追分だんごの豆大福(お土産ファイル番外編)


【お土産ファイル】は、いつもは誰かにいただいたお土産や、自分達が旅行に行った時に買ってきたものなどを取り上げているのですが、本日は番外編。都内へ日帰りで出かけた際に買ってきた、”東京銘菓”のお話です。

新宿の追分だんごの思い出といえば、子供の頃に母が「私が学生の頃からある甘味処」と言いながら連れて行ってくれた伊勢丹前の交差点にあるお店です。子供の時分は私はあんこが苦手でしたので、いつも一緒に行くと海苔の巻いてあるお餅(=磯部まき)を食べていました。そして頭の中では、母が学生の頃からある=大昔からあるお店・・・というイメージに。

大昔からあるお店・・・というイメージはあながち間違ってもいませんで、本当は追分だんごは、母が学生の頃なんかよりももっともっと古いお店だそうです。お店でいただく栞を読むと、その起源は太田道灌の時代にまでさかのぼるのだとか。母もおそらく一番初めは、祖父(母の父)に連れて行ってもらったのだと思います。

もーりーさんと車で新宿に行くようになってすぐに、新宿西口のメトロ食堂街にも追分だんごのお店があることを知りました。それでそのことを母に電話で伝えると、「あら、丸の内線の乗り場の近くにもお団子屋さんがあるの?それは便利でいいわね。お父さんにも伝えて、今度そっちに行ってみるわ。」と嬉しそう。

私もつい先日、ひとりで電車に乗って都内へ出る用のあった日に、ふと思いついてメトロ食堂街の追分だんごでお土産を買って帰ることにしました。立ち寄ったのがちょうど15時前でしたから、平日でも店内のテーブルでお茶をする人々や、私と同様に持ち帰り用のお団子を買いたい人で賑わっていました。ショーケースにはずらりとカラフルに並んだ串だんごがいっぱい。ほかにもみつまめや豆大福、三角形の豆餅、そして季節商品らしき栗大福などなど。

「お先にお待ちのかたからどうぞ・・・」

店員さんが声をかけてくれましたが、私より先に年配の男性がショーケースの前にいたのを知っていたので、その方に「お先にどうぞ」と言うと、まだなかなか決めかねているらしく、順番を譲ってくださいました。「豆大福の2個入をひとつください。」豆大福は二つで350円弱のお値段です。

私がお会計を済ませて立ち去ろうとする頃ようやく、先の男性が店員さんに声をかけました。「お団子をもらいたいのだけど、いろんな種類をみつくろってもらうことは出来る?」

小田急線の改札に向かいながら私は勝手に、「あなた、今日もし新宿に行くのなら、帰りに追分だんごに寄って、お団子をいくつか買ってきてくれない?」と、奥様にでも頼まれたのかな~なんて想像してしまいました。うちの母も、父にそうやって頼みそうです(笑)。

実は、店内でお茶をしているのは圧倒的に女性が多かったのですけれど、お持ちかえりのお団子の前には、男性の姿の方が多かったんです ^^ おうちの方へのお土産か、あるいは店内でひとり食べていくのは照れくさい・・・というのもあるのかも?な~んて。

新宿西口のメトロ食堂街は、各地高速バスの発着場からも近くです。東京観光の締めくくりに、老舗のお団子を自分や家族のために買って帰る・・・というのはいかがでしょうか。生菓子だから日持ちはしないけど、帰宅後の一服に旅の疲れを癒してくれること、うけあい。

私も1時間半の電車&バスの旅の、お土産のつもりで買っています♪ ごろごろとお豆が入った豆大福はとっても柔らかく、そして食べ応え満点の美味しさでした。自己流で抹茶を点てて一緒に楽しみましたよ~^-^


コメント

人気の投稿