ご近所、野の花観察ウォーク(GW)その2、の、その3

キウイの棚

GWの連休中、4月30日(木)のお話です。前日にも車で広町公園付近へ野鳥や野の植物を撮りに出かけたのですが、その翌日も、今度は遊歩道を歩いて同じエリアへ、もーりーさんと二人でカメラを持って行ってみました。

ルートはお友達に教えてもらった、ウォーキング日記(11)と同じ遊歩道です。(http://dolcevita-sana.blogspot.jp/2015/04/blog-post_29.html)畑の一角にはキウイの棚がありました。(これがキウイだということも友人に教えてもらいました。)


現役なのか、リタイア後なのか?
 
アンティークのオブジェにでもなりそうな、古い農機具を見かけました。脱穀機でしょうかね?これが最新マシンだった時代もそんなに昔ではないような気もしますけど、時の流れはどんどん早くなっているのかしら・・・。
 
スイバの雄株
 
お!これは昨日のエントリーで話題にしたスイバの雄株ではございませんか!ちゃんと写真に撮っていましたね~。さすが、私 ♪ 誰も褒めてくれないので、自分で褒めておこう(笑)。ふふん。グリーンの雄株もいいものですね。
 
スイバの雌株

 さて、これにて、スイバは雌雄異株、花の色が違うというのがよく分かりました。雌株の花は赤いのです。

スイバの雄株(左)と雌株(右)
 
あら!雄株、雌株、両方いっぺんに写っていて、しかも比較しやすく空間が空いているものがありました!混在しすぎていると分かりにくいけど、これはなかなかいいですね。雄株の方が大型な感じに見えます。面白い。(単に手前にあるだけ?)
 

 
荻野川の流れに新緑が映ってとってもきれい。
 
 
こういう段差を、カモがパタパタッと軽く飛びながら遡る姿も見られました。
(うまく写せなかったのだけど載せちゃいます。)
 
ムラサキツメクサ(Trifolium pratense
 
足元には赤い花がちらほらあるぞ~・・・と思って撮ってみると・・・。
 
ムラサキツメクサ(Trifolium pratense
 
アカツメクサでした。本名はどうやらムラサキツメクサというようです。シロツメクサよりも葉っぱが尖っているとありますが、ほんとうにそうですね。英語では単にレッドクローバーというようです。
 
 
アカツメクサやカモの写真を撮っていると、国道の下をくぐって出てきた農作業着姿のおじいさんに出会いました。
 
 「こんにちは。」
 「やぁ、こんにちは。写真を撮っているならね、あっち側にいいものがあるよ!」
 「あ!フジの群生ですよね?!まだ咲いていますか?」
 「あぁ!なんだ、もう撮ってきたの?」
 「いいえ、これからそっちへ行くところです。まだ咲いていたら撮りたいなと思っていたんです。」
 
そうかそうか、という顔でニコニコと無言でうなずくおじいさんにお礼を言い、私達もさっそく国道の下をくぐり、向こう側へと抜け出ました。


フジ(Wisteria floribunda)の群生とミズキ(Swida controversa
 
出た~!!まだ咲いていました♪ これをもーりーさんにも見せたかったんですよね~ ^^ フジの下のミズキも満開になっており、紫と白と緑のミックスされた様子が見事でした。

これを見ると、舞台の緞帳なんかを思い出してしまいます。こういう風景を見て、日本の刺繍や織物は生まれたのでしょうね~。織重なるって言葉を連想させる、木々や花の重なり。まるで滝のよう。

フジ(Wisteria floribunda)の群生とミズキ(Swida controversa

パノラマで撮りたくなるような横の広がりもありまして。この写真は3分の1くらいしか写せておりません。あ~、動画でも撮ればよかったんですよねぇ。思いつきませんでした・・・!来シーズンは動画撮影を試してみようかな。

フジ(Wisteria floribunda)の群生とミズキ(Swida controversa

空を入れると藤の色が目立たなくなってしまうんだよな~と思いつつも、横の広がりを表現したくて、挑戦。これで半分に満たないくらいでしょうか・・・。右方向にもっと咲いているのです。

勝手に、厚木のフジ(藤)の名所と指定したいくらいの素晴らしさです(笑)。


倒木も葉で覆われ、背丈の高い木にもツルが昇っています。


そういえば厚木市って、市制60周年なんだそうです。よくよく考えてみれば、たったの60年なんだ・・・という気分。それじゃ、それまではなんだったの?とは考えたこともなかったのだけれど、ちょっと調べて見ましたところ、もちろんいろいろな村の寄り集まったものには違いなく。
 
例えば、この私達のお散歩エリアは1956年に厚木市に編入する以前は荻野村と呼ばれる地名だったのだそうです。そして、その荻野村も、19世紀末頃までは上荻野、中荻野、下荻野とそれぞれの村だったそうな。これらの地名は今でも住所や地域名として使われています。
 
実家の住所に使われている地名も、自分の家の住所に使われている地名も、もともとはそれぞれの独立した村だったと知り驚きました。
 
 
なんというか、鉄道が走ってからの中心部というのはいわゆる「本厚木」と駅名で呼ばれているエリアなのですが、この荻野川の流れる辺りは歩いてみればみるほど面白く、お城の跡があったり、「とのさま道」なんて言葉が残っていたり・・・と、もともと近隣は宿場町だったようです。
 
この美しいと感じる里山の風景も、昔から続いているものなのかな~なんて思いました。ちなみにここは、神奈川県のド真ん中のエリア。だから厚木市のある地域は、県央なんていう呼ばれ方もします。
 
 
本厚木は、新宿からは小田急線で45~55分。ロマンスカーも停まります。車なら国道246で渋谷から51km、東名厚木ICは東京ICから35km。かな~り都心に近い田舎です(笑)。
 
最近はハイキングコース用のウォーキングマップなんかも、けっこう用意されているみたいですし、こことは少しエリアがずれますが、わが家の前の歩道も、季節によってはお休みの日の朝にハイキングスタイルの人々が通るのをときどき見かけます。(昨日の朝も大勢いらっしゃってましたよ~。)
 
ハルジオン(Erigeron philadelphicus
 
な~んて。なぜか突然わが町自慢、わが町宣伝をしてしまいました(笑)。
 
でもね、写真やってる人とかに、ぜひフジの花を撮りに来てほしいな~なんて思ったものですから。だって、風景写真専門の人達がどんな風にこのフジを撮るものか、すっごく興味がわいてしまったんですもん。私達に「フジの花を撮るといいよ!」と教えてくれようとした、おじいさんの気持ちと同じです。ふふふ。
 
この風景の中にローカル線ででも走っていれば、、ねぇ?(って、ちょっと違う?)
 
 
雑草と呼ばれる草花も、野に放たれればこんなに素敵。
 
ハルジオン(Erigeron philadelphicus
 
ハルジオンにはピンク色の花もあります。


これは、似たものがわが家の庭にも生えてます。庭に生えてきたものよりも、なんだか葉っぱが柔らかそう。シダ植物の仲間です。葉が開く前は、ワラビみたいにくるんとしてますね。

ホトケノザ(Lamium amplexicaule

こちらの紫色のお花はホトケノザ。昨日のエントリーに登場したムラサキケマンと花びらだけ見ると似ていますが、葉っぱの形がだいぶ違います。

ホトケノザ(Lamium amplexicaule
 
ギザギザはあるけど丸っこくて、お花に近い位置についています。下の方につく葉っぱまではちょっぴり距離がありますね。
 
ノジシャ(Valerianella locusta
 
こちらのものすご~く小さい花をたくさんつけているのは、ノジシャという植物。欧米ではハーブの一種として食べられているそうで、英語名はラムズ・レタス。あるいはコーンサラダ!コーンサラダっていうのは、トウモロコシ畑によく生えているからだそうです(笑)。フランス語ではマーシュだそうです。
 
ひとつひとつの花はワスレナグサのような形をしていてかわいいのです。
 
 
まだ作付けなどがされていない畑か田んぼのど真ん中。唐突にスミレの群生が広がっていました。どうしてこんな乾いたところに生えてきたんだろうと考えると、ちょっとおもしろい光景(笑)。それとも、スミレって乾いたところが好きなのかな?そういえば、アスファルトの際にもよく見かけますしねぇ?
 
 
もと来た川沿いの遊歩道をもう一度戻って帰宅します。行きは鳥に夢中になっていて気がつきませんでしたが、ウツギの仲間と思われる花も咲いていました。
 
 
斑入りの葉と、このピンク色の花は同じ株から出ているのかな?それとも別?ひとつ前の写真を見ると、花のそばの葉は斑入りになっていないようにも見えるのですが・・・。
 
ホオノキ(Magnolia obovata
 
頭上にはホオノキも。大きな葉っぱが垂れ下がるようにつき、うっすらと赤みがかったクリーム色の花が上向きに咲いています。うっすらと赤く見えるのは、花芯部の赤いのが花びらに透けて見えているから。モクレン科なので花も強く薫るようですが、高い位置に咲いているのと花数がまだ少なかったので、香りは確認できませんでした。
 
それにしても大きな葉です。朴葉味噌って、このホオノキの葉っぱを使っているのですよね。他にもいろいろ食品を包むのに利用されているそうです。
 
話が脱線したりして長くなってしまいましたが、これにてGW(4月29、30日)のネイチャー・カメラ散歩はおしまい。とても楽しい2日間でした。
 
 
 

コメント

lce2 さんの投稿…
こうして見ると、日本の森はジャングルのよう。(笑)
Sana さんの投稿…
★lce2さん、こんにちは。
コメントをありがとうございます。日本は樹木の種類が多いと聞きますけど、本当にこうして少しずつ日にちをずらして一定期間見てみると、その様子がよく分かってあらためて驚きました!

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