テレビで見た落語メモ(3):2015年11月1日~11月15日

本日は写真なし。10月の終わりに妙に濃いテレビ落語週があったものですけど、その次の1週間はなぜかポカ~ンと開いてしまいまして。それで2週間分まとめて書こうと思います。(15日のBS-TBSの落語研究会のはすっかり録画を忘れてしまい見逃しましたorz 残念~)

んでは、今回もはじまり、はじまり~ でんでけでん

11月1日(日)NHK総合 桂文枝の演芸図鑑 三遊亭王楽『つる』

笑点でおなじみの好楽さんのご子息、王楽さん。お師匠さんはお父様ではないらしく、同じく笑点の司会などでおなじみだった5代目圓楽さんなんだそうな。『つる』はとっても短い演目で、前座噺のひとつだそうですが、こういう短くてシンプルなものほど噺家さんの力量が出るのか、動画を探してみるといろいろな方のバージョンが見られて面白いです。王楽さんのはご本人の見ため同様、明るくカラッとした噺っぷりでした。

11月8日(日)NHK総合 桂文枝の演芸図鑑 古今亭菊之丞『片棒』

先月にも喬太郎さんの番組で拝見いたしました菊之丞さんの『片棒』。ケチで名の通る親父さんと、そのドラ息子(=金遣いが荒い)のやり取り。「おい、お前にちょっと聞くがね。お前、あたしが死んだらいったいどんな弔いをしてくれるつもりだい?」このひと言からドラ息子の”一大パフォーマンス”が繰り広げられます。いろいろな音色のお囃子を自らの口で演ずる様子は圧巻!菊之丞さんて見た目はしっとり静か~なのかと思えるのだけれど、かなりな熱量の一席でした。BS11の時とは、まくらも少々変えてあるようでした。

11月8日(日)NHK Eテレ 日本の話芸 川柳川柳『ガーコン』

お名前からして特徴的な、「かわやなぎせんりゅう」さん。一度は聞いてみたかった『ガーコン』を聞く(見る)ことが出来て嬉しかったです。川柳さんは御年84歳!つまり戦争体験者なわけで、まぁ、うちの両親も体験者ですけれども、もう少し上の世代なので記憶が鮮明なんですね。で、この『ガーコン』は軍歌を扱った新作落語(つまり自作の落語)で、なんとまぁ、その歌声の麗しいことといったら驚きです。声って老けないよな~と常々思っていましたが、本当にそうですね!のびやかで声量もスゴイ!しまいにゃ、・・・って、おっと、これ以上書いたらオチが分かっちゃうからここまで。とにかく、これは一見一聞の価値、めちゃめちゃアリという感じでした。ジャズ好きにもたまらん一席なのではないでしょうか?!かなりファンキーにスイングしてます。

11月10日(火)BS11 柳家喬太郎のようこそ芸賓館 三遊亭兼好『六尺棒』/三遊亭王楽『普段の袴』

再び王楽さん登場。こちらでは『普段の袴』という演目を、これまたカラッとした明るさでおやりになっておられました。落語界のイケメンと言われているのだそうで、番組の中ではナルシストとか言われてましたけど、ご自身も「自分が大好き」とおっしゃってて笑いました。

で、同じ円楽一門会の兼好さんは、(王楽さんのお父様の)好楽さんのお弟子さんなんだそうです。飄々とした軽やかさで、この『六尺棒』も”ちゃんとした”親父さんと遊び人息子の噺なのだけれども、怒った親父さんからピャ~っと逃げるドラ息子の場面では、本当にその軽やかさが活きていて、まさに「飛んで」逃げるがごとし(笑)。来年2月に某落語会のチケットを取っていて、それに兼好さんもお出になるので今からとても楽しみです。

11月15日(日)NHK Eテレ 日本の話芸 桂雀三郎『船弁慶』

日本の話芸は順繰りで上方落語がしっかり見られるのが嬉しい番組。しかも収録も上方の噺家さんの時には当然大阪でやりますので、お客さんも上方ことばのネイティヴですからノリが違う!スピードも違う!ややもすると聞き取れないッ!ちなみにワタクシ、関西系の会社や関西人の上司・・・という環境での仕事年数がけっこう長めなのですけれど、それでも雀三郎さんの『船弁慶』のスピード感ある噺っぷりにはついていくのが大変でした。(やはり仕事場ではみなさん「地」は出ていなかったのか?!)それにしても、江戸の落語と上方の落語とでは女将さんの描き方が全然違ってそれがまた面白いです。やっぱり男性陣より数倍キャラが濃いのは女です(笑)。

ついでに、女といえば、この日本の話芸という番組は講談の日もあるのですが、これがまたなかなか聞き始めると面白いもんで・・・。女性がけっこう多いんですね、講談師さんって。あの、なんていうんですかねぇ?いわば、句読点の「。」がないような話し方・・・あれが特徴的で講談って面白いな~と思います。テレビもラジオもない時代は、やっぱり賑わったんでしょうねぇ。宝井琴桜さんの「壺坂霊験記」(10月25日)もとても面白かったです。


*見たら書くというのを続けようと思っていたのですけれど、覚えておくのが意外と大変なので今回でこのシリーズは終了します。見るのは続けますけどね♪


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