リチャード違い:シェイクスピア

間違って別の翻訳本を買ってしまいました

単位認定試験は終わったのですが、終わった日に学校の図書館から次に履修したい科目の教科書を借りてきたので、さっそくフライング的に始めております。放送授業の録画もしておいたので、おとといはアイロンがけをしながら Walking with Writers をコールリッジの回からポターまで、三回分見ました。



写教(←教科書の写本のごときノートづくりのこと・笑)ももちろん進めております。それでもって筆読ですよ、筆読。

さて、Walking with Writers の第1章のテーマはシェイクスピア。そして私にとっての、この教科での不安材料はなんといっても、題材がほとんど読んだことのない英文学や詩だということです。キャロルとポターしか読んだことない(笑)。

放送授業を見ている分には面白いのだけど、教科書を見るとさすがに詩の形式などが書かれていたりして、そこをしっかりやらないとチンプンカンプンになるかも…と。それで、翻訳されたものもこの機会に手に入りそうなものは読んでみようと、さっそくシェイクスピアの文庫本を古本で探してきて買ったのです。

が、しか~し!

シェイクスピア劇を1回も見たことのない私でも、『リチャード三世』って名前は聞いたことがあったのですよ。それで、シェイクスピアのリチャードといえばこれだろうと思ったのですが、よくよく見たら教科書に取り上げられていたのはリチャード二世!なによ~、二世って人名事典にも出てないじゃな~い。

訳はテキトーな直訳デス

ハイ、注文し直しました。まだ届いていませんが。間違い購入で返品も考えたのですが、どうせならこれも読んでみようと、そのまま三世も手元に置いておくことにします。

どうもおかしいと思ったのですよ。たしかノートに二世って書いたよな?って。見直したらその通りでございました。一瞬、自分が書き間違えたのかと思って、三世って書きおなしちゃって、それで教科書を見たらやっぱり二世。ん?誤植?んなわけない!「二世」もあるのかいな?と検索してみたら、もちろんちゃんとありました(笑)。

ややこしや~

しかも家系図みたら、二世と三世ってバラ戦争でいうところの敵方の家同士!…って、べつにリチャードってファミリーネームじゃないから、同じ家でなくても当たり前なのでした。ハハハ。

ところで、シェイクスピアといえば、何年か前に見たNHKのBS世界のドキュメンタリー『シェイクスピアの正体』が面白かったのですよねぇ。ようは別人説。あれ、もう一度見たいな~。再放送しないかな。


先ほども書きましたけど、詩の形式なんてものは日本のものでもまるで知らない世界です。知っているのは短歌が五七五七七とか、俳句が五七五で季語がいるとかそんなものくらい。英詩などいままで読んだこともないのです。

それが、この日はIambic Pentameter(アイアンビック・ペンタメター) などというののお勉強をしました。ま、教科書の中の説明文を半分だけ訳して読んだってだけですけども。Iambicって文字を見た時にまっさきに思い浮かんだのは、以前住んでいた家の近くにあったハンバーグ屋さんです(笑)。ランビックって名前だったんです。大文字のI(アイ)と、小文字のl(エル)って似てますよね?で、Penta-って5とか5番目って意味らしいのですけど、やはり思い出すのはペンタックス(笑)!

本当は何の話なのかといいますと、韻律、リズムのことでございます。そのほか recite (リサイト)って言葉も出てきて、暗唱とか朗読って意味だそうなんですけど、リサイタルの語源ってこれなのか~と初めて気がつきました。

日ごろの興味とちょっぴり違ったところをのぞいてみると、とってもお勉強になるものですね。楽しいです。


《追記》

その晩さっそく読み始めましたよ、『リチャード三世』。めっちゃ面白いです!間違えて買ったのに(笑)。『ロミオとジュリエット』の時もシェイクスピアってこんなに面白いんだ?って驚いたのだけど、『リチャード三世』でも同じことを思ってしまいました。難しそうなイメージを勝手に持っちゃってるから手を出してなかったんだけど、シェイクスピアって面白いのかも。これなら買い間違いも、たまにはいいもんだ(笑)。(8月4日朝・記*本文は予約投稿で前日に書いている)

《追記の追記》

8月4日『リチャード三世』読了。面白かったのであっという間に読み終えてしまいました。訳者あとがき、解説、注釈(史実と照らしてある)、ファミリーツリーなども充実の内容で楽しめました。だけど、文字で読んでいると終わりがいかにも早い展開で、ややあっけないようにも感じてしまいましたが。読み終わっちゃうのがもったいないと思うくらい、よかったです。(8月4日夜・記)

《追記の追記の追記》

そういえば、第2幕・第4場の最初の大司教のセリフに、2011年に訪れたStony Stratfordが登場して驚きました。古い町だとは知っていたけど、シェイクスピア作品に地名が出てくるとは!(訪問記はこちら→ https://dolcevita-sana.blogspot.jp/2011/06/stony-stratford.html)訪問記にリンクしてある、町の歴史を綴ったサイトをもう一度確認してみましたら、しっかりとバラ戦争に関する記述がありましたよ~。リチャード三世(当時はグロスター公)の名も。なるほど、シェイクスピア劇って、イギリス版「大河ドラマ」なんだな。人物像には異論があるらしいけど。もっと読んでみたくなりました。(8月5日記)



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