あつぎ寄席:特選よったり落語会(2018.3.25)一之輔・菊之丞・貞橘・文蔵@厚木市文化会館


昨日(3/25・日)の午後は、厚木文化会館の小ホールへ、もーりーさんと二人で落語と講談を聞きに出かけてきました。毎年この時期に行われる「あつぎ寄席」です。

あつぎ寄席は二月と三月に一回ずつ行われまして、そのうちの一回が「二人会」、もう一つが「特選よったり落語会」となっています。

チケットは昨年の秋に取りました。

(以下、毎度のことながらダラダラと長~く勝手なことを書いているので、ご興味ある方だけどうぞー。)


13:30の開場です。小ホールのロビーには、この日の順番が貼られておりました。

開口一番というのは前座さんです。誰のお弟子さんが出るのかな~というのもちょっと楽しみ。

とくに今回は文蔵師匠がトリでしたので、「文蔵師匠のお弟子さんが出るのかな?」と、もーりーさんと話しておりました。昨年の夏にお邪魔した江ノ島落語会で、文蔵師匠のお弟子さんの、破壊力ある一席を聞いたものですから(笑)。

★夏の江ノ島落語会・三K辰文舎を見に行った日のお話はこちら→https://dolcevita-sana.blogspot.jp/2017/08/k.html

で、前座さんは本当に、文蔵師匠のお弟子さんが出でまいりましたが、江ノ島落語会の時の方とは別の方で、橘家かな文さんでした。

文蔵師匠のお弟子さん達はお上手!聞きやすいし、堂々としてる(笑)。


さて、席についてプログラムを広げると、もーりーさんがボソッと一言。

「あれ?今日、一之輔さんって講談やるの?」

え?

「そんなことあんの???」と私。プログラムをのぞき込むと、お名前の上に講談と書いてあります(驚)。で、一龍斎貞橘さんのお名前の上には落語とある!ははぁ、こりゃ、刷り間違えたんだ(^_^;)

さすがに一之輔師匠も出てきたとたんにボソボソっと「あたくし今日は講釈をやることになっておりますが…」とかなんとか早口でおっしゃってました(笑)。


こちら、おしまいにロビーに貼られていた「お詫びと訂正」です。


二月にお邪魔した二人会のプログラムには噺の種類が書かれていましたが、今回のには落語に出てくる数の言い方が書かれていました。

ただでさえお金の単位も長さ・重さのはかり方も言い方も現代とは違うのに、その上さらに、落語の数字の隠語なんてものまであるときた日にゃ、覚えるのは大変そうですね~(・_・;)

でも、これらの感覚がリアルにイメージできるようになってたら、どんな噺もさらに面白く感じることでしょうね。ちなみに、わが家の本棚には『時そばの客は理系だった』ちゅうタイトルの本があります(笑)。私ゃ読んどりませんが…。(もーりーさんが買ってきた。)

そして、寄席文字で書かれたカラフルなものは菊之丞師匠からのご案内で、次の末廣亭の四月上席・夜の部主任(トリ)をつとめますよ~というものでした。


さて、今回の演目はご覧の通り。

一之輔師匠の「長家の花見」は桜の開花にぴったりの滑稽噺で、ぶっきらぼうな噺っぷりが店子達のヤケクソ感にもピッタリで、余計に面白いのでありました(笑)。だら~んとしているように見えるのに(失礼!m(_ _)m)、スピード感のある噺っぷりというミスマッチさが不思議な師匠ですよね~。

お次に登場したのは、古今亭菊之丞師匠です。今回のわたくしの一番のお目当てはこの師匠❤

菊之丞師匠もテレビのいろんな演芸番組で何度も高座を拝見しておりましたし、謝楽祭でもお姿を拝見してはおりましたから、きゃ~✨あつぎ寄席に来るの~?!✨と、とーっても楽しみにしておりました🎵生で高座を拝見するのは初めてです。

菊之丞師匠は華がある噺家さんで、歌舞伎でいうと玉三郎さんみたいな感じと勝手に思っていましたが、まさにそんな感じ(笑)。線が細くて女将さんとかが上手いから、言い方を間違えるとオネェ的にも見えちゃうのですが(スミマセンm(_ _)m)、そのくせ男っぽいのもまた迫力があって、演じ分けの上手い噺家さんです。

演目も、これまた私の大好きな『天狗裁き』がかかったので大満足でした✨

マクラで、女から見る男の寝顔のことに触れた時には、会場の女性達がケラケラケラケラ~と笑いすぎくらいに笑っていたのも面白かったです。ご夫婦で来てる方も多かったので、皆それぞれ、隣の旦那さんの寝顔を思い出したのでしょうかね(笑)?

長家の大家さんが出てくるくだりでは、「つべこべ言ってると花見に連れてくぞ、コノヤロー」と、一之輔師匠のやった噺をクスグリで入れてきたりして、さらに笑わせてくれました。

いや~、前半だけでもかなり豪華✨


仲入りの時には例のごとくロビーに出て、前回のあつぎ寄席の時の、さん喬・円楽師匠方のサインが飾られているのを拝見しました。

これもまた、楽しみのひとつ🎵

先月のあつぎ寄席も面白かったな~。毎月あったらいいのに😊(←欲張り)

★2018年2月のあつぎ寄席、柳家さん喬・三遊亭円楽二人会の時のお話はこちら→https://dolcevita-sana.blogspot.jp/2018/02/blog-post_71.html


仲入りを挟んで後半は、講談からのスタートです。

一龍斎貞橘さんのご登場。落語の世界では男性の噺家さんが圧倒的に多いですが、講談は女性が多いと聞きますよね。テレビの演芸番組で拝見したことがあるのも、私達は女性がほとんどです。そんななか、今回お聞きしたのは男性の講釈師さんです。そして、生で講釈を聞くのも初めてでしたから、どういうものなのかとても楽しみでした。

初めて生で講談を聞いた感想は、落語よりも耳が慣れるまでは少々ついていくのが大変、という感じ。講釈のネタにもなっておりましたが、まず話し方が独特で、ちょっとお経のような雰囲気なのです。ですから、まったく知らない話を素のまま聞き取って楽しむというのは難しい~。

もちろん、理解できるような工夫はしてくれているので、初めてでも初めてなりには楽しめるのですけども。

でも、堪能するには聞く側の成熟というか勉強?も必要な演芸だなと思いました。日本の伝統的な演芸って、どうしてもそういうの多いかもですね。(日本のに限らず、かな?)

とは言うものの、講談の雰囲気は「こういう世界なのだな~」としっかり味わえて、とても面白かったです。落語的なオチのようなものまで途中に挟んであって、「こういうのは他の三名に任せておけばいいんでございますが」とおっしゃっていたのも可笑しかったです。

あと、テレビで聞くような壮大な歴史絵巻の一説…といった真面目なものばかりでなくて、その真面目そうな講釈の中に、ヘンテコリンで下世話な展開が顔を出すこともある、というのも可笑しかったです(笑)。その下世話な部分も綺麗に演じるのが一龍斎の芸です、とかおっしゃって(笑)。

あれ、女性講釈師さん達はどうやってやるのかな?

って、どれよ(笑)。内緒。ぜひご自身で講釈場へお運びください(笑)。

さてさて。トリは橘家文蔵師匠でございました。文蔵師匠の高座を生で拝見するのは私達は二回目です。お姿はテレビや謝楽祭で拝見しつおります。高座を降りた時の姿もバンド(三K辰文舎)にお料理(お上手!)にと、個性的でとっても楽しい師匠ですよね~🎵

2016年の謝楽祭で、文蔵師匠(当時:文左衛門さん)の絶品牛すじシチューを食べたお話はこちら→https://dolcevita-sana.blogspot.jp/2016/09/blog-post_6.html

今回も、マクラからお酒の席での妙チクリンな小咄で爆笑を誘っておりましたし、噺がはじまってからも呑むは食べるはのシーンで、その可笑しさをこれでもかってくらいに爆発させておりました(笑)。

あと、個人的に文蔵師匠の面白さは、強面なのに情けない役を演じる面白さにあると思っておりまして✨

今回の『転宅』も、威勢の良かった泥棒が一転メロメロになってメソメソになるという、まさに文蔵師匠の面白さが堪能できる演目でした。女を演じる時のねっとり感も高めで、そのtoo much感も面白いです(笑)。

湿度のある面白さですね。関西のコッテリとはまた違った、東京のコッテリ。(なんか他の言葉があるかな?)

今年も大大大満足の、あつぎ寄席でした(^o^)

早くも来年が楽しみー🎵✨❤


ここからは、オマケの、自分達の記録です。

前回は文化会館前のサガミさんでお昼を食べたのですが、昨日は混んでいてなかなか食べられなそうだったので、ほかのところへ行きました。

文化会館近くのファミレスは、ジョリーパスタもガストも外まで人が待ってる状態で全滅でしたから、少し離れたデニーズまで246号線沿いを歩きました。

デニーズさんは、喫煙席がなんとか席が空いてました。良かった!

席に着くなりもーりーさんが、ボソッと「デニーズってアメリカでクリスマスに入って以来だね」と言うので笑いました。そ、そうかも(笑)。そうなると10年以上振りだね。

★2006年のクリスマスに、アメリカはジョージア州のデニーズで、「チップは置いたか?」と聞かれた時のお話はこちら→ 
https://tenesseed.exblog.jp/5247837/


デニーズさんに来たおかげで、すっかり忘れていた昔の笑い話も思い出し、なかなか楽しいお昼ごはんとなりました。

日本のデニーズさんは注文も一回で通るし、とっても素早く出てきて、ハンバーグも美味しかったです(^o^)

でも、このハンバーグ、日本のフワフワなハンバーグというより、アメリカのハンバーグみたいな美味しさでした✨お肉の味わいを噛みしめられるタイプ。満足度が高かったです。

ハンバーガーにしても美味しそうな味わいでした。


夜ごはんは、落語会の帰りにスーパーマーケットに買い出しに行ったので、お刺身と天ぷらを買ってきて食べました。天ぷらは、タラノメと姫タケノコです。梅塩がついてました。

レンコンのキンピラだけ自分で作りました。冷蔵庫の中に、スライスして水に晒してあるものがあったので。二日間くらい水に晒してたから、すっかりデンプンが抜けてシャキシャキで美味しいキンピラになりました!


お酒は、もーりーさんが米沢の東光という酒蔵に寄って、買ってきてくれたものを開けましたよ~。原酒。コクがあるのにキレがある、タイプでした(笑)。美味しい✨(ここです→http://www.sake-toko.co.jp/main.php

もーりーさんが「まったりしてるね~」と言うので、私は「でも、呑んだ後に残らず切れがいいみたい」というと、「うん、そう書いてあったよ」ですって。ビックリ(笑)。感じ方って、ちゃんと言葉にできるものなんですね。その通りでした。

メキシコのセルビン焼きの小さなカップを、ぐい呑み代わりにして飲みましたよ~。こういう使い方もなかなかいいですね(^^)

(写真ではまだ空のままですが💦)


〆は和菓子。季節柄、桜餅とうぐいす餅をチョイス❤桜餅は道明寺が好み。そして中は両方ともこしあんで、これまた好みでした。

こちらの和菓子もスーパーマーケットで買ってきたものですが、とっても美味しかったです(^o^)

郊外の住宅地には商店街がないから、和菓子さんとかケーキ屋さんとかお花屋さんとかはないのですよね~。

でもこうして、スーパーマーケットでも季節のものはほとんど手に入るので、それはそれでとてもありがたいです。

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