モノクロ暗室にて(9)バライタ FOMA 小四切

2/M2 (Dec, 2013)
Kodak T-MAX 100
 
4月に参加したJCIIの暗室ステップアップ講座でプリントしたものを、本日はご覧いただこうと思います。
 
ステップアップ講座はバライタ印画紙を使うクラスで、先生は日芸の鈴木孝史先生です。1講座2日間のコースで、人気講座なので、この日は12人参加と満席でした。受講後すぐの興奮冷めやらぬ・・・といった状態(笑)で書いたエントリーはこちらです→ http://dolcevita-sana.blogspot.jp/2014/04/blog-post_9142.html
 
プリントした順番にアップしていきます。1枚目は東京ステーションギャラリーの階段です。これが私の生まれて初めてのバライタプリント!(テストプリントもあるので、実際には3枚目ですが・・・)枠の設定を間違えてて、余白が少なくなってしまっています。(さらにA4用の家庭用スキャナーで取り込んでいるので、ますます余白が窮屈・・・実際はもうちょっとあります。)
 
これをプリントした時には、鈴木先生に「見たときの明るさや色の印象はどうでしたか?」と聞かれ、うーん・・・?と悩んでしまいました。完成をそこに近づける・・・ということなのですが、薄暗い場所だったな~という曖昧な印象しか残っておらず(汗)。で、結局、真ん中のプレートの色は何色だったか?ということで、白だったような気がする・・・と、そこを白く表現するプリント・・・を作りました。(正確には「白でしたか?グレーでしたか?」というようなやりとりでした。)1枚目から、ガツーン!と、漫然と撮っている自分を反省させられる瞬間でした。
 
今こうして時間が経ってから見てみると、手元にはもう少し仕上がりを暗めにしたものもあるのですが、レンガの部分はそっちの方が自分の見た時の印象に近いな~と思います。でも、真ん中のプレートはこっちの方がいい。いずれもストレートに焼いただけなので、仮にまたこれをプリントするとしたら、レンガ部分をもう少し濃く出るように、手を加えてもいいのかな~なんて思いました。余裕が出来たら、もう1回挑戦してみたいです。
 
Lighthouse (Aug, 2013)
FUJIFILM Neopan 400 Presto
 
2枚目のこれは、自分の大好きな写真。三浦半島の灯台です。真夏に撮りました。それから、このネガは、暗室の基礎講座に初めて参加した時に、自分で現像したものです。そういう意味でも思い出深い1枚。同じものをデジタルカメラで撮ったものを載せたエントリーはこちらにあります→ http://dolcevita-sana.blogspot.jp/2013/08/blog-post_3568.html
 
これも枠のサイズ設定を間違えてしまって、余白が少なくなってしまいました。灯台の白と砂粒を目安にベースのプリントをしてから、上下をそれぞれ焼き込みました。
 
Two types of Coffee (May, 2013)
Kodak Tri-X 400
 
3枚目から、枠のサイズをちゃんと調整しました(笑)。ここで余白が少なく見えるのは、A4サイズ用のスキャナーに、無理矢理に小四切のプリントを乗せているからです。
 
こちら、基礎講座でコンタクトシートを作った時には「失敗作」と自分では思っていたのですが、ふと、どうなるか試しにプリントしてみたい・・・と思いつき、トライしてみました。構図的には上下がキチキチでいまいちだな~と思うのですが・・・
 
これは、フィルムのカメラで初めて、薄暗いレストランの中で撮ってみたらどうなるか?と試してみたうちの1枚です。エルタワーの地下の気軽なイタリアンでランチをした時のもの。店内の照明が暗めで、テーブルにもーりーさんが一気飲みしたアイスコーヒーの空のグラスの影が写っていたので、それを撮ってみようと思いました。プリントしてみたら、氷とかグラスのひんやりした質感と、珈琲カップの温かな質感が出てきて、面白いものだな~と思いました。ちょっと古くさい感じの写真になったのも、これはこれでいいかなと思っています(笑)。
 
Iris Garden in Winter (Feb, 2014)
Kodak T-MAX 100
 
4枚目のこれも気に入っている1枚です。真冬に行った明治神宮御苑の、菖蒲園の写真です。5月の菖蒲の花の盛りの頃より、ひょっとしたら好きかもしれません(笑)。
 
左側がボヤ~ンとしてしまっているのは、スキャンの仕方がまずかったせいです。実際にはF11まで絞って撮ったので、左側もくっきり出ています。お見苦しくてすみません。これも上下を焼きこんで仕上げました。
 
Behind the Stone (Dec, 2013)
Kodak T-MAX 100

さて、最後の5枚目は、冬の夕暮れ時の日本橋です。これもけっこう好きな1枚ではあるけれど、「これって何を撮りたかったの?」と問われると、「あはは」とごまかすしかないのではありますが(笑)。もっと奥の右の車道辺りにピント合わせたかったですよねぇ・・・今見ると。

手前の石にクッキリ合っちゃってるんで、苦し紛れにタイトルを「石の向こう側」なんてのにしてみました(暴露)。 本音を言うと写真にタイトルをつけるってこともあまり好きではないのですが、ま、データのファイル名をつける時にこんな感じでつけてます。(デジタルで撮った膨大なファイルにはいちいちつけてません。)

それにしても、だいたいにして、こういう時間帯に撮る覚悟と準備が出来てないからダメなのですよねぇ。なんてったって、開放・手持ち、しかも橋の脇のちょっとした出っ張りにつま先を引っ掛けてわずかに登り、もーりーさんに後ろから背中を支えてもらってムリヤリ撮ってるという・・・。夜景をなめるんじゃないよ、、、と怒られそうな撮り方(汗)。三脚か脚立を持ち歩く・・・というのはなかなかできないくせに、こういう時間帯にうろうろしているんですからねぇ・・・。

というわけで、自分の行き当たりばったりな写真の撮り方を、激しく反省させられるプリント作業なのでありました。あ、ちなみに、先生方はそういうことにはダメだしをなさったりはいたしません。全部、作業しながら自分で気づくことです・・・。はい。

それでは、次回は六切りを。


*撮影機材は、Nikon FM10に、Ai NIKKOR 24mm f/2.8s、または、Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8D です。
 


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