初めてだったようで、肉の脂で火が大きく上がるたびに驚きの声を上げていました。また、店員さんを呼ぶのに使う押しボタンの音が鳴るたびにこれにも驚いて、エル・コルテ・イングレスというデパートのインフォメーションの音みたいだと言って笑っていました。網焼きの焼肉を食べながら、「スペインでは鉄板焼が一般的」と言っていたので、私達もかつてスペインで食べた料理を思い出しながら、「そういえば鉄板焼って、ア・ラ・プランチャって言うんだっけ?」とか、「エル・コルテ・イングレスは滞在先から近かったからよく行ったよ~」と当時を懐かしく思い出しました。

 海老、イカの姿焼、お肉の盛り合わせや単品(カルビ、ロース、豚、知床鶏など)、野菜焼、椎茸、サラダ、ナムル等々、生ビールを飲みながらひと通り楽しんだ後、何か追加したいのない?と聞くと、カスティージャさんがメニューの写真を見ながらあれこれ考えている様子。もーりーがどれ?と尋ねると、どうやら「厚手の肉が食べたい」と・・・(笑)。でた~!とうとうそれ、言っちゃいますか?(笑)

 やっぱり厚手のお肉の方が食べた気がするんでしょうね。日本人が海外でも薄切り肉を食べたいと思うのとは正反対だけど、感覚的には同じだろうから面白いです。たしかに、スペインでステーキを頼むと、厚さ5センチくらいのが出てきたりしたものねぇ・・・。日本のお肉は生ハムのようだと思うことでしょう(笑)。もーりーが店員さんにどれが良さそうかと尋ねると、「厚みの一番あるのはこれですかね~」と厚手サーロインというのを勧めてくれました。それが上の写真のお肉です。あはは~^^;;

 この時点で、そういえば日本には焼肉屋さん以外にも、鉄板焼屋というのがあったんだっけと思い出した私。そちらの方が分厚いお肉はあったかも・・・?(お値段も分厚くなっちゃいそうですが・汗)

 それでもね、ドミンゴさんも「このお肉はすごく柔らかいね!」と驚いていましたし、薄くて気をつけてないとすぐ焼きすぎになっちゃうお肉とは違って、「僕はウェルダンが好きなのでもう少し焼いていいかい?」とカスティージャさんが聞くほどの厚みはあったようで良かったです。

 二人とも家族に食べたものの写真を見せると言って、スマホで写真を撮っていましたよ。ドミンゴさん曰く「日本に来る前に息子から、『お父さんきっとやせて帰ってくるね』と言われたけど、出かけると食べてばかりいるから、この分だともっと体重は増えそうだよ。帰ったらジムにでも行かなくちゃ。」とのこと。プライベートな時間は、買い物、食事、買い物、食事、のくりかえしだそうです(笑)。美味しく日本食を楽しんでいるようで嬉しいです。

 ところで、スマホで思い出しましたが、カスティージャさんはもーりーの古い二つ折り携帯を見て「あちゃ~!」と目を覆って、「ダ~メ、ダ~メ~!全然ダ~メ!」とそこだけ何故か日本語でダメ出しをしておりました(爆)。仕事で日本人に言われたことでもあるのか?その台詞(笑)。また、しきりに「モリヤマさ~ん、フェイスブック!」を連発し、もーりーにフェイスブックをやれと勧めておりました(笑)。(後でもーりーに聞いたら、仕事で日本にくる外国人の方々、たいていダメとモンダイという言葉は日本語を使うんだそうです。なるほど。)

 それから食事中ふと思い出し、「最近、日本ではイべリコ豚がすごく人気なんだよ」と伝えると、意外そうな顔をしつつも嬉しそうに、カスティージャさんが生ハムの等級を教えてくれましたよ。ハモン・デ・ボデガから最高級のベリョタまで階段状のジェスチャーを交え数段階。けっこう細かい等級(?)があるもんなんですねぇ。ベリョタが高級品というのは知っていましたが、ベリョタにたどり着く前に、そんなに種類があるのかと驚きました。あぁ~、ベリョタ、もう一度食べたいです。


 そんなお二人に、私はカステラをプレゼントしました♪ (と言っても、急にお会いすることが決まったので、セブンイレブンのカステラですけども・・・^^;)「このお菓子は日本に古くからあるもので、カステラと呼ばれているんだよ」と説明すると、二人とも声を上げて「カスティージャだね!」と理解してくれました(笑)。カスティージャさんは日本に来るのは5回目だそうで、すでに誰か他の日本人に貰ったことあるかな?と思ったのですが、初めてだったみたいでそれも良かったです。

 5回も来てると聞いてもーりーも驚いていましたが、さすがに宿泊先の周辺の店にはすごく詳しくて、カフェならヴェローチェが10年前から値段が変わってなくていいとか、100円ショップとドン・キホーテが大好きと言っていました。あと、食べ物ならスキヤキとBBQなんですって。ヴェローチェはもーりーも大好きなので、なるほど、そりゃ気が合うわけだと可笑しくなってしまいました。

 ヴェローチェが好きだと聞いたので、食後は駅前のヴェローチェで珈琲でもという話になりましたが、タクシーで戻る頃には夜の11時を回っており、お店はすでに閉店後。ホテルのロビーの喫茶コーナーも夕方で終了とのことで、食後のカフェが無いのはなんとなくもの足りない気分でしたが、翌日もみな仕事とあり、そこでお開きとなりました。

 次の日はお二人がもーりーさんと同じ拠点でのお仕事だったようで、3人はそこで一緒に缶コーヒーを飲んだそうです。缶コーヒーも日本独特のものなので、カスティージャさんは来日するたびに、スペインへのお土産に何本か買って帰るのだそうですよ。

 とても楽しい焼肉の夕べでした。

 


*カステラの写真はイメージです。フリー素材よりお借りしました。



コメント

lce2 さんの投稿…
ウチの近くにも鉄板焼きがありますが、長年に渡ってかなりの人気みたいですよ。肉を焼いてくれる店員のパフォーマンスがアメリカ人にも受けてるみたいです。
Sana さんの投稿…
★lce2さん、こんにちは。
パフォーマンスしながらお肉を焼いてくれる鉄板焼屋さんって、むか~し沖縄で行ったことがあるような記憶が…。
アン さんの投稿…
Sanaeちゃん、こんばんは~☆
やはり外国の方はお肉がお好きなんですね。
婿の食事が要らない日は、海外の方とお食事で、
「今頃パパはぶ厚いお肉食べているかもね」
なんてケメコ達と話しています(笑)。
鉄板で焼く国の方から見れば、網で焼くのは
珍しいでしょうね。
Sana さんの投稿…
★アンさん、こんにちは。
お魚も普段は食べるそうなんですが、日本で…となると食べ方もいろいろなので、お肉が安心なのかもしれませんね(笑)。

言われて初めて気づいたのですが、焼肉屋さんで鉄板のところってあまりないですよね。家庭では鉄板(=ホットプレートとか)を使うことが多いと説明してみました。

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