あつぎ寄席: 林家木久扇・瀧川鯉昇二人会


2月12日(日)は、もーりーさんと二人で、一年ぶりの『あつぎ寄席』に行ってきました。場所は厚木市文化会館小ホールです。

13時半からの開場でしたので、早めに行って、近くでお昼ごはんを食べてから落語を楽しみました。お昼にお邪魔したのは回転寿司の「くら寿司」さん。ちょうど30分程度でササッと食べられて良かったです。

長くなりますので、感想文はたたんでおきます。



あつぎ寄席は2月と3月に二回ありますが、私達は林家木久扇さんと瀧川鯉昇さんの二人会のチケットを取りました。(3月の分はすでに完売。)二人会といっても、紙切りの林家正楽さんもご一緒という豪華版。

まずは、木久扇さんのお弟子さんで二ッ目さんの、林家けい木さんが「薬缶(やかん)」をやりました。学校寄席でのお話などもとても面白かったです。子供の反応は奇想天外(笑)。この日もけっこう子供さんの姿を見かけましたよ(^^)

なんだ「時そば」か…とは言わせませんッ!


お次は、私達のお目当ての瀧川鯉昇さん。落語って、毎度ホントに不思議に思うのですけど、一度聞いてる枕や演目でも、どういうわけか、また聞くと同じように笑ってしまうんですよねぇ。本当に不思議。噺家さんが違えばもちろんですし、同じ噺家さんでもテレビと寄席では違うとかも当然あるし。

実は、少し前に鯉昇さんが笑点特大号に出た時の録画を見たばかりだったのですけど、その時と同じ枕だって分かってても、もーりーさんも私も大爆笑。

さらには「時そば」をおかけになったので、それも見たばかりだったから内心「アラ~、時そばかぁ」などと思ったのですけど、まぁ、「時そば」ってそんなにアレンジ効くんですか?!というまさかの展開で、これまた涙を流さんばかりの大爆笑。

本当に、恐れ入りましたm(_ _)m 落語のすごさを堪能した一席でした。どんなアレンジだったかはひ・み・つ(笑)。英語やクラシックまで飛び出した!とだけ申しておきましょう(笑)。

とぼけた動きで繰り出すアート:紙切り


仲入り後は、紙切りの正楽さんのご登場です。息子さんの二楽さんの紙切りは一度、「謝楽祭」で拝見しているのですが、お父さまの正楽さんの紙切りはまだテレビでしか見たことがありませんでしたので楽しみにしていました。

また、正楽さんは噺家の桂小南治さんのお父さまでもあるのですが、やっぱり親子ってそっくりですね~。紙切りをやってる時の姿は同じ紙切りの二楽さんと当然似ているのですけれども、声や話し方は小南治さんにもソックリ!

さらに、以前テレビで小南治さんが舟をこぐ仕草をする演目を見たことがあるのですが、あの時の身体を前後にゆする動きを思い出し、「あれって正楽さんの紙切りの動きにソックリ!」などと、そんなことを思いながら拝見しておりました(笑)。

さて、その紙切りですが、これがまた本当に素晴らしい!の一言。見ると必ず感動しますよ~(*^^*) 芸術作品ですよね、あれは!

はじめに二枚「子供を背中に乗せた馬」と「相合い傘の男女」を切りましてから、その後は客席からリクエストを募り、その場で出たお題を次々に切っていきます。「節分」、「稀勢の里」、「戦艦ヤマト」、「花魁」、「桃太郎」と五枚も!「戦艦ヤマト」と「桃太郎」は小学生の男の子からのリクエストで、二人とも貰ってとても嬉しそうでした。懐かしのOHPの機材が高座に据えられていて、出来上がった作品はスクリーンに映し出されたので、後ろの方の席からも楽しめました。

チャーミングな“スーパースター”


最後、トリは林家木久扇さん。笑点のオープニングテーマでご登場。黄色い着物ではありませんでしたが、舞台の端から端まで手を振ったりお辞儀をしたりしながら歩き回る姿に会場は大盛り上がりで、いざ高座へ…と思いきやそのままソデに引っ込んでしまうという「お約束」的なボケも(笑)。

「スーパースターの木久扇です!」から始まり、枕ではご自身の二度の病歴を笑いのネタにして、かかった演目はやっぱりもちろん「彦六伝」。一度これも生でお聞きしたいと思っていました。(ご自身のお師匠さんのことをネタにした新作落語。)

「彦六伝」の中では田中角栄さんや大平首相など、ベテランらしさ溢れる人選の物真似も飛び出しました。(私達、まだギリギリ分かる世代・笑)なかなか真に迫る物真似でしたよ~。

そうかと思うと、客席の反応を見ながら進めておられる姿はさすがの一言で、最後は子ども達の甲高い笑い声をバッチリとらえて、「子供さんが喜んでいる~。うぅぅぅうぇ~!」とか、何度も追い討ちをかけていて、大人からはたくさんの拍手を引き出していました(笑)。観客を楽しませようというサービス精神はものすごいです。

幕引きに高座から深々とお辞儀をする姿をみんなで見ていると、最後の最後にポイ~っとお尻の下の座布団を舞台に放り投げたりして、とってもチャーミングな木久扇師匠でした(≧▽≦)

と、このような具合で、今年もいっぱい笑った『あつぎ寄席』でした!最高!


《オマケ》
2016年3月の『あつぎ寄席』は東西対決、桂米團治・春風亭昇太二人会でした 。感想文はこちら→ https://dolcevita-sana.blogspot.jp/2016/03/blog-post_20.html?m=1

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