雨外出の翌日と、ウールのお話

雨に濡れた革靴に紙を詰めて、しっかりと乾かしているところ

雨降りの日に外を一日中歩きまわることなどめったにないのですけれど、「曇り」のお天気予報に騙されて、4月3日は革靴で雨の上野をうろうろしておりました。出かけるときに一瞬、冬用の防水ブーツにしようかな~と思ったのですが、15時頃ちょっとだけ雨が降る・・・みたいな天気図を見て、すっかり油断してしまいました。

それで天気予報がはずれたので、当然のことながら革靴は中までびっしょり。帰宅後すぐに紐を外し、汚れを拭ってから、中に紙を詰めておきました。朝起きてからも中の紙を取り替えます。数日は風通しの良いところに陰干ししなければならないかもしれません。乾くまでどのくらいかかるかな~・・・。

この靴は福岡に住んでいた2008年頃、シーズンオフに5千円で購入したもの(笑)。もともとこんな風なトラッドなデザインのものは大好きなのですが、他にもブーツを持っているのでその後数年間はほとんど履いていませんでした。それが昨年辺りから何故か出番が増えてきました。足になじんでいい感じに”くたびれてきた”のが、お気に入り度アップの理由かも?!そろそろかかとも張りなおしに出さなくてはなりません。

自分で編んだウールの靴下を愛用しています

というわけで、そんな風に靴の中敷までびっしょりになってしまっていたのですが、ところが・・・なぜか私の足自体は、実はぜんぜん濡れていませんでした。冷たささえも感じない状態。なので外を歩いている時には、中まで濡れてしまっているとは思いもしなかったくらいです。

いやいや、私がものすごく鈍感とか、そういうわけじゃないんですよ~・・・^^; 帰宅後に玄関で靴を脱ぎ、「あれ?やっぱりこんなに中まで濡れてるな・・・?」と不思議に感じたくらいです。

ところで、私はほぼ一年中、靴下の重ね履きをしています。夏は薄手のもの、冬は厚手のものというのはもちろんですが、その(自分的)基本は、絹の5本指靴下を1枚目に履き、その上から天然繊維の普通の靴下を重ねるというもの。寒い季節には2枚目に履く靴下は、自分で編んだ手編みのウールやアルパカの靴下を用いています。 (こちらを参照→ http://bricabrac-sana.blogspot.jp/2013/12/diamond-pattern-stitch-socks.html ) 

この日も1枚目にシルクの5本指靴下を履き、2枚目に手編みのウール・アルパカ混靴下を履いて、その上から革靴を履いて出かけました。帰宅後には靴はびしょ濡れでしたが、ウールの靴下は底の部分がかすかに濡れているくらいで、その下に履いたシルクの靴下はほとんど濡れておらず、足にいたってはまったくの無事。これにはとても驚きました。もちろん寒さ冷たさも感じず一日中快適。

絹とウールの重ね履きは排出作用が強いとは聞いていましたが、外側から濡れた場合にも、こんなに足が守られるとは想像していませんでした。登山などでもウールの厚手の靴下が使われたり、その下のアンダーソックスにシルクが使われたりしますよね~。なんだか、衣類の素材ひとつで、快適さってこんなにも変わってくるのだとあらためて実感した出来事でした。

こういうカーディガンも編めるようになりたいけれど、これは市販のもの
雨の日に上着代わりに着て出かけたので、
翌日お洗濯をして、陰干ししています

実はこの日、上着もレインコートにしようかな?と迷い、結局それも止めてしまって、靴下同様、ウール100%のざっくりとした手編みのカーディガンを着て出かけました。(手持ちのレインコートはアウトドア用のもので、ちょっと街で着るには色が派手すぎるような気がしたので・・・。)

このカーディガンは私の作ったものではなく、市販のメイド・イン・チャイナのものです。着初めはややワイルドな匂いのしたカーディガンだったのですが、これも面白いことに、表面だけが雨水に濡れてもほとんど中までは染み込んでこず、寒い思いもしないで雨降りの中をしのぐことが出来ました。(もちろん通気性もいいので蒸れることもなし。)

羊毛はもともとは結構な脂を含んでおり、それが羊さん達にとっては防水の役目をするというようなことを聞いたことがあります。先にややワイルドな匂いがすると書いたのは、おそらくは毛糸に加工する際の脱脂処理の精度によるものではないかな~と思うのですが、ある意味そのおかげで、簡単には水を吸い込まないのかも・・・?なんて想像しております。ちなみにもう数年着ているので、匂いはすっかり気にならなくなってはおりますが・・・。

お気に入りの赤い傘も、しっかりと干してから片付けます

と、そんなわけで図らずも雨の日に、”ウールの力”みたいなものを、なんとなく実感して帰ってきたのでありました。

とは言うものの、雨の日に革靴はやはり全然適さないので(^^;、何かオールシーズンOKなタウン用の雨靴が欲しいな~と思います。今持っているのは冬用防水ブーツか、ゴアテックスのトレッキングシューズなので、これで春~秋の街歩きはちょっとねぇ・・・。最近は素敵な長靴を履いている人もたくさん見かけるので、そういうのを検討するのもいいのかも?

でも本当はL.L.Beanのビーンブーツがすっと前から欲しいので、これを機にサイズを探してみようかな~なんて。え?冬用防水ブーツやゴアテックスとあまり変わらない?!そ・・・そうかも・・・。

ま、なにはともあれ、梅雨前にいろいろ見て探してみようかな~と思っています。(毎度のことながら、欲しいと思っても、すぐには手を出さないかもしれないけど・・・。)

コメント

アン さんの投稿…
Sanaeちゃん、こんばんは~☆
この革靴、私も好きな形です。シーズンオフとは言え、
良いお買い物をされましたね。
ここまでソックスを編まれるのでしたら、セーターや
カーディガンも直ぐに編めますよ。
ただ…時間がかかるけど…(笑)。
ウールのワイドな匂いって分かります。娘にカウチンを
編んだ時、羊毛の脱脂が施されていないので独特に匂い
がしました。このお陰で防寒・防水に優れているんですね。
Sana さんの投稿…
★アンさん、こんばんは~
そうなんです。何年も前のことですが、
5千円くらいでブーツ型の革靴が買えたのは嬉しかったです(笑)。

手触りのざっくりとした太い毛糸に
独特の匂いの残るものが多いのかもしれませんね?
デリケートな風合いにしてあるものは
あんまり感じないような気がしますから。

セーターを編むの憧れなのですが、
途中で止めてしまうとわけが分からなくなり・・・
やはりいつか一度習いに行くのがいいかな~と思っています。
「いつか」がいつか来ることを祈りつつ(笑)。
tane さんの投稿…
靴下の重ね履きですかー。 面白いですね。 水分とか、足の裏の水分とか、感じなくなります? 
私も靴紐で編み上げるタイプのブーツが好きだったけれど、妊娠中に大きくなった足が元に戻らず、履けない... かといって処分もまだ出来ないで... 

羊さんの匂い、よく分かります。 息子がセーターを着てくれると、’羊ちゃん!’と抱きつきます。 

子供図書館食堂へ行ったんですね! 森鴎外の垂れ幕探し、今度の上野へのお出かけの楽しみにします。  
Sana さんの投稿…
★taneさん、おはようございます。
国際こども図書館、行きました♪ ところが、ガラス窓の周りぐるりと、工事用の壁が重なっていて、外の景色はまるで見えず・・・タイミング悪かったです。またしばらくしたら行ってみたいです。

靴下の重ね履き、すごくいいですよ~。布ナプと同じ頃に始めたのですが、何より冬は暖かいです。肌に直接触れるところにシルクを履くというのが肝。そのままウールだけ、綿だけ、を履くより、サラリとした感じは保てると思います。5本指のなので、足の指が快適です。その上から普通の形を履くので、靴を脱いでも目立たないし(笑)。

日本では年々この重ね履きも認知されてきているので、今では絹の5本指靴下もかなり手に入りやすくなりましたよ~^^

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