予習というのかな

佐藤文隆・著『宇宙論への招待-プリンキピアとビッグバン-』

秋からの履修科目を考えているときに、担当の先生方のプロフィールを拝見することがあります。そういうのを見ているときに、所属学会名などを眺めていて、そうした学会のHPなどものぞいてみたり。

先日もそのようにしてふら~っと日本物理学会のHP(http://www.jps.or.jp/)を拝見いたしました。すると、一般向けのレクチャーに関するページを発見。どれどれと思いそのページまでのぞいてみますと、この夏のセミナーのお知らせがあり、テーマは『対称性とその破れ』とあります。日程は8月の後半。

対称性っていろんなところで聞くな~と思ってさらにプログラムを見てみますと、なんと、その講演者の中に、7月末に試験を受けた科目(『自然科学はじめの一歩』)で ”化学” を担当されていた先生のお名前を発見しました。びっくり。広島大学の井上克也先生です。

放送大学の場合、自分の学校の先生のライブの講義を受けるチャンスもなかなかありませんが、客員教授として教科を受け持った先生はなおさらです。これはめったにないチャンスかも?と思い、先着200名とのことでしたがまだ間に合えば…と、申込んでみました。そうしましたら、ですね。受付番号199ですって!ギリギリセーフ!よかった~♪

そして個人的にもっとたまげたことには、申込をしたその日に、試験前に読んでいた本の続きを読もうと栞のはさんであるページを開きましたら、そのページになんと『対称性とその破れ』と書いてあるではありませんか。ものすごくびっくりしましたよ。冗談かと思いました(笑)。それが本日の写真1枚目の、佐藤文隆さんの『宇宙論への招待』という本です。

驚きはまだまだ続くのですが…。


左:小林富雄・著『超対称性理論とは何か-宇宙をつかさどる究極の対称性-』
右:南部陽一郎・著『クオーク 第2版-素粒子物理はどこまで進んできたか』

それから同じ日の午後に、「そういえば、夏休み期間は放送大学の特別講義の放送があるんだよな~。何があるのかな~」と、学生用ページにログインして、資料室のインターネット配信欄から、ラジオ科目の特別講義のところをのぞいてみました。アイロンがけしながら聞こうと思って。するとそこにも、『物理学における対称性とその破れ』というタイトルの講義があるではないですか(驚)。

というわけで、それを視聴しましたよ。予習のつもりで。(実際のラジオでは8月7日に放送したようです。)

物理教科の先生お二人、米谷先生と岸根先生が担当なさっていて、ゲストに2008年のノーベル賞を受賞した小林誠先生を迎え、対称性とその破れについてお話していただく…という内容でした。要所要所で、小林先生のお話しに出てくるものについて、米谷先生が放送大学で学ぶとしたらどの科目に該当するか…を解説してくださったり、岸根先生がご自身の研究テーマについてお話しなさったりと、とても面白かったです。

特別講義が面白かったので、セミナーまでにもう少し予習をしておこうと思いまして、学習センターに行った帰り、バス待ちの時間を利用していつもの地元の有隣堂さんへ行き、本を2冊買ってきました。小林誠先生と同年にノーベル賞を受賞した南部陽一郎さんの本『クォーク 第2版』と、一番最近に出たらしい関連本として、小林富雄さんの本『超対称性理論とは何か』を。ただいまこれらを読んでおります。すごく面白いです!(毎度のことながら、分からないなりに…という理解のレベルで。)

それから、フレンケル博士の白熱教室にも対称性って出てきていたな~と思い出し、その本(『数学の大統一に挑む』)も引っ張り出してきてもう一度見てみましたよ。ドキュメンタリー的に書かれた本なので、知りたい概念だけを取り出して読むというのには向かないな~とは思いましたけど、やっぱり関係ありそうでした。こちらは数学のお話がメインなのですけれども。

それはそうと、フレンケル博士の本をもう一度パラパラとやっていましたら、去年は「(・・?」って思ってたことが、今年読むと少しは「なるほど~」と思えるように変わっているという発見も、自分としては少し嬉しい出来事だったりして。何年か後に再び読んだら、また違った理解になっているかもと楽しみになりました。

あと、対称性についてというわけではありませんが、広島大Web公開授業というサイト(http://hice.els.hiroshima-u.ac.jp/)で、井上先生の講義映像も拝見しました。スレーターの規則というのの計算をやっておりました。こういう公開の講義映像も面白いですね。

というわけで、セミナーという名の海でおぼれないように、せめて浮き輪に空気だけでも入れておこう、ってな心境です。久しく旅行もしておりませんが、実際は今までとは全然違う世界へ、どんどん旅をしていているような気分を味わっていたりして。



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