面接授業受講記 (5):『光で探るミクロの世界』安池智一先生


12月17日(土)と18日(日)の2日間は、神奈川学習センターでの面接授業を受けてきました。1枚目の写真は2階のロビーにあるストーブです。ここで朝コーヒーを飲んだり、お昼にお弁当を食べたり。

角煮と煮たまごは土曜日に
もーりーさんが作っておいてくれました!

2日目のお昼休みには、初めて談話室にも行ってみました。すると…10月の文京での英語の面接授業でご一緒だった方にお会いしました♪



今回は安池智一先生の物理化学の授業でした。放送授業『分子分光学』の導入とのことで、光の科学史から始まって、量子力学、簡易分光器の製作と実験…といった感じの内容です。

授業の始めには「数式の解説は省きません」とのアナウンスも。

個人的には、自分にはまだまだチンプンカンプンなのは承知の上でしたし、放送授業の『分子分光学』で数式をダダ~っと解説していく安池先生のお姿を拝見しておりましたので、ある意味それをライブで見られる♪というワクワク感が(^O^)。

テストのない授業ならではの呑気なワクワク感ですが(笑)。


それからもうひとつのお楽しみはやっぱりこれです。簡易分光器製作。

同じものを4月の濱田先生の面接授業(@多摩)で見ていたので、それを自分で作るというのが楽しみでした。(4月の受講記はこちら → https://dolcevita-sana.blogspot.jp/2016/04/blog-post_18.html


作っていて気づいたことには、これはピンホールカメラの暗箱作りに似ております。出来るだけ余分な光が入らないように作るというのなんてまさに同じ。光を受ける部分としてカッターでスリットを入れるのですが、それが細いほど分解能が良いとのことで、0.5㎜にカットするようにとの指示がありました。


「工作の得意な方はきれいに作りたいとか言って時々のりしろを内側に入れちゃうんですけど、この場合は出来上がりのキレイさよりも光の入らなさを優先して、のりしろは外側から被せて貼ってください」とのこと。その方が光が入りにくいのだそうな。なるほど、そうですよね。隙間を覆う形になりますもんね。

そして、こちらの写真の四角い窓には回折格子を貼りつけます。(回折格子とはなんじゃいな?という方はwiki をチェック → https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9E%E6%8A%98%E6%A0%BC%E5%AD%90 )


じゃ~ん!

スリットを光源に向けて、回折格子側からのぞいてみると、このような虹が見られます!左側は分光器の壁に写っているもの。スリットが左端に入れてあり、右側に向かってメモリを入れてあるので、実際に観測として見るのは右側の虹です。

ちなみにこれは、月曜日の朝に家で撮った写真です♪ 回折格子側にスマートフォンのカメラレンズを当てて、カーテン越しの朝日を撮りました。

授業では白熱灯や蛍光灯、LEDの光を見ました。それぞれ色の濃さや線の出方が違って面白かったです。


こちらは調光窓を開けて撮った写真です。

ちょっと見えにくいかもですが、スリットの右側に目盛りがついているのです。その目盛りを読み、スリットから何センチ範囲の光が見えるか?というのをやりました。読んだ目盛りの値を換算式に当てはめると、波長がでるという仕組みです。


簡易分光器を使った実験の他にも、いろいろな実験を見せていただきました。こちらは箔検電器の実験を見た時のノートのメモです。

箔検電器の実験は今学期履修している『初歩からの物理('16)』の放送授業でも米谷先生がやっているのですが、それと同じものを目の前で見ることができて良かったです。

同じと言っても実験の目的はちょっと違っていて、『初歩からの物理』では電気がプラス・マイナスを持っているという性質を確認するためのデモンストレーションでしたが、安池先生の実験は紫外線を当てると電子が飛び出すという「光電効果」のデモンストレーションでした。


また、ピアノ線を使った定在波に関する実験も見せてくださいました。

こちらも前学期に履修した『自然科学はじめの一歩』や、前述した『~物理』の放送授業で同じ内容の実験映像を見たことがあったのですが、目の前で振動を変えながら節の数の変化を見ることが出来たのが大変おもしろかったです。

ところで、物理の教科書だと同じものが「定常波」と呼ばれていたのですが、今回の化学の授業だと「定在波」という呼び方になっているのも面白いなと思いました。

今回のノートは2日間で47ページでした。分かんなくってもとにかく書く!というのが今のところの自分流です。あとで振り返ってみた時、いつか「ここってこういうことを言っていたのだな」と少しでも分かるようになったら嬉しいです。

他にも植物の色の話、地球温暖化の話、宇宙の話などもあり、とっても楽しい面接授業でした。

安池先生、ありがとうございましたo(^o^)o



コメント

Coro さんのコメント…
すごくきれいですね。
でも授業は難しそう!
2日間お疲れさまでした。
Sanae さんの投稿…
★Coroさん、こんばんは。
コメントをありがとうございます。
分光器で見える虹、とてもきれいでしたよ~。
安池先生の担当している講義は、濱田先生曰わく「一番華麗かつ難しい部分」とのことです(^o^)
先生ご本人も、「数式は雰囲気を味わえば良い」とおっしゃったので、職人芸を見るような感じで楽しめました♪

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