ブルーバックス『マンガ「代数学」超入門』ラリー・ゴニック


何かひとつのことが気になると、しばらくは自分の気がすむまで追いかけ続けてしまう私です。

岩波新書の『数学入門(下)』を読んでいたのだけれど、下巻はさすがにかなりチンプンカンプンになってまいりまして・・・。何かいったん別のタイプのものを読みたいな~と。

それで、日曜日に出かけた時に帰りのバスを待つ間、書店の数学コーナーやブルーバックスコーナーをあれこれのぞいてみました。そこで見つけたのが、ラリー・ゴニックさんという人の『マンガ「代数学」超入門』という本。12月の新刊だったみたいです。原題はThe Cartoon Guide to ALGEBRA というんだとか。オリジナルの本も2015年に出たばかりのもののようです。

アメリカン・コミック風に書かれていて面白そうだったんで、買って読んでみることにしました。ちょこちょこっと気軽に読めそうだったので。算数という感じのところから始まって、最終的には2次方程式までたどり着くこの本。1章ごとにちょっとした問題がクイズのように出ていまして、それも脇にメモ用紙を用意して、やってみたりしています。

しかしながら、単純に思える足し算、引き算、かけ算、わり算も、電卓使わないで手計算するとなるとけっこう頭の体操になりますね!まだ算数の部分の第1章にあった22/23(わり算)なんてのは、延々数字が続く、けっこうな桁数の循環小数ってなものでした。いったいどこまで計算したらいいんだよ~って。これ、終わりがないんじゃないかな?と思いつつ、循環させられるところまでいかないうちにアキラメテ解答を見ようとページをめくると・・・書かれていることがまた奮ってます。
一部の問題の解答 監訳者注:西洋の教科書ではこのように2問に1問くらいの割合で解答が掲載されることが多い。(240ページから引用)

ですって。つまり、22/23の解答は出ておりませんでした!だから「一部の」なんですね(笑)。 答え合わせは電卓で。

22/23=0.9565217391304347826086 9565217.... もう一度あらためて、数が繰り返すところまで手計算してみましたよ~。けっこう疲れたけど面白かった!普通の電卓ではここまでの桁数はでませんでしたが、PCの電卓ではもっと出てきました。びっくり。繰り返すのに終わりがないなんて、面白いですよね~。不思議!

こんな風に「算数」程度でも延々と計算が長引くものがあったりするので、脇に置いたメモ帳なんかではあっという間に足りなくなってしまうなと実感しました。なるほど、そりゃ「余白が足りない」わけですな…。ははは。

それにしても、なんでこんなの面白いと思うんだろう?と自分でも不思議。まぁ、ルイス・キャロルが大好きなので、ずっと数学には密かな憧れがあったというのが本音です。これでキャロルの数学ネタが少しでも楽しめるようになったら嬉しいのだけれど…。まぁ、そんなに簡単じゃないとは思いますが。

キャロルの日記には時々、Did a little Mathematics in the morning と書いてあったり、Algebra とか Solid-Geometry とかいろいろ出てきます。

好きな人の好きだったものをやってみる…というのは、それだけでとても楽しいです。100年以上も前に生きた人なのですけどねぇ。写真だけじゃあきたらず、というところのようです。
(注:こちらのエントリは再投稿のものです。以前いただきましたコメントはすでに消えてしまっておりますが、メッセージいただき感謝しております。ありがとうございます。)


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