イギリスのへミングフォード・メドウ Hemmingford Meadow, UK (2011)

1.ホートンミル(Houghton Mill)という水車小屋

本日も2011年のイギリス滞在時に訪れた、ケンブリッジシャーのホートンミル周辺のお話をお送りいたします。 ホートンミルって何?という方は、過去のエントリーをご覧下さいませ⇒『Houghton Millhttp://dolcevita-sana.blogspot.jp/2011/07/houghton-mill.htmlイギリスの水車小屋見学http://dolcevita-sana.blogspot.jp/2013/10/houghton-mill-uk-2011.html

2.ナショナルトラストによるホートン&へミングフォード・メドウの案内板

水車小屋は現在はナショナルトラストの管理下になっているので、ティールームの前にこのような案内板がありました。ホートンと呼ばれる地域はけっこうな広さがあり、この地図で見ると水車小屋のあるのは、地図を十字に四分割した場合ちょうど左上のエリアになります。(お使いのPCモニターによってはクリックすると拡大されますので、良かったら見てみてください。)赤い印が水車小屋のティールームです。

また、リンボウ先生こと林望さんのエッセイのお好きな方や、キルトをなさる方、あるいはイギリスの児童文学のお好きな方なら聞き覚えがあるかもしれませんが、児童文学作家でもあり、パッチワークキルトでも有名で、リンボウ先生の下宿先のマダムでもあったルーシー・M・ボストン夫人の家、へミングフォード・グレイのマナーハウスもこの地図には載っています。(左下の拡大地図の上あたり。)ボストン夫人のグリーン・ノウのシリーズは日本語訳も出ていて、シリーズ1作目『グリーン・ノウの子どもたち』を読んだことがあるのですが、大人が読んでも面白い物語だと思います。

もっとも、残念ながらここを訪れていた時には、実はここがヘミングフォード・グレイのマナーハウス近くだとは思いつかず、後から「あれ?ひょっとしてこれは・・・?」と気がついた次第。なのでボストン夫人のマナーハウスには行かずじまいでした。今思えば本当にあと一歩という間近まで来ていたのにと残念です。目の前まで来てUターンしてしまいました。

と、思い出的にはガックリなんですが(笑)、でも気を取り直して、これから行きたい方もいらっしゃるかもしれないので、関連としてヘミングフォードグレイのマナーハウスのサイトにリンクをはっておきますね。有料ですが見学することもできるようです。サイトはこちら⇒The Manor, Hemmingford Greyhttp://www.greenknowe.co.uk/index.html )

私たちも、「いつか」の次回にはきっと訪ねたいと思います。

3.ボート遊びを楽しむ人々の姿

さて、話をホートンミル周辺に戻します。水車小屋の脇にある川を渡って、その先にあるパブリックフットパス(広い草原のような私有地を誰でも横切らせてもらえる散歩道)に進みます。川にはボートの行きかう様子が見られました。

この川の名前は何かしら?と調べてみると、なんとこの川、ヨークでの旅でであったグレート・ウーズなんだそうですよ。ウーズ川ってさすがにグレートとつくだけあって本当に大きい(というか、長い?)んですね~。驚きました。この辺りはケンブリッジシャーなんですが、これはケム川ではありません。(大学のあるケンブリッジからは少し距離がある。)

ウーズ川って何?という方は、こちらも過去のエントリーをご覧下さいませ⇒『ヨークのウーズ川クルーズ』(http://dolcevita-sana.blogspot.jp/2011/08/blog-post_11.html

4.ヘミングフォード・メドウ・パスを歩きます

それでは、ヘミングフォード・メドウのパブリックフットパスを歩いてみましょう!左右にだだっ広い芝生の敷地が広がっている中を、まっすぐに伸びる小道があります。記憶では気持ちのよいお散歩だったのですけど、こうして写真を見てみると雲行きがけっこう怪しいですね(笑)。まぁ、雨はこの日は降りませんでしたが・・・。

5.パスの左右ともものすご~い広さ

実は、ここを歩いている時には、向こう側に何があるのかなんて知らないまま歩いていました(笑)。わ~、気持ちのいいところだねぇ!というのん気さで。

6.歩ききった辺りで、民家が見えてきました

パスの終わりに差し掛かると、木々の間に民家らしき建物が見えてきました。こんなところに暮らしているなんて、静かそうで、気持ちが良さそうで、すごくいいな~。(ボストン夫人のグリーン・ノウお話を読むと、夜の真っ暗闇の静かな様子がよく描かれています。)

7.これもウーズ川だそうです

もう一度川がありました。これもウーズ川の一部のようですが、写真2の地図をみると、Back Waterと書かれています。川の流れが反対向きなのでしょうか?それとも流れがあまりないのかな?水草も浮いていますしね。

そういえば、リンボウ先生のエッセイにもボストン夫人のお話の中にも、この地域のFlood(洪水のようなもの)の描写が出てきます。雨のせいなのかは分かりませんが、Flood(フルード)と呼ばれる現象が起こるとメドウ一帯が水浸しになり、私達が歩いたパスは通行不可能になるそうです。季節的なものなのでしょうか?毎年なるということでもなさそうです。

こ~んな広い一帯が水浸しになってしまうなんてちょっと想像しにくいのですが、地図を見ると川の中州のような場所なので、なるほど・・・という気もします。ひょっとしたら、水が出るのが昔から分かっているので、こうして広いスペースをわざと残しているのかな?な~んて思ったり。イギリスもけっこう雨が降るように思うので。でも、お話を読むと、ごうごうと激しいものではなく、じわーっと広がるような表現をされていたように記憶しています。山がないから流れはゆったりしているのかもしれませんね。

8.民家の屋根の上のかわいい猫のオブジェ

さて、メドウをぬけると、ヘミングフォード・アボッツという小さな古い村に出ました。茅葺屋根の家がまたありましたよ~。 しかも屋根の上には、同じ素材で作られた猫のオブジェがあります。ひとつだけじゃなく、いくつかありました。かわいい~^^ 本物の猫が見たらどんな反応を示すんでしょう?!

9.ヘミングフォード・アボッツ村の案内板

ヘミングフォード・アボッツの村のコモンレーンという目抜き通りを歩き、 St Margaret of Antioch という教会の辺りまで行って、もと来た道を水車小屋まで折り返しました。村の案内板を今見ると、その先のハイストリートをぬけると、もうすぐヘミングフォード・グレイのマナーハウスにたどり着いたようですね。惜しいなぁ!

案内板には鳥や動植物のイラストが名前入りで描かれていて、この辺りの自然環境の豊かさを感じさせてくれます。村のウェブサイトを見るとフラワーフェスティバルなども開催されているようですし、またいつか本当に、もう一度訪れることができれば嬉しいなぁと夢見ています。

ヘミングフォード・アボッツ村のサイトはこちらです⇒Hemmingford Abbots http://www.hemingfordabbots.org.uk/index.php?_p_=79


Photo by Kazuya & Sanae: RICOH CX1


コメント

アン さんの投稿…
Sanaeちゃん、こんばんは~☆
長閑で時間が止まっている感覚になりますね。
お写真を拝見しながら、日本では天災被害が
多いでしょ?ここは大丈夫なのね…と思って
いたら、一面水没ですか!?(驚)
だから最初の民家の造りは、二階に生活の
スペースを持って来ているのかしら?
Sana さんの投稿…
★アンさん、こんにちは!
実際の水かさまでは分かりませんが、
よく見ると2階に居住スペースがありそうな雰囲気にも見えますね?!
全然気がつきませんでした^^;

時間が止まっている感覚というのは
ある意味当たっているかもしれません。
滞在中、何度もそういう気分になりました。

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