ケニー・ドーハムの『Una Mas』(ブルーノートジャズ)


昨日取り上げた本について離乳食的だなんて書いたけれど、それさえも読み進むのは簡単ではなく、疲れてくると音楽が聞きたくなります。

ケニー・ドーハムの『ウナ・マス』は、レコード屋で働いていた当時から好きな一枚です。当時はレコードで持っていましたが、今は手元に一枚もアナログ盤はありません。このCDも昨年ふらりと入ったお店で投げ売りになっていたのをみつけて買いました。

当時はラテンジャズという言葉は知っていてもスペイン語を知らなかったから、「変なタイトルだな~」くらいにしか思っていなかったというのが、意味の分かった今にしてみると可笑しくなります。

ウナは「1つ」の意味(女性形)で、マスは「モア」なので、英語で言えば「ワン・モア」とかですかね。日本語なら「もういっちょ!」ってな感じでしょうか。

マスと言えば、バルセロナのゴシック街の広場での、大道芸人(ジャグリングだったか?)のかけ声を思い出します。マス・アルト!『もっと高く!」


さて、本日のエントリーもウナ・マスなのでありました。

週末にもう一冊、去年から読みたいと思っていた本を有隣堂さんで購入しました。岩波現代文庫の『だれが原子をみたか』。ブラウン運動のことを調べていて知った本で、70年代に書かれたものの2012年の再版です。

こちらは数式はほとんど出てきませんが、代わりに(?)再現実験の写真などがあって面白いです。

ブラウン運動は物理の教科書に出てくるのですが、名前の元となった人はイギリスの植物学者だそうです。花粉の中の微粒子を観察をしたのがきっかけだったのに、それでやめずに生物以外のものにも対象を広げて実験と観察を繰り返した様子が冒頭には書かれています。

この本のやり方に従えば、花粉の微粒子を見る観察は家でもできそう。

そういえば、わが家には私が物心ついた時にはもう顕微鏡がありました。七歳年上の兄のものだと思うのですが、あんなものまで買ってもらえていたのかと、今振り返ると不思議。まだ実家にあるんでしょうか。



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