参考書:ブルーバックス『大人のための高校化学復習帳』


読書ブログになってしまいそうないきおいですが、本日も本の話題です。しかも今回は参考書(笑)。いつもの通り「続きを読む」でたたんでおきますので、ご興味ある方はどうぞそちらからご覧ください。



さてさて。せっかく「続きを読む」をクリック(タップ)していただいたのに、新たな写真はなにもございませんで、さっそく内容に移ろうと思います。この本は、まぁ、読んで字のごとくなのですが、頭から真面目に読むのも良いですが、私は書棚に置いておいて、辞書のように使っております。

「さくいん」と「目次」で2通りの読み方


講談社さんのブルーバックスは新書サイズで手軽に読める本ですが、中身はしっかりサイエンスブックですので、巻末にはびっしりと「さくいん」のページがございます。ですから、例えば先日受講した面接授業のノートを見ながらキーワードを拾って、この本のさくいんを見てみる・・・なんて使い方をしております。

が、目次を見てみますと、「海水は0℃でも凍らない」「ナメクジは塩でなぜ縮む」「ホッカイロはなぜ熱くなる」「アルミ箔はすでに錆びている!?」など、読み物としても面白そうだと思わせるものが並んでいますから、はじめから終わりまで普通に読み進めても楽しめると思います。各章の小見出しも振るっていて、「美味しい梅酒を作るには」なんて書いてあったりもするのです。

それから、先日の面接授業でマイナスイオンは嫌いというお話があったのですが、これ、以前パートタイムで事務仕事をお手伝いさせていただいていた、別の大学の先生もまったく同じことをおっしゃっていたんです。で、この本にも、「マイナスイオンが健康によいという話題をよく聞きますが、『マイナスイオン』という言葉は化学に限らず科学の世界ではいっさい使いません」(P30)と書かれています。しかもこれって、和製英語なんですって~。

以下、本から離れた思い出話です。

高校の化学の思い出


さて、私にとっての高校化学の思い出は、はっきり言ってこの本のような楽しいものではありませんでした。同学年で私のいたクラスだけ、他のクラスの先生とは別の化学の先生だったのですが(理由は知らない)、最初のテストが終わってみると、なんと、学年で一番成績が悪いクラスとなってしまっていたんです。英語が専門の担任の先生が、「なんでうちのクラスだけ、化学そんなに悪いの?」と心配するほど(笑)。(最終結果は不明。)

だって、その高校の化学先生の授業は、本当~にわけがわからなかったんです。なにしろまず先生の書いた字が読めない。黒板のも読めないし、プリントも今みたいにパソコンで作るようなのじゃなくて毎回手書き。教科書を使った覚えがなく、その先生の読めない字で書いたプリントで授業をやっていたと記憶しています。もちろん、テスト問題も手書き。パソコン世代には信じられないかもしれませんが、そんな時代もあったんです。

さらに、先生自身が授業を忘れて来やしないこと何度もある。来れば半分はダジャレ(ベンデルという下剤の名前はどうか?など)や自分の家庭(不和)の話(爆)。あの先生はいったい何を言っているのか分からない・・・というのが生徒側の感想だったわけです。

でも、まぁ当時も、人としては非常に面白い人だな~と思ってはおりましたが。実験しないのにいつも白衣を着ているし、変なおっちゃんだって思ってました。

問題の答えに「幸せのため」と書くのはやめてください


きわめつけは、テスト中に突然大事な話があるといって教室に入ってきて、大真面目に「N番の問題の答えは、『幸せのため』というのはなしにしてください」と言いにきたことです。これにはみんな大爆笑ですよ~。テスト中に大爆笑したのって、あとにも先にもこの時だけです(笑)。ちなみに、雪国の道路脇に塩袋を置くのはなぜかという浸透圧に関する問題だったんですけどね。たしかに、幸せのためだよねぇ。先生自身も「けっして間違いではありませんが、『幸せのため』と書くのはやめてください」と言っておりました。

あ~、今、書いていて、ひょっとしたらめっちゃ面白い授業だったのか?と錯覚してしまいそうです。しかし、先生のお名前はすっかり忘れてしまいました。

こんな先生、います?



コメント

LiLAっくま さんのコメント…
面白い先生じゃないですか.そうやって興味を惹かせておいて,
ダークサイドへ引き込む手法,定番ですから.

マイナスイオンは,普通はアニオンって呼びますが,
アニソンと間違えやすいので使わないのでしょう,きっと.
Sanae さんの投稿…
★LiLAっくまさん、こんにちは。
書いてて、私も面白い先生だったのかもと思いました(爆)。
ダークサイドって何ですか?!

なるほど、日本らしい特殊事情で
マイナスイオンと呼ぶようになったんですね!(<間違い)

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