モノクロ暗室にて(4)

After Work
(Nikon FM10, Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8D,
f1.8, 1/125 sec, Kodak T-MAX 400)
 
今年もさっそく1月に、JCIIhttp://www.jcii-cameramuseum.jp/の暗室基礎講座に行ってきました。今年からはJCIIフォトサロン友の会の会員になったので、少し割引価格で受講できます。なので日程が合えばせっせと暗室講座に通いたいなと思っています。というわけで、今年も池本さやか先生http://sayaka-ikemoto.image-i.net/?lang=enに教えていただいています。先生、よろしくお願いいたしま~す!
 
さて、今年の暗室初めはこれ・・・ではなく、これの前に、手持ちの36枚撮りの現像済みフィルム2本分の、コンタクトシート作りをしました。それぞれ四切印画紙で。四切印画紙を使うものも初めてでしたので、帰宅後さっそくB4サイズのクリアーケースを買いましたよ~。次回もあと数本分、36枚撮りフィルムのベタ焼を作りたいので、持ち帰るときに楽なように。
 
で、そのコンタクトシートを作った2本のネガから、引き伸ばしプリントもしました。引き伸ばしプリントの方のサイズは全部六切りです。まずは友人のポートレートを。明るい窓を背にした逆光写真で、さらに顔が下に向いてしまっていたので、顔の部分のみ覆い焼きをして明るく仕上げました。(左と上、左上角には焼きこみも。)
 
また、コントラストが少し弱かったので、2.5のフィルターも使いました。本番前に5枚テストピースを作り、本番は4枚。ストレートに焼いたものと、覆い焼きや焼き込みをしたものを3枚。完成品を2枚作って、1枚は写真のモデルになってくれたお友達に差し上げました。
 
ブログへの掲載もOKしてくれてありがとうございます。ご家族の方の感想もメールで教えてくれて嬉しかったです。

Birthday Card
(Nikon FM10, Leitz Elmar 5cm f3.5,
f3.5, 1/125 sec, Kodak T-MAX 400)

次は、1枚目の写真のお友達が昨年の誕生日にくれた、ポップアップのバースデーカードを。アフタヌーンティーがモチーフのカードです。

これはテストピースを3枚作ったあと、本番は1枚だけで完成。フィルムのカメラに初めてつけたレンズだったのですが、なかなかキレイに撮れていてよかったです。

Mt. Fuji
(Nikon FM10,  Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8D, Kodak T-MAX 400)
 
お昼休みには、ごはんを食べた後、暗室と同じ建物にあるJCIIのギャラリーの展示を二つ見ました。そのうちのひとつが【幕末・明治の富士】という古写真展でした。・・・というわけで、私も富士山の写真を(笑)。
 
写真展では外国人の撮った富士山の写真もあったのですが、「The日本!」を撮ったつもりの彼らは、130年後にまさか富士山のまわりに、こんなヨーロッパ風の建物(?)の並ぶアウトレットモールができるとは想像しなかったでしょうねぇ・・・(笑)。着物を着た外国人の男女の古写真もありましたが、今やここ御殿場には海外ブランドの衣類がたくさん売られているのですから、時の経過は面白いものです。
 
こちらは2回テストピースを作って、本番1回でOK!と思いきや、ど真ん中にホコリがついてしまい、2回目での完成となりました。

Primrose
(Nikon FM10, Leitz Elmar 5cm f3.5,
f3.5, 1/8 sec, Kodak T-MAX 400)
 
4枚目は、濃い紫色のプリムラ・ジュリアンを、同じくエルマーで雨上がりに撮ったものをプリントしました。これも試し撮りの1枚という感じでしょうか。デジタルで同じ花を撮ったものはこちらをどうぞ⇒(『わが家の庭から(39)プリムラ・ジュリアンをコンテナで 』http://dolcevita-sana.blogspot.jp/2013/11/blog-post_17.html
 
この写真は、テストピースを3枚作ってから、本番2枚目で完成。1枚目にストレートにプリントして、2枚目で花の中心の白い部分をより白くするために覆い焼きをし、左角の部分を少し焼き込みました。(と、ここまで書いて、カラーの写真を見直して気づいたのですが、花の中心は白じゃなくて黄色でした^^; 記憶ってなんて曖昧・・・。)
 
Natsuko
(Nikon FM10, Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8D,
f1.8, 1/125 sec, Kodak T-MAX 400)
 
ラスト1時間!今日もなつこさんの写真をプリントしようと、縦横2枚を続けて焼きました。連続して同じ場所で撮っているので、引き伸ばしプリントも同じ条件で2枚の作業をしました。1枚目で2回テストピースを作り、本番はそれぞれ1回ずつで完成。光の当たっている輪郭のラインが、きれいに出て嬉しいです。ちなみに、縦写真はこれが初めてのプリントでした。(縦線や白いポツポツはスキャナーのせいです・・・。下のも同様。)

Natsuko
(Nikon FM10, Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8D,
f1.8, 1/125 sec, Kodak T-MAX 400)

冬休み明けで、すっかり作業を忘れてしまっていたらどうしようと思っていましたが、暗室講座の前日に『モノクロ写真の現像とプリント』(日本カメラ社)という本で流れをおさらいをしておいたので、けっこうスムーズにプリントすることができました。だんだんリラックスして出来るようになり、1日終わるとくたくたということもなくなりました。毎日でもやりたいくらい楽しいです^^

また、他の方々がネガ現像をしているのを脇から見ているうちに、自分もまた今年もやろう!という気になってきました。次の次くらいにはネガ現像も出来るように、該当のフィルムを買ってきて、せせと写真を撮りたいと思います。先生からも撮影に関するアドバイスをいただいているので、それもあれこれ試してみたいです。

帰りには、先生と事務局の方と3人で、青山・骨董通りにあるギャラリー・ストークスhttp://www.gallerystorks.com/に、写真展を見に行きました。同じJCIIの暗室講座のステップアップクラスの方々のグループ展があり、いろいろな方のモノクロプリントをたくさん見ることができ、とても刺激になりました。ステップアップ講座の鈴木先生ともお話しすることができ、先生が「写真はぜひ額に入れて飾って楽しんで欲しい」とおっしゃっていたのが印象的でした。(ギャラリー・ストークスは鈴木先生のギャラリーなのだそうです。)

私も、額装についてもこれからもっと、調べたり学んだりしていきたいなと思います。「撮る→ブログにアップする」の楽しみから、「撮る→プリントする→額装して飾る」という楽しみに、一歩踏み込んでいきたいです。せっかくプリントしているのですものね^^


コメント

アン さんの投稿…
Sanaeちゃん、こんばんは~☂
段々本格的になってきましたね。(凄い!)
モノクロ写真の良さの一つに、想像力を
かき立たせる事もあるのかしら?
なっちゃんの毛色は分かっていますが、
プリムラは何色かしら?と思ったもの。

130年前の日本、静かだったでしょうね…。
Sana さんの投稿…
★アンさん、おはようございます。
暗室での作業は、面白くてはまってしまいます(笑)。
写真を撮ってから実際に見るまでにかなり時差があるのも、
新鮮な驚きが加わって楽しいです。
私の場合は、撮影してからプリントするまでに、
2~3ヶ月は軽く経っているので・・・

古写真を見るのもすごく面白いです!
130年前の日本人も今の人々のように
おどけたポーズで写真を撮っていたりして、
そういうのを見ると、日本人って面白いなと思います^^

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