ご近所、野の花観察ウォーク(GW)その2、の、その2


GW中の4月29日(水・祝)の午後のことです。もーりーさんと二人、カメラを持って、市内の広町公園まで野鳥や植物観察に出かけました。前回は公園の中の様子をお送りいたしましたが、本日はその周辺で見られる野の植物、ワイルド・フラワーを中心にお送りいたします。

まずは、まん丸ふわふわのタンポポの綿毛~*****まるで鳥の雛みたいですね。


田んぼの周りの用水路の縁に一列に生えていました。望遠レンズをつけていたので、ギュギュっと寄せて撮ってみましたよ~。これはセイヨウタンポポなのかな~と思います。

カラスノエンドウ(Vicia sativa

もーりーさんがピーピーグサと呼ぶのがカラスノエンドウ。マメの部分の先端を切り取って、ピーピーピーピー子供の頃に鳴らして遊んだのでしょうね。私もやったような気がします。このカラスノエンドウって、ヤハズエンドウという本名があるそうです。今回初めて知りました。

ハルジオン(Erigeron philadelphicus

「目玉焼き~」と言いながら撮ったのはハルジオン。まぁ、よく話題になるのがハルジオン(春紫苑)とヒメジョオン(姫女苑)の見分け方ですよね。自分で写真を撮って調べると覚えられそうです。とは言うものの、頭の中でこんがらがることもしばしばですので、ここにも書いておきましょう。

2種の比較は今回はいたしません。単純にハルジオンの特徴だけ書きます。ハルジオンはまず、花びらが糸状です。そして、葉っぱのつき方が、茎を抱くようについています。この葉っぱの付き方だけでも知っていればOKかかもしれません。

ついでに蕾が垂れ下がるようにつくとか、茎を切ると中は空洞・・・などの見分け方法もあるようです。花色は白かったりピンクだったりもします。

ハルジオン(Erigeron philadelphicus

こちらの写真だったら、蕾の垂れ下がっている様子がもう少し分かりやすいかもしれませんね?いかがでしょうか。

さっき比較はしませんと申しましたが、それはなぜかと言いますと簡単なことです。この写真を撮った時(4月29日)には、まだハルジオンしか咲いておりませんでしたから(笑)。ハルジオンの花の時期は4~5月で、その後、5月後半あたりからヒメジョオンが姿を現わすのだそうです。登場時期になったらまた写真を撮って、今度はヒメジョオンをよく観察してみようと思います。楽しみ。

ヒメオドリコソウ(Lamium purpureum
ドレスのような葉っぱをしたものがそれ

どれがどれやら分からなくなりやすいのは、紫色の花を咲かせる野の花も同じ。こちらの写真にもいくつもの種類が写っておりますが、花の形だけでは分からないものも多いです。葉っぱと組み合わせてみるとようやく調べられたりします。

葉にも薄紫の色のついているのがヒメオドリコソウ。ドレスのような葉の重なりが特徴的ですよね。

ムラサキケマン(Corydalis incisa

こちらはムラサキケマン。このセリのようなギザギザの柔らかそうな葉っぱがあって、ようやくこの名前にたどり着けました。

カキドオシ(Glechoma hederacea

こちらのカキドオシも、丸い葉っぱが特徴的です。花だけの写真だと似たものがいっぱいあって名前を知るのは難しいです。この手の色・形の花を唇形花(読み:シンケイカ)といいまして、シソ科に多い花の形です。

ジュウニヒトエ(Ajuga nipponensis)の群生

こちらの花の形も唇の形。この日の大本命は実はこの花。

これを撮りたくてカメラを持ってきたのです。友人とのウォーキングの時に一度、携帯カメラでも撮影しているジュウニヒトエです。まとまって咲いているものは土手の上にあり近寄ることが出来ないので、ズームレンズ(300mm)を用意してきて撮りました。

斜面に向かってズームレンズを構えていると、近くのあぜ道をお散歩中の年配のご夫婦が「何を撮っているんですか?」と声をかけてくれました。私が「ジュウニヒトエです」と返事をすると、奥さまがだんなさまに向かって「ほら!やっぱり!ね~!ジュウニヒトエでしょう!」とにっこり。

みなさんお散歩中に目をとめて、野の花を観賞しているのですね ^^

ジュウニヒトエ(Ajuga nipponensis

ジュウニヒトエはシソ科の植物で、日本の固有種です。花は咲いている時は淡い紫色をしており、咲き終わりに近くなると白っぽくなって散るようです。葉には細かい毛が生えています。(こちらのアップのものは、一番近くで咲いていたものを105mmのマクロレンズで撮りました。)

似たものに、園芸店などでアジュガの名で呼ばれる西洋ジュウニヒトエがあります。そちらはもっと花色の紫が濃く、葉もやや黒っぽい色合いをして照りがあります。

スイバ(Rumex acetosa)の群生

夕日を浴びながら、スクっとまっすぐに伸びる赤い穂が美しいのは、スイバの群生。

スイバ(Rumex acetosa

スイバは英語だとソレル。フランス語でオゼイユ、イタリア語でアチェトーサだそうで、酸味のあるハーブとして世界中で広く食べられているようです。和名ではスカンポとも呼ぶようです。ハーブで検索すると食べ方や注意点(シュウ酸が多いらしい)などがたくさん出てきます。

特にフランスでは相当にポピュラーな食材として認知されているようで、オゼイユとキーワードを入れるとお料理の写真がたくさん見られます。お魚料理のソースとして葉を利用したりするようです。ちょっと食べてみたくなりますね。

雌雄異株だそうで、この赤い花を咲かせるのは雌株なのだとか。雄株は薄黄色の花を咲かせるようです。ひょっとしたら同じ場所に混ざっているのかな?ちらほら赤とは違う色のものも見えるような気もします。
 

とっても楽しい野の花探索でした。

公園や遊歩道も面白いけど、あぜ道や丘(山?)の斜面もワクワクさせてくれますね。翌日も同じエリアの、残り半分を見に来ました。次回はそちらの様子をお送りします。お楽しみ~♪


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