世界は本音を求めてる(子宮委員長はるちゃん)


昨夜は夜中まで起きていて、アメリカのトランプ大統領の就任演説をもーりーさんと一緒に聞いてから眠りました。(んで、彼はまだ寝てますが。)

後からならなんとでも言えはするのだけれども、ブレグジットもトランプ大統領も、個人的には別に驚きの結果でもなかったです。支持するとかしないとかじゃなく。感情を考えたら、あぁやっぱりそうくるよね、と。ま、「感情を考えたら」って部分で、理性的決断ではないってことで、「愚かな」と形容されることも多いのでしょうけれども。そして、物事がこの先どう展開するのかは、「注視」するってことが必要なんだろうとは思いますけども。

(でも、それは何を選んだ場合でも同じだけどね。)

で、政治の話なんかは本来このノー天気ブログの出る幕じゃないから単なるマクラなんですが、ま、そーゆー欧米の庶民の選択を見ましても、人々は「本音」を求めているのだなぁと思うのです。

日本の女の子たちも、しかり。な、様子。


年末年始に下着の話題を書いたあたりで、あれこれ調べておりましたところ、「おまた温活」なる面白い言葉とともに、「子宮委員長はるちゃん」てな女の子のを知りました。さらには子宮系女子なんちゅう言葉もあるらしいと知り、人気大爆発なんだそうな。何冊か本も出しています。

と、ここまで書いてちょっと事前のご注意を。さて、この先をお読みになる時は、ぜひ「理性的」でいてください。そしてぜひその「理性」でもって、善悪感情はひとまず脇に置いてくださいね。ニュートラルな状態で、「へぇ、こういう女の子たちが今いるんだ~」と読んでもらえばありがたいです。先の英米の話同様、支持するしないの話ではありません。(ま、私個人はかなりおもしろいと思ったので取り上げるのですが。)

と、念押ししておかないと、本当にぶっ飛んじゃう人いると困るからね~(笑)。

さてと。えーとですね、子宮委員長はるちゃんはですね、元風俗嬢のお嬢さんなんです。それでね、まぁ言うなれば、その道のプロの体験談なども通してですね、女の子たちにいろいろな面で(食欲も性欲も怒りも愛されたい欲などもひっくるめて)、抑圧から自分を解放しようと呼びかけている人なのですね。赤裸々に。で、その隠し立てのないところが、世の女性達から熱く支持されているようなのです。

んで、その主張の中心に女性ならではの器官である「子宮」を据えていて、前出の「おまた温活」やらマスターベーションやらも含めた「子宮ケア」をおすすめしているから、The子宮系!ってな具合で呼ばれているわけです。子宮ケアには布ナプキンも入っています。

旧ブログからのおつきあいの方々はご承知かと思いますけども、ワタクシ2006年からの布ナプキン愛用者です。これはアメリカに行く前に当時妊娠中だった友人から教えてもらって、アメリカ滞在中は自由にひとりで買い物には行かれない環境で暮らすから~というのもあり、取り入れたわけです。

その前に布ナプキンの本は読んで知ってました。今じゃとんと話題にもならなくなりましたけど、ダイオキシン華やかなりしころに書かれた環境系・健康系主張の本でした。んで、当時は「あら、こんな身近に使っている人がいるのね~」という感じで、お試し的なつもりで使ってみたのですが、その後ずっと愛用者です。毎回ナプキンを「買わなくていい」というのが気に入ってます。でも、ま、外出の必要がある日はタンポンも併用してますが。

それでですね。はるちゃんの本を読んだ時にまず思い浮かんだのは、何年か前に読んだ『オニババ化する女たち』という本です。この本にも女性の生理についての記述がけっこうあって、それがまたけっこうな面白さなのです。明治生まれの女性を探し出して、昔の日本の女性達がどうやってその時期をやり過ごしていたのかを取材して回っている本です。著者は女性で、三砂ちづるさんという人。(忘れてたのを検索して思い出しました。この本は図書館で借りて読みました。2009年くらいだったかな、たしか。)

しかし、この『オニババ~』の本は、同性からものすごく叩かれました。私は当時ブクログをやってましてね、この本を面白い本だと思ったのですけど、レビューを書くのはちょっと勇気がいりましたね。たしか、ブログの記事にはしませんでした。今、これを書いてても似た気持ち(勇気がいる)ですけど、たぶん『オニババ~』の時の方が世間の風あたりは強かったのではないでしょうか。あるいは、今もそうかも?

『オニババ~』は過激というか、ハデな主張は一見まったくしていないんです。むしろ保守的で、女性という“生物としての” 種の特徴を考えれば、女性は家庭に入った方が良いのではないか?ってな主張をしています。つまり、子供を産むというのが種としての本当の「仕事」であって、男と同じステージで働くことは本来の身体機能を損ねる、ってな感じだったかな、たしか。

アハハ~。こうして書いていると、ある意味やっぱりこっちの方が過激かもしれませんね。こりゃ、もし正論だとしても叩かれるわ。だって、心情的に傷つく人がいるはずだもの。それに時代錯誤だって思われる事でしょう。

でもねぇ、自分自身子供いなくて「すでに機能失っているし~」って言ってもおかしくないような私のような人間から言わしてもらうと、本当、そうかもね?って思いますよね。ちなみに野口晴哉の『女である時期』という本も、近いテーマでなかなか面白いです。

さてさて。

はるちゃんの本の話に戻りまして、と。はるちゃんはママでもあります。そして、子供を産むことや子育て、そして夫婦としてのパートナーシップについても、いわゆる「常識」から見たら「個性的」な考えとライフスタイルをしています。

先ほども書きましたように、私は子育てについては門外漢なので、とくに自分の意見はありません。というか、書けませんが本当かな?こればかりは体験せずに意見はできないと思っていますから。で、この部分に関する彼女のスタイルがどんなものなのか知りたい方は、直接ブログなり本なりを読んでみてくださいね。

さて、長くなってきましたし、散漫になってきたのでこの辺でそろそろ終わりにしたいと思いますが、結局なにが言いたかったのかと申しますと、世間はなんだか「本音」を求めているのかなぁと。

抑圧された存在の代弁者としての、誰か、ですよね。「あ~!言いたかったことを言ってくれて清々しい!」っていう。それはね、立場や主張は、たぶんどんなものでも良いのだと思います。当てはまる人、待っていた人、は必ずいて、支持し、救われた気持ちになる。歯に衣を着せぬ「おねぇキャラ」や「毒舌キャラ」が好まれるっていうのもあるから、「本音」を求めているっていうのも、実際は今に始まったことじゃないのかも知れませんけど。

ところで、表紙にもあるけど「引き寄せ」なんちゅう言葉も、もはや一般的になっちゃてすごい。私自身も「引き寄せる」ってのは良くも悪くもあるね~とは思っていますけど。ここまで浸透するとは思わなんだ。

それにしても、この手の本が必ず引き寄せやらお金やらと続くのは、出版社さんのプロデュースの傾向なのでしょうかね~?それもまた面白いものだなと思います。

以上、新春の読書感想文でした(笑)。


《後日追記》

彼女のブログも面白いです。とくに、トークショーなどでのはるちゃんの和服七変化はとっても素敵。あと、関わった方が次々登場するのも見ていて楽しいです。

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