買った本、借りた本


先日の土曜日の面接授業の帰りに、地元にある有隣堂に寄りました。2階がビジネス書や専門書のコーナーになっています。「ないものはない」というような超大型書店もじっくり見る時間があれば面白いのですが、バスの待ち時間などに手堅く欲しいものが見つかるぞというような、ほどよい規模と品ぞろえの書店は重宝します。入店して20分くらいでパパッと欲しいものが見つかると嬉しい。



今回は、最初にブルーバックスのフェアをやっていたコーナーを見て2冊選び、そのあと「一応、見るだけ」のつもりで数学書の棚をのぞくと… なんと!ルイス・キャロルのユークリッド本の翻訳があるではありませんか~!これは買わねばと、前に立って本を読んでいる人の横から「失礼します」と手を伸ばし、平積みから1冊抜き取ってそそくさとレジへ。2冊だけ買うつもりが、3冊になってしまいました。

キャロルのユークリッド本は数学書には違いないけど、キャロルに関する注がたんまり入っててそれもすごく面白いです。ルイス・キャロルが好きだというと「不思議の国のアリス」ファンだと勘違いされやすいのですけども、私はもちろんアリスシリーズも好きですが、「ルイス・キャロルという人そのもの」が大好きなのです。直線のところですでに right right line とか出てきてます(笑)。他にもキャロルが原文ではどういう語で表現しているのかが、けっこうな頻度で注に登場してきて面白いです。

『曲線の秘密』は目次をざっと見ただけでも、数学体験館で説明していただいたサイクロイドとホイヘンスについてが載っていたり、太陽系の話題ではプトレマイオス、コペルニクス、ティコ・ブラーエ、ケプラーと、ただいま放送大学で履修中の『自然科学はじめの一歩』に出てくる名前がぞろり、だったりと個人的にタイムリーな雰囲気。それで面白そうかな~と思いました。

そして、『集合とはなにか』は、同じく『自然科学はじめの一歩』の数学の章の取り扱い範囲が集合なので、読んでみようかな~と。だって、教科書の例文って放送太郎と放送花子で、読んでいてちと飽きる。違う例のものも読みたいな~と(笑)。


お次はこちら。日曜日に市立図書館から借りた本2冊です。公民館に取り寄せておいて、借りに行きました。

『漱石が見た物理学』は、漱石の生きたのと同時代の物理学史的なエッセイです。漱石の生きた時代って、物理の世界もにぎやかだったようです。だから漱石も大いに刺激をうけたもののよう。作品にも表れているらしく、それを軸に、漱石の話よりもむしろ、物理学史の分量が多そうな雰囲気です。漱石とキュリー夫人は同じ年生まれで、『吾輩は猫である』と『特殊相対性理論』は同じ年の発表なのだそうです。and so on. (後日追記:7月6日読了。めちゃくちゃ面白かったです!)

最後の『水晶宮物語』はジョセフ・パクストンのクリスタル・パレスのお話し。世界最初の万博のメイン会場についてのものです。パクストンは、同じくただいま履修中の『ヨーロッパの歴史II 植物からみたヨーロッパの歴史』に取り上げられている19世紀の庭師です。貴族の庭に作った温室のアイデアがそのまま、ロンドン万博のメイン会場のアイデアにつながったのだとか。

というわけで、とりあえず同時に全部を少しずつ読み始めたのですけれど、そのうち淘汰(?)されて読む順番が決まってくるのですよね。ま、図書館のから読みたいとは思っていますけど。返さなきゃならないですから。

とここまで書いて、雷がゴロゴロ~!

マズイ!夕立だ!!ダーッと二階へ駆けあがり、洗濯物をしまって雨戸を閉めてセーフ~

いよいよ本格的な夏が来ました。



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