荻野運動公園の野草園(5月初旬)①シラン、ユウゲショウ、サクラソウ、ウマノアシガタ、そして蝶々


ゴールデンウィークの5月3日、カメラを持って、荻野運動公園の野草園に行ってきました。

荻野運動公園は厚木市の公園で、本厚木駅からは遠いのですが、広い駐車場が完備されているので、車で来るには便利です。運動施設の他に子供用の遊具もあり、広い芝生ではピクニックも楽しめますし、夏場は夕方に市場が開かれたりと楽しい公園です。野草園もあり、2012年の3月にも訪れたことがあります。

野草園はこの斜面を登っていったところに管理棟があり、ちょうど反対側の斜面に沿って山の中に入っていくような感じです。木道が整備されているので歩きやすいく、入園料も無料なのが嬉しいところ。


野草園は季節ごとに見られる花が変わってくるので、公園内の掲示板に写真のような案内がありました。ホームページの野草園のコーナーからも、季節情報を見ることができます。
 
過去の季節情報を見てみると、基本の開園期間は毎年3月からですが、それ以前の時期にも、花の開花に合わせて臨時開園したりしているようです。例えば2月のセツブンソウの時期など。来年はぜひチェックして、そういうのも見に行ってみたいなぁ。 
 
フジ(Wisteria floribunda
 
公園の中は野草園でなくても木々やお花がいっぱいです。
藤棚もすご~く立派!!
 
 
管理棟へ続く階段の脇にはびっしりとシランが咲いていましたよ。
この時期いろんなお宅の庭先にもたくさん見られますよね~^^
 
シラン(Bletilla striata Reichb. fil.)
 
間近で見るとこんな花の形です。丈は50cmくらいでしょうか。
日向から日陰までOKと、とても育てやすい花なのだそうです。
 
ユウゲショウ(Oenothera rosea
 
こちらも野草園の入り口付近にたくさん咲いていたお花。シランの足元にひっそりと…というくらいに小さいお花です。明治時代にアメリカから移植されたものが、その後に野生化した帰化植物なのだとか。花期は長くて、秋ごろまで咲くようです。かわいい花ですね~。
 
サクラソウ(Primula sieboldii
 
 ここからがいよいよ野草園の中の植物です。前回は水の谷を中心に回ったので、今回はまだ見ていないエリアをまず先に巡ることにしました。サクラソウが見られたのは野草の丘あたりだったかなぁ…。かなりたくさん咲いていました。
 
そうそう、園内はけっこうな広さがあるので、トイレは先に済ませておくのがおすすめです。(管理棟の脇にあります。)水筒なども持っているとよいかもしれません。
 
それから前回の記憶から、カメラには望遠レンズをつけて行きました。(木道以外のところには入れないのと、野草は小さいお花が多いので。)今回のセットはニコンのD3100にタムロンの70-300mmのレンズという組み合わせ。タムロンの望遠レンズをD3100で使うのは私は初めてです。重さはニコンの55-300mmに比べるとかなり重くなってしまうのですが、レンズが違うと写りも違ってくるようなので、ちょっとお試しで ^^  花のアップだけでなく、1枚目の写真もこのセットで撮ったものです。
 
ジャコウアゲハ(Byasa alcinous
 
 園内では蝶々さんにも出会いました。羽の模様と体の赤い色から調べてみたところ、ジャコウアゲハという蝶ではないかと分かりました。ジャコウというからには、いい香りでもするのかしらん?
 
ジャコウアゲハの幼虫さんが好んで食べるのは、毒を持つウマノスズクサという植物だそうなのですが…
 
ウマノアシガタ(Ranunculus japonicus
 
 この時期の野草園の植物リストに載っていたのは、ウマノスズクサではなくて、ウマノアシガタというお花でした。名前が似てますよね(笑)。でもジャコウアゲハがいたということは、きっとウマノスズクサも近くにあったのかもしれませんね?
 
 
それはそうと、ウマノアシガタの学名を見てみてください。いつぞやに書いたヒメリュウキンカと同じ、ラナンキュラス(Ranunculus)ですね!キンポウゲ科の学名の属名はこれなのでしょう。覚えやすいです。
 
ちなみに、ウマノアシガタの英語名はJapanese Buttercupで、種小名にも japonicus とあるように、日本を含むアジア原産の植物だそうです。これを見て、「あぁなるほど、イギリス原産のヒメリュウキンカってバターカップのことだったんだ」と納得した次第。ちょっと遠回りしてしまいましたが、ひとつ理解できてスッキリしました。
 
セリバヒエンソウ(Delphinium anthriscifolium)と
モンキアゲハ(Papilio helenus
 
 さて、もう1種類、別の蝶々さんにも出会いました。これも羽の模様にかなり特徴があったので、すぐにモンキアゲハさんだと判明。なんでもこの蝶々さんは、日本最大級の蝶なのだそうです。セリバヒエンソウの花の蜜を吸っているようなのですが、口の部分の器官(口吻・こうふん・というそうです)の太さたるや…さすが日本最大級の蝶!
 
ところで再び脱線しますけど、セリバヒエンソウの属名はデルフィニウム(Delphinium)ですね~。へぇと思って、ちょっと調べてみたところ、デルフィニウムの和名はオオヒエンソウというのだそうですよ。ヒエンソウというのは飛燕草と書くそうで、ツバメ?と思いきや、デルフィニウムというのはイルカを意味するギリシャ語からきた言葉なのだそうで、こっちはちょっとややこしいです(笑)。
 
でも確かに花の後ろの部分の尻尾みたいなものが両方とも似ていて、欧米ではイルカを連想し、日本ではツバメの字をあてた…ということなのでしょうかね?うーん、なかなか面白い。
 
 
こちらもモンキアゲハの同じ個体ですが、あちこち飛び回っていろいろな花の蜜を味わっていたようなので、別の写真も載せてみますね。けっこう何枚も撮ってしまいました(笑)。こちらではサクラソウの蜜を。その間も羽はずっと動かしていたのですが、けっこう写し止められるものですね。嬉しいです。
 
それでは、長くなりそうなので数回に分けてお届けすることにして、本日はこの辺でお別れです。また明日お会いしましょう!お楽しみに~^^
 
 
 


コメント

ポージィ さんのコメント…
こんにちは~ お久し振りです。
 
荻野運動公園の野草園、昨年の記事で教えていただいて
行ってみたい行ってみたいと思いつつ、まだ叶わずにいます。
公園歩きがとんとできなくなってしまっていて。
こうしてまた見せていただけて嬉しいです。
思いは一層つのりますが。
珍しい蝶々さんもいるのですねぇ。あ~楽しそう!
まだ続きがありそうですね。引き続き楽しみにしています。
 
↓ なっちゃんともーりーさんの、ハンドマッサージの
ひとこまもとっても楽しく見せていただきました。
和みます~
Sana さんの投稿…
★ポージィさん、こんにちは!
再び野草園に行ってきました^^
季節ごとにいろいろ楽しめそうなので、
いつかお時間が出来た時にでも
ぜひ訪ねてみてください♪

猫の横顔もかわいいものだと思いました(笑)。
アン さんの投稿…
Sanaeちゃん、こんばんは~☆
今年は藤を見ていません。毎年ワンコの散歩途中、
藤棚のある公園で一休みするのですが…でもここで
お花見が出来ました。ありがとう♪
ユウゲショウって可愛いお花でしょう。家の前の
歩道脇にも、キュウリグサと一緒に咲いているんですよ。

我が家では、蜂が沢山飛び交っていて、殺虫剤を持って
草取りです(涙)。昨年までは気にならなかったのに、
今年は多過ぎて一寸危険です。
Sana さんの投稿…
★アンさん、おはようございます。
フジの季節になると、よそのお宅の藤棚を楽しませて頂いたり、山道をドライブして野生のものを遠目から楽しんだりしています^^

キュウリグサはさらに小さいお花ですよね~!

蜂が多いということは
アンさんのお庭にはいい香りのするお花が多いのでしょうかね?

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