面接授業受講記(1):『科学の見方・考え方』濱田嘉昭先生

新小平の駅から学習センターへの道中、
銭湯の煙突を発見

4月16日(土)と17日(日)の二日間は、面接授業と呼ばれる放送大学のスクーリングに行ってきました。出かけたのは東京の小平市にある多摩学習センターです。面接授業を受けるのは初めてでしたが、入学前に公開講座で2度ほど多摩学習センターには訪れているので、リラックスして出かけられました。

公開講座の時は西多摩湖線の駅から行ったのですが、今回からは武蔵野線の新小平駅から行くことにしました。このルートだと駅から学習センターまで1.4kmほど歩くのですが、その代わり自宅からの交通費が安く、乗り換え回数も少ないと分かりまして。歩く距離が長いかな~と思いましたが、実際に歩いてみると片道15~20分程度のウォーキングは勉強前後のウォーミングアップとクールダウンになり、なかなか良かったです。




多摩学習センター

受講したのは、濱田嘉昭先生の『科学の見方・考え方』という面接授業です。教室は4階の第3講義室でした。授業は2日間で8コマ。お昼休みを挟んで午前・午後2コマずつなので、お弁当を作って持って行きましたよ~。(お弁当の写真は撮り忘れました・・・残念!)

2コマごとに10名ずつ簡単な自己紹介を兼ねての出欠確認があり、それぞれが放送大学で何を学んでいるのかということや、この科目の受講目的などを話したのが面白かったです。私は放送授業で拝見したことのある先生の授業はないかな~と思いこの科目を選んだのですが、同じ理由の方はやっぱり何人もいらっしゃいました。また、同じコースの方が履修した科目の話はすごく参考になりましたし、そういうのが聞ける機会はとても貴重だなと思いました。

それからなんと、先生ご自身も現在は放送大学の学生さんなのだそうで、定年後に入学し、今までの研究の専門分野とは全然違うものを学んでいらっしゃるのだそうです。ご自宅エリアの学習センターに所属しているそうで、中国語サークルにも入っていますと、ニコニコしておられました。すごい~!こういうお話を聞くとやる気が湧きますね。(放送授業が放送されている間は、客員として面接授業も受け持つことができるのだそうです。)

授業中のメモ

この科目は事前に購入せねばならない教材(教科書)等はなかったのですが、初日にいただいたプリントはずっしり、8部、8コマ分。

内容は学生でなくても放送大学のホームページの面接授業のシラバスから見ることができますが、宇宙、生物、物理、数学、そしてもちろん先生のご専門の化学も・・・と大変盛り沢山で、基礎から最新の情報までたっぷり、ほとんど自然科学のカタログのような授業でした。

しかも配られたプリントにはなかったテーマも追加され、ノートへのメモは2日間で48ページにもなっちゃいました。(罫線まったく無視の乱筆メモだからだけど・・・。)また、いろいろな小道具をつかったデモンストレーションもたくさんしてくださって、とっても面白かったです。以下のようなものを見せていただきましたよ~。

  • タンパク質の模型(左手型と右手型)
  • 衝撃吸収材でできたゴムボールと普通のゴムボールの弾み方の違い
  • ただのガラス玉と、本物の水晶玉の見分け方(光の屈折)
  • 光の粒と波の性質に関する実験映像
  • 簡易分光計と回折格子(いろんな光源を見る)
  • 偏光フィルム(2枚重ねをずらしていく)
  • モルフォ蝶の標本
  • 分子間力のデモンストレーション(ガラス板2枚を水でくっつける)
  • 高吸水性高分子(紙おむつの素材)
  • 光ファイバーの原理(オレンジ色の板)
  • 食塩と減塩の塩の放射能を線量計で測定

鏡を2枚使った、マギー司郎さん顔まけのオモシロ科学手品(?)もありました(笑)。それから、偏光フィルムのデモンストレーションは、ひょっとしてこれは写真撮影の時に使うPLフィルターではないかしらん?と、楽しい気分になりました。

また、2日間の面接授業の中には、今期私が履修してる放送授業科目の『自然科学はじめの一歩』に関連のある事柄がたんと出てきましたので、とってもいい勉強になりました。今後も、面接授業と放送授業を関連付けて受講すると良さそうだなと思いました。

自己紹介で、数学をやりたくて入学したと言ってしまい自爆した私ですが(冷汗)、今回の面接授業では系の相互作用に関する説明で、数学の行列の話が登場しました。先生に「行列、分かりますか?」と聞かれて、堂々と首をぶんぶん横に振った私(笑)。だって、私の場合の「やりたくて」は、イチからよちよち歩きで~という次元なのです~。

でも、行列といえば岩波新書の遠山啓さんの『数学入門(上)』で見て、まだ難しすぎてよく分からないな~と思ったのが記憶に残っています。で、現在もう一度その本を開いてみますと、あれ?もしかして??今ならちょっといけるのかな???、と。(本当~?!)

最初に読んだときはベクトルで引っかかったのですけど、その後に読んだアインシュタインさんの(さん付けです)『物理学はいかにして創られたか(上)』のベクトルの説明が分かりやすかったんで、少しイメージできるようになったってことなのかもしれません。そうだといいな~(笑)。もう一回、両方とも読み直してみよ~っと。

ちなみに受講者の男女比は見た感じ半々で、二日間びっしりの講義でしたが最後の最後まで白熱し(笑いもたっぷり!)、終わり15分の質疑応答は大変エキサイティングでした。各日ごとに、帰る前に感想文を提出しておしまい。感想文には1日目のものなら質問を書いてもOKとのことで、2日目にいくつか先生が感想文から話題をピックアップして、コメントをしてくださいました。

二日間で、完成図が大きな地図にでもなりそうな、ジグソーパズルの箱をいただいた気分です。しかもこのパズルは平面パズルじゃなさそうです。それにたぶん、ピースは無限に増えていくのかもしれません。

あ、回折格子フィルムもちょっぴり分けていただきました。先生は東急ハンズで買ったそうです。「回し者じゃないけど、あそこには欲しいものがいっぱい」とおっしゃっていました(笑)。



(熊本学習センターのみなさんが、一日もはやく通常の面接授業を受けられるような日々に戻れますように。)






【後日追記】(ヒント:カーソルで ↓ 反転させるとお読みいただけます♪ ↓ )
行列、大筋は理解できました。遠山さんのモモ、ナシ、ミカンで(笑)。ベクトルの文字 に”読まず嫌い”になってただけだったのかも?( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
しかし、後半の連立方程式を行列で解くという部分はまだしっかり読んでおりません。そこが本筋なんでしょうねぇ・・・。でも、ま、そっちはもうちょっと寝かせておきます~。



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